マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

百合の花・・・『聖母マリアのシンボル』 そして 『あなたに言っておく。兄弟があなたに対して罪を犯したなら、七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。』

2020-08-13 05:30:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
8月13日。木曜日。晴れ。真夏日。


              『百合』
 
                                  ジョグ途中のお宅の『百合』

       聖母マリアに捧げられた「純潔のシンボル」の百合の花
         花言葉は、 「純粋」 「無垢」 「威厳」


     『百合』を見事に育てるお宅が私のジョグ道の途中にあります。
         拝見するだけで、 私の心が清められるようです。

       ”私も!” と、百合を育てる私ですが、 育たないのです。
        百合は、育てる人の心に応えるってことでしょうかね。 
       未熟者の私には、まだまだ修行がいるということですかね。


我が家にも。

     私が育てた           『満開の花々』
  
                                     それぞれに可愛く、美しい

               私と相性の良い花々ですね。
          ”必ず咲いてくれる!” と私が信じている花々です。
          花を育てるのは『信じる』ことがポイントですかね。

          真夏日の今日も、 あちこちで見る花々に癒されました。
                            感謝!感謝!


そして。

今日は8月13日。年間第十九木曜日。

『今日の入祭唱』

      『新しい歌を主に向かって歌え。
 
  主の右の手、 聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。』

       詩編 98章1節


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

       『そのとき、 ペトロが  イエスのところに来て言った。
   
「主よ、 兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、 何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
イエスは言われた。
「あなたに言っておく。 七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。

          そこで、天の国は次のようにたとえられる。
       ある王が、 家来たちに貸した金の決済をしようとした。
   決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。
         しかし、返済できなかったので、
   主君はこの家来に、 自分も妻も子も、 また持ち物も全部売って返済するように命じた。

          家来はひれ伏し、
  
      『どうか待ってください。 きっと全部お返しします』   としきりに願った。
      その家来の主君は憐れに思って、 彼を赦し、 その借金を帳消しにしてやった。


ところが、この家来は外に出て、
      自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、捕まえて首を絞め、
            『借金を返せ』と言った。
仲間はひれ伏して、 『どうか待ってくれ。 返すから』  としきりに頼んだ。
しかし、承知せず、 その仲間を引っぱって行き、 借金を返すまでと牢に入れた。


仲間たちは、 事の次第を見て非常に心を痛め、 主君の前に出て事件を残らず告げた。
  そこで、     主君はその家来を呼びつけて言った。
 
              『不届きな家来だ。
        お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
わたしがお前を憐れんでやったように、 お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』

   そして、 
      主君は怒って、 借金をすっかり返済するまでと、 家来を牢役人に引き渡した。

      あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、
   わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」』

               マタイ福音書 18章21-35節

        
『今日の福音』は、人間の思いと姿があからさまに語られ、その事実に恐ろしさすら覚えますね。


    皆様は、どなたかがあなたに罪を重ねて犯す場合、何回までなら許せますか?

     ペトロは、7回までなら許せる、それ以上は我慢ができない、と思っていたようです。
         ペトロは、「何回許すべきか?」 とイエスに尋ねました。
イエス様の答は、 「7回の70倍までも赦しなさい。」 でした。 無限に赦しなさいということですね。


          『神様の許し』 を考えてみましょう。
 神様は、 私達・人間は神から許していただく資格もないのに、 私達を何回も無限に許してくださるのです。
 神様は、 私達・人間は『自分の罪』から『自分の力』で救われる見込みのない、ことをよくご存じです。
 神様は、 人間に力がない以上、『人間の罪』の許しを『神の力』で成就することを決めて、
         『人間の罪の贖い』 となるべく 『イエス・キリスト』 を人類に派遣したのです。
 

       神様は、 『神の憐れみと慈悲』 と 『人類の悔い改め』 により、 
            『人類の罪』を帳消しにしてくださるのです。 
             『罪の代価』を支払ってくださるのです。

           私達は、神に許された者として、
 『神の慈悲』を受けたことを忘れることなく、 人に対して『慈悲深い者』とならねばなりません。


        家来は、主君から借金を帳消しにしてもらった『恩』をれて、
             仲間の借金の返済をつことができずに、
          借金を返すまでと、 仲間を牢に入れてしまいました。
    主君は、その家来の行為を許すことはできずに、家来をも牢に入れてしまいました。


今日のイエス様の『たとえ話』は厳しいものです。

   主君が家来の『借金』を帳消しにする姿は、 神が人類皆の『罪』を赦す姿を、 現わしているのです。
   私達は、 『主君から借金を赦された家来同様』に、 神から哀れみを受け、 罪を赦されました。
      だから。
   私達は、 『主君が、家来の苦しみを知って、理解し・・・赦した』 ように、
            『人の苦しみや過ちを知って、理解し・・・赦す』 のです。
   神様は、 『あなたたちがすることと同じことを、あなたにもする』 のです。
        赦さなけば赦されない。 お人を牢に入れるならあなたも牢に入れられる。
        ・・・等々、イエス様はペトロに、『たとえ話』を話されたのです。


      今の私たちも、唯一、 
        神様から何回も許しを受けている『恵み』れなければ・・・
         お人を 『七の七十倍まで』 もすことができるのです。



  人は、『自分の力では人を赦せることはない』 という 『謙虚さ』なしでは、
        自分に罪を犯した人を許しはできません。
  人は、 信頼する神の『赦しの見本』からびながら、 を頂きながら・・・せるのです。

  人は、自分も人を許せない 『罪と弱さ』 を持っていることを知って・・・
    初めて、 人の『罪と弱さ』 を理解でき・・・せるのです。
       ・・・と、キリストは、私達を励まし、許して下さっているのです。

 
    『赦し』は、
  キリスト者に限らず、 人類の 『永遠の課題』、 神様からの『宿題』ですね。


   『家来の牢獄行きのように』・・・『神の許しの資格』を失うことのないように、祈りましょう。
          神様に喜んでいただく人になりたいものですね。


『今日の祈願』

 『全能永遠の神よ、あなたの恵みは限りなく、人の思いをはるかに超えて世界の上に注がれます。
       私達を罪の重荷から解放し、 まことの自由に導いてください。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
イエス様はすべての人を赦すために『十字架』にかかりました。
私達もお人を赦すのは、自分の『十字架』を覚悟することなのでしょう。
猛暑の夏休みです。水分補給と休養を忘れずにいましょう。 お元気で!

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