今日の新聞に史上最年少で第36回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞
されることになった、稲泉連さんのインタビュー記事が載っていました。
母親の久田恵さんも同賞を受賞されているので、初の親子受賞だとか。
「母が書くエッセーなどにずっと登場させられ、本当に嫌だった。母に書かれる
くらいなら自分で」というのが文章を書き始めたきっかけだったそうです。
あまり関係はないのですが、その記事を読んで思い出したのが、ハワイで
お会いした有名な漫談家Dさんのご家族のこと。Dさんもですが、お子さんたちも、
大変、礼儀正しく、好感の持てる、お嬢さんと青年でした。
子供の頃の話になった時、「芸能人の子供ということで、いいことなんて、
何ひとつなかった」と、口をそろえて言っていました。
ふたりとも、芸能人の子供というだけで、壮絶ないじめに遭ったそうです。
耳にしたことはありましたが、やはりよくあるようですね。
「お前は生意気だ」ではなく、「おやじがテレビに出ているから生意気だ」と言われて
殴られたり蹴られたり、持ち物を壊されたり隠されたりするというのですから、
子供はどうしようもないですよね。
結局、転校するまで、壮絶ないじめが続いたそうです。
回避するひとつの方法に、芸能人だから手に入れられるものをプレゼントするとか、
家に招待するとか、もあるようですが、それには、多くの落とし穴が潜んでいるそうで、
親としては、それだけはしたくなかったとか。
大人になってからは、実力で、ものすごい倍率の就職試験に合格しても、
コネだろう、と言われて、ほんとにいいことなしだそうです。
ただ、そんな経験をしてきたことで、精神的に強くはなっている、
人間の残酷さだけは知っていると言っていました。
なんだか、悲しい話ですね。
写真は、沖縄のお土産の定番、魔よけのシーサーです。
されることになった、稲泉連さんのインタビュー記事が載っていました。
母親の久田恵さんも同賞を受賞されているので、初の親子受賞だとか。
「母が書くエッセーなどにずっと登場させられ、本当に嫌だった。母に書かれる
くらいなら自分で」というのが文章を書き始めたきっかけだったそうです。
あまり関係はないのですが、その記事を読んで思い出したのが、ハワイで
お会いした有名な漫談家Dさんのご家族のこと。Dさんもですが、お子さんたちも、
大変、礼儀正しく、好感の持てる、お嬢さんと青年でした。
子供の頃の話になった時、「芸能人の子供ということで、いいことなんて、
何ひとつなかった」と、口をそろえて言っていました。
ふたりとも、芸能人の子供というだけで、壮絶ないじめに遭ったそうです。
耳にしたことはありましたが、やはりよくあるようですね。
「お前は生意気だ」ではなく、「おやじがテレビに出ているから生意気だ」と言われて
殴られたり蹴られたり、持ち物を壊されたり隠されたりするというのですから、
子供はどうしようもないですよね。
結局、転校するまで、壮絶ないじめが続いたそうです。
回避するひとつの方法に、芸能人だから手に入れられるものをプレゼントするとか、
家に招待するとか、もあるようですが、それには、多くの落とし穴が潜んでいるそうで、
親としては、それだけはしたくなかったとか。
大人になってからは、実力で、ものすごい倍率の就職試験に合格しても、
コネだろう、と言われて、ほんとにいいことなしだそうです。
ただ、そんな経験をしてきたことで、精神的に強くはなっている、
人間の残酷さだけは知っていると言っていました。
なんだか、悲しい話ですね。
写真は、沖縄のお土産の定番、魔よけのシーサーです。