息子たちの幼馴染が我が家にやってきた。カリフォルニア州サンディエゴに彼女はホームステイしている。二ヶ月前渡米した。
日本の我が家の隣の娘さん。息子たちと出会ったのは彼女が0歳児の時。次男と同い年になる。長男と彼女のお兄ちゃんが同じ歳。歳の近い我が家の三人息子と仲がよく、五人でまるで兄弟のように育った。どういうわけか、周りは男の子だらけ。男の子がつれてくる男の子も加わって、大勢の男の子の中で彼女は育った。私も女の子だと思ったことはあまりなかった。スポーツも万能だったから、野球でも、サッカーでも男の子たちと楽しんでいた。
彼女は早くから英語の早期教育をはじめ、将来は米国で勉強したいと、思っていたらしい。私もまさか自分たちが先に渡米するとは思っていなかった。
メトロ空港、彼女は友達と一緒に現れた。引越し荷物を運び出したあとだから何もないことは、前もって連絡しておいたが、それでも、遊びに来たいとやってきた。ひらひらと最近流行のミニスカートをはいて現れたから驚いてしまった。というより、彼女だとわかるまでに時間がかたった。スカート姿の彼女を見たのは、小学校の卒業式以来だと思う。
米国は広く、移動に時間がかかるので、正味遊べる時間は少なかった。サンディエゴからミシガンまで、バスや飛行機を使って7時間強はかかるらしい。車を持たない彼女たちには、長い待ち時間も加わる。連日の強行軍で疲れたが、夜の食事の時には、色々な話を聞かせてくれた。
幼馴染同士の子供たちの思い出話を聞いていると、こちらは青くなったり赤くなったりだった。子供って結構シビアーに親を見ているなあと実感する。また、こちらの記憶と違うところをよく覚えている。
また、今の話になると、ホストファミリーの家で結構苦労していることが伺えた。特に食事はきつそうだった。作ってもらえるのはいいほうで・・・ただ、鍋やフライパンを汚さず、缶詰を開けたものが多いらしい。また、その家の家族は違うメニューを食べているらしい。お友達の方は、食事を出してくれる約束なのに、まったく用意してもらえず、すべてが外食になり、親からもらった仕送りが心もとなくなっているらしい。でも、どちらも親に泣き言は言っていないとか・・・。
私も彼女たちががんばっている間は、何も口出しはしないつもりだ。ただ、日本ではホストファミリーは教育に熱心な人たちがボランティアの気持ちでやってくれる・・・と、思っているが・・そうではない人たちもたくさんいる。そういう人たちもいるとは思うが。はっきり、留学生を食い物にする輩もいるので、注意しなくてはならない。
また、生活習慣の違いも大きい。納豆とレトルトのご飯を買ってきて食べようとしたところ、臭いから外で食べてと言われたらしい。
生活習慣に匂いの違いというのも、結構シビアーだ。民族によって、匂いの違いはある。それは、なかなかに理解しあえないことでもある。私は、香りのついた蝋燭の匂いで偏頭痛が起こるから・・。
忙しい時期も重なって、疲れに疲れた3日間だったが、さわやかな気持ちで今はいる。彼女たちはきっといい経験をして、大きくなって日本に帰ってくるに違いない。米国の大学に残る、長男、次男は、彼女たちにとっていい相談相手になってくれるとも思う。
中学時代は口をきかなかった幼馴染同士は、大学生になって、ちょっと大人の会話ができるようになったようだった。
日本の我が家の隣の娘さん。息子たちと出会ったのは彼女が0歳児の時。次男と同い年になる。長男と彼女のお兄ちゃんが同じ歳。歳の近い我が家の三人息子と仲がよく、五人でまるで兄弟のように育った。どういうわけか、周りは男の子だらけ。男の子がつれてくる男の子も加わって、大勢の男の子の中で彼女は育った。私も女の子だと思ったことはあまりなかった。スポーツも万能だったから、野球でも、サッカーでも男の子たちと楽しんでいた。
彼女は早くから英語の早期教育をはじめ、将来は米国で勉強したいと、思っていたらしい。私もまさか自分たちが先に渡米するとは思っていなかった。
メトロ空港、彼女は友達と一緒に現れた。引越し荷物を運び出したあとだから何もないことは、前もって連絡しておいたが、それでも、遊びに来たいとやってきた。ひらひらと最近流行のミニスカートをはいて現れたから驚いてしまった。というより、彼女だとわかるまでに時間がかたった。スカート姿の彼女を見たのは、小学校の卒業式以来だと思う。
米国は広く、移動に時間がかかるので、正味遊べる時間は少なかった。サンディエゴからミシガンまで、バスや飛行機を使って7時間強はかかるらしい。車を持たない彼女たちには、長い待ち時間も加わる。連日の強行軍で疲れたが、夜の食事の時には、色々な話を聞かせてくれた。
幼馴染同士の子供たちの思い出話を聞いていると、こちらは青くなったり赤くなったりだった。子供って結構シビアーに親を見ているなあと実感する。また、こちらの記憶と違うところをよく覚えている。
また、今の話になると、ホストファミリーの家で結構苦労していることが伺えた。特に食事はきつそうだった。作ってもらえるのはいいほうで・・・ただ、鍋やフライパンを汚さず、缶詰を開けたものが多いらしい。また、その家の家族は違うメニューを食べているらしい。お友達の方は、食事を出してくれる約束なのに、まったく用意してもらえず、すべてが外食になり、親からもらった仕送りが心もとなくなっているらしい。でも、どちらも親に泣き言は言っていないとか・・・。
私も彼女たちががんばっている間は、何も口出しはしないつもりだ。ただ、日本ではホストファミリーは教育に熱心な人たちがボランティアの気持ちでやってくれる・・・と、思っているが・・そうではない人たちもたくさんいる。そういう人たちもいるとは思うが。はっきり、留学生を食い物にする輩もいるので、注意しなくてはならない。
また、生活習慣の違いも大きい。納豆とレトルトのご飯を買ってきて食べようとしたところ、臭いから外で食べてと言われたらしい。
生活習慣に匂いの違いというのも、結構シビアーだ。民族によって、匂いの違いはある。それは、なかなかに理解しあえないことでもある。私は、香りのついた蝋燭の匂いで偏頭痛が起こるから・・。
忙しい時期も重なって、疲れに疲れた3日間だったが、さわやかな気持ちで今はいる。彼女たちはきっといい経験をして、大きくなって日本に帰ってくるに違いない。米国の大学に残る、長男、次男は、彼女たちにとっていい相談相手になってくれるとも思う。
中学時代は口をきかなかった幼馴染同士は、大学生になって、ちょっと大人の会話ができるようになったようだった。