11月3日。日曜日。曇り。
孫たちの文化祭。
魔女たち
”1日1悪"
魔女たちのモットー。魔女たちのアイデンティテー。
そして
魔女のマジョリン:123歳の小学生
”1日1悪"
悪を働くために、人間の村へでかけます。
マジョリンが、悪を働くための村で、見たのは・・・
村人たちの、助け合いの 『思いやりの心』 でした。
『ありがとう』の言葉の持つ 『ぬくもり』 でした。
”私にも、『ぬくもりの心』 があるだろうか?” 村人に尋ねるマジョリン。
”誰にも、生まれた時から『ぬくもりの心』があるのよ!” マジョリンを励ます村人たち。
君の手と僕の手を固く握ぎり、分け合おう僕たちの心のぬくもりを!”
『悪』よりもステキな想い=勇気。優しさ。友情。助け合い。『ぬくもりの心』=
を知ったマジョリン。
優しさを知ったマジョリンと村人たちの心温まる交流を見て・・・
魔女たち皆の心も変えてしまうのです!
ほらごらん! 風も雲も君を見てる。 ほらごらん! 一人じゃない。皆微笑んでいる。
心温まる、涙する、小学生たちの演じる 『魔法を捨てたマジョリン』 でした。
そして。
今日は11月3日。年間第三十一主日。
イエス様も、『心温まる交流』で、徴税人・ザアカイの心を変えるのです!
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスはエリコに入り、町を通っておられた。
そこにザアカイという人がいた。この人は徴税人の頭で、金持ちであった。
ザアカイはイエスがどんな人か見ようとしたが、
背が低かったので、
群衆に遮られて見ることができなかった。
それで、イエスを見るために、走って先回りし、
いちじく桑の木に登った。
イエスがそこを通り過ぎようとしておられたからである。
イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。
「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
ザアカイは急いで降りて来て、
喜んでイエスを迎えた。
これを見た人たちは皆つぶやいた。
「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
しかし。
ザアカイは立ち上がって、主に言った。
「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。
また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。」
イエスは言われた。
「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」』
ルカ福音書 19章1-10節
こういうことですね。
ザアカイは、
大金持ちの徴税人。皆の税金を集めながら横領もしていたようです。悪いと思いながらも、心寂しいザアカイです。
ユダヤ人たちは、
そんなザアカイを許せず、馬鹿にもし、ユダヤ人社会から追い出そうとします。背の低いザアカイに意地悪もします。
更に。
ザアカイに招待された食事会に出席するイエスにすら、
”あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。” とつぶやき、批判します。
そんな時。
イエス様は、
『ぬくもりの心』で・・・噂を聞いて、一目見たくて、木によじ登るザアカイに、 優しく声をかけるのです。
『温かい心』で・・・ユダヤ人のように、つぶやいたり、批判することなく、友人として話しかけるのです。
『友人の心』で・・・”お宅に今晩お邪魔したい!止まりたい!”と、喜びの言葉をかけます。
そうすると!
なんと!
ザアカイは、 自分の罪を認め、悔い改めるのです。
更に。
”財産の半分を貧しい人々に施します。 だまし取っていた人に四倍にして返します。” とイエスに約束します。
イエスは、
ユダヤ人や、弟子たちに向かって・・・
”今日、救いがこの家を訪れた! ザアカイもアブラハムの子、ユダヤ人なのです!” とザアカイを紹介します。
更に。
”私・イエスは神の子! 罪人を捜して救うために来たのです!” と皆に我が身を明かします。
魔女マジョリンは、村人の『優しさ』に触れて、悪よりも善をと、魔女をやめました。
魔女たちも、村人やマジョリンの『人を思いやる心』に触れて、悪よりも善をと、魔女をやめました。
ザアカイは、イエスの『慈愛の心』に触れて、悪よりも善をと改心し、不正をやめます。
人の心を変えるのは、正しさを掲げることではないのです。
人の心を変えるのは、村人のように、イエス様のように、優しさです。
人を思う、『ぬくもりの心』、勇気。優しさ。友情。助け合い、『ぬくもりの心』なのです。
『愛』 が、人の心を変えるのです。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
連休をいかがお過ごしですか?良い季候になってきて、楽しくお過ごしください。
正しさの御旗ではなく、愛の御旗を掲げながら・・・。 お元気で!
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