私の座右の銘は 巧妙の木登り
言葉ではないが、いつも、こころの中で、巧妙の木登り 巧妙の木登り と、繰り返す。
小学校の時に、国語の時間に、教科書に書かれているものを読んだのだと思う。非常にこころに残ったし、感銘を受けたのだろう。今も色あせない。
人間が一番気をつけなければならないのが、自分自身の心の油断、ということになるだろうか。私は、とにかく詰が甘く、最後の最後で失敗をしてしまう。
よくやるのが、パンを焼く工程。最後の温度を間違えると、すべてがおじゃんになる。焼き時間も同じ。しかし、工程も最後になると、なにかと気が緩んでくるから、この失敗をしやすい。かかる時間が長い分、落胆も大きい。
血は争えない。息子たちが同じように失敗をやらかす。長男にいたっては、この子は物事を考えていのだろうか?と、思うこともある。
ウィルスバスターを更新することを怠った、二、三日の間に、パソコンのハードディスクを損傷するほどのウィルスにやられてしまった。修理費5万弱。こちらの修理店に頼んだから、彼のアパートまで持っていかなくてはならない。
また、別の日には、荷物を大量に車に積んで、大学に送っていった。着いたと同時に、かばん忘れた。
一番、後悔し、傷ついているのは本人。。。。。とは、思うものの、つい、何やってんの?と、言葉が出てしまう。
昨日、しでかしてくれたのは、三男。友達から預かった、ラケットを、高校のテニス場においてきてしまった。気づいたのは、お昼寝後。もう何時間も経っている。その高校のテニス場にいた、友人に電話をして探してもらったらしいが、見つからない。その後、母親の私に打ち明ける。
私は。まず、人から預かった、その人が大事にしている、ラケットを置いてきてしまったこともさることながら、人任せに探してもらったことをとがめた。すぐに、一緒に探しに行く。夕方8時頃。こちらでは、まだ明るいが、太陽の日差しはおとなしくなり、たくさんの市民がテニスを楽しんでしいた。高校のテニス場は、市民が誰でも使っていいことになっている。
が、結局テニスラケットはない。弁償するしかない。
もともと、一緒にテニスをしていて、切れたガットを、ガットを張り替えられる友人に頼んで直してもらおうと、親切心から出たことらしい。
それにしても・・・・。
さてと、考えてもどうしようもないから、・・・・・顔が険しく、険しくなりそうだから・・・・他の楽しいことを考えることにしよう。
とりあえず、美味しいものでも食べよう となる。
そんなストレスからか、この夏は、走っても走っても、体重の減らない夏休みだった。毎年そういう傾向があるが・・・夏、ストレス太り。
アメリカ人の肥満が多いのは、実はそんなストレス太りかもしれないと思う。なんたって、夏休み三ヶ月は長すぎる。これで、最後だと思うと、ほっとする。
あれれ、またしても、念を継いで、こんなところまできてしまった。