最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

2018-03-13 | Weblog
東京滞在中に、国立新美術館で開催されている「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を観てきました。


国立新美術館は初めての訪問です。


うねったようなガラスの壁面が印象的でした。


ドイツ生まれで、スイスで後半生をすごしたエミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956)が収集した、印象派の絵画が展示されています。
2020年に、ビュールレが財政的支援を続けたチューリヒ美術館に全てのコレクションが移管されることが決まっているそうで、今回が、ビュールレのコレクターとしての全体像がみられる最後の機会だそうです。


外から中を写すのはOKとのことで、一枚、撮りました。
ルノワールの〈美しいイレーヌ〉の肖像画は、依頼されたイレーヌの両親から受け入れられず(当時は写真のような肖像画が主流だったので、描きかけのように感じたようです)目立たないところに飾られていたとか。
その後も、数奇な運命を辿った絵だったのですね。
Eテレ『日曜美術館』を見て、初めて知りました。


最後に展示されていた、クロード・モネ《睡蓮の池、緑の反映》は写真撮影OKでした。
日本初公開の大作です。


東京滞在中に3つの美術館を回りました。
下の写真は、購入したりプレゼントされたりしたポストカードです。上段左から……。
来場者全員にセザンヌの「赤いチョッキの少年」特製ポストカードのプレゼントがありました。(期間限定)
ピエール・オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢〈可愛いイレーヌ〉》
ヤン・ブリューゲル《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》
クロード・モネ《ジヴェルニーのモネの庭》
アントーニオ・カナール(カナレット)《サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ヴェネツィア》
クロード・モネ《ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑》
クロード・モネ《陽を浴びるウォータールー橋、ロンドン》日本初公開です。


2度目の鑑賞となるPRADO美術館展と、ブリューゲル展は、次回、アップしたいと思います。


既刊本等はここにまとめています。
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