今日は、大学のオープンキャンパス。
アメリカで次男の大学めぐりには付き合ったが、日本でも当たり前になったようだ。
有名国立大学のひとつのこの大学には、なんとすごい人たちが訪れる。数の話。大型バスが何台もやってくる。
先生たちは、高校生たちとランチを一緒にたべたり(教授とランチをしよう!教授と話そう)、専門分野を簡単に話したり(サイエンスカフェ)、忙しくお接待をされる。
在校生の皆さんは、ここは大学院だが、駆り出されて、面白い企画を展開中。
そんな、楽しいオープンキャンパスだけど、気になるのが・・・・親子連れ。日傘をさしたお母さんと相合傘をしている、高校の制服姿の男子を見ると、「おい、友だちと来たら~」と、言いたくなる。
せめて、自分で帽子かぶって来いよ~暑いんだから。
お父さん連れの、女子学生もたくさんいる。ランチで教授と話しているのは、もっぱらおやじさんの方だ。
でも、日本も捨てたものではない。しっかり、ひとりで歩いている、高校生も見かける(拍手)。
これって、オープンキャンパスに限ってのことではない。
入試もしかりなのだ。親が大抵ついて来ている。前日の下見だけならともかく、当日も、親も会場に行きたがる。親が会場に行って何するの?と言いたい。そんな暇があるなら、道路脇の雪かきでも、手伝ってほしいくらいだ。
大学に入るってゴールではない。そこから、社会へと巣だっていかなくてはならない。高校生は幼稚園児ではない。すでに、そんなことは卒業していて、しかるべきだと思うのは、私だけだろうか・・・。
親について来てほしい高校生も、きちんとした発達をしているとは思えない。幼児化している。頭がよけれはいいという問題ではない。
現在は、大学を卒業して、就職した人たちが、どんどん会社をやめて引き籠ってしまうという、おかしな現象が起きている。
親のみなさん。かわいい子だからこそ、旅をさせましょう。今、させておかないと、一生あなたのそばから離れない、家庭も持ていな子供になってしまいますよ。