どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

治外法権

2007-08-13 07:01:27 | なっとくる

ちょっと苦い思い出がある。(よく、あるが)

高校のときだった。友人が我が家に泊まりにきた。そそくさと部屋に入り、いろいろと話をした。私は、楽しかった。

が、兄から苦言を頂戴した。きちんと家族に紹介しないから、廊下ですれちがっても、お前の友だちは、逃げるようにして避けていた。かわいそうだろう・・・と。そっか、それはそうだった。私の友人にも、家族にも申し訳ないことをしたと深く反省した。

その後、私は、こどもたちにも友達を紹介してもらったし、紹介をさせるようにしてきた。例えば、たまたま子供たちの祖父母が居るときなど、祖父母に対して、お友達を紹介してもらった。すると、すんなり会話が始まるし、お互いに居心地がいい。

こちらに来て、習慣の違いを感じる。

子供たちは独立しているというのか、親が干渉しないのか・・。例えば、遊びに来た息子の友人にお茶を出したり、お菓子をだすと、違和感があるらしい。恥ずかしいからやめて欲しいというのが、次男の主張。アメリカ人は誰がきても、出てこないし、会えば挨拶をするが、挨拶をするために出てきたりしないという。

ふーん、と、譲歩してきた。というか、郷に入れば郷に従うしかないのだと思っていた。しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨夜、次男は友人たちと、映画を見に行き、その後我が家に、皆が遊びに来た。夜の10時頃。どやどやと、我が家に入り、子供たちはそのまま、ベースメントという地下で、ゲームに興じていた。お帰りになったのは、11時半頃。また、どやどやと帰っていった。

ちょっと、??????と、私は感じた。

文化の違いを盾にとられてこちらが、譲歩をするものだから、この家が、子供たちにとって、都合にいい家になっていないだろうか?

治外法権というものがある。今後は、我が家にきたら、日本の風習に従ってもらおうと思う。

家にきたら挨拶をする。帰るときも、挨拶をする。そんなの、アメリカに無くても、あちこちでは当たり前のことだ。

まあ、集団でゲームセンターに行ったりしないだけいいのかもしれない。しかし、マナーは教えなくてはいけないし、居心地がいいというのは、双方が感じることであって、黙っているから居心地がいいでは困る。

こんなことをブログに書くこと自体、情けない話です。親の背をみて子供は育ち、ここに至ったのですからね・・・・。

 

コメント (2)
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