どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

また、あらたな出会い

2006-11-12 22:54:15 | なっとくる

集中治療室で、日々変わる友人の様態に、すべてのスケジュールをキャンセルして対応する日々が続いていた。転院から、命にかかわる緊急手術と病院で聞いたときは、なぜ、どうして・・・と、心が騒いだが、彼女の生命力を信じていられた。手術は無事成功した。

彼女が命がけで生んだ男の子は、本当にすくすくと育っている。

しかしながら、生後まだ10日の新生児のお世話をするのが実は一番神経を遣う。ミルクを吐かれた時は、友人に電話をして、駆けつけてもらった。事なきを得たが、なんとも恐ろしい。

毎日、誰が世話をする?誰が病院に行く?という、打ち合わせが電話で行われる。集まった人たちは、実は今回のことを通じて初めてお会いするかたがたばかり。日本人の妻、外国人の夫、そんな構図でできあたっがネットワークの存在は知らなかったから。

期間が決まって赴任する駐在員家庭と違って、外国人の夫、外国人の子供をもつ日本人の女性たちは、一生この地で暮らしていく。頼るものは、家族と友人なのだろう。非常に強く精神的につながっていると、端にいて感じる。その中に、若い友人が入れてもらっていたことが私には嬉しかった。ちょっと派手に休みとなると、観光旅行に余念のない駐在員家庭とは違って、堅実にこの地で暮らして欲しいと願っていたから。

彼女を通じてであった人たちは力強く、たくましく、そしてやさしい。日ごろ何気に人見知りな私だが、今回の事に関しては、そんな場合ではない。初めて出会った人でも、何でも、とにかく助け合わなくてはならない。猫の手も借りたいくらいなのだから。

病床の友人から、私へのプレゼントかもしれないと思う。違った出会いは、私にまた多くのことを学ばせてくれるような気がする。

そして、今日は遅れに遅れている宿題を片付けて、月曜からのケアーに備えなくてはならない。ブログが・・・・・・ランニングが・・・・後回しになる日々。

 

 

コメント (4)
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