新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

朝日の虚偽報道取り消し

2014-08-07 08:00:45 | コラム
普通の会社であればどうなるか:

本当の戦いはこれからだろう。朝日の記事だけでは未だ何事も変わっていないのではないか。

私はあれほどの喩えようもない大きな誤報をして30年間も放置していれば、普通の会社であれば社長以下役員の総退陣であるとか、担当部署の責任者の左遷くらいでは収まらない大激震が起きると思っていた。会社だって潰されるかも知れないような重大な事態ではないのか。少なくとも民事再生法適用の事態かも知れない。

昨6日の夜にはPrime News に石破幹事長が出演というので「何を言ってくれるのか」との期待で、巨人が負けている野球から転向して待っていた。私の捉え方は案外に穏やかなもので、韓国の有力紙の朝日の記事の異様な伝え方を「どこをどう読めばこういう記事になるのだろうか」と批判したに止まった気がする。私はこれを機会にと言うか足ががりにして「歴史認識とやらの誤りは貴方にあり」といった「論争と対立を怖れない」戦法には直ちに出ていかないという見解を示されたと採った。

私はここにも我が国の「性善説信奉国」の弱さが出ていると感じて少し残念だった。石破幹事長がそう思われているかどうかは知らぬが、我が国には「朝日があそこまで言えば、韓国のマスコミも世論も大きく揺らぐのではないか」と期待している向きがあるのではないかと思っている。それはないと思う。それは簡単な理屈であの訂正記事は我が国の政府が出したものではないのである以上、韓国側では有力紙があの程度の荒唐無稽な反応をして国内に実態を知らしめない手を打っただけだと見ている。

私は韓国内にも英訳でも何でもして朝日の記事をばらまいても良いのではないかとも思うが、同時にアメリカではNYであの韓国の虚偽の演劇を見て涙したご婦人や「知らなかった。悪いことだ」という簡素うを述べさせられた男性がいたと報じた我が国のマスコミの特派員たちの偏向振りの是正にも取り組ませねばなるまいと思う。さらに、韓国の虚偽報道を信じてしまう「ナイーヴ」(これが正しい使い方だ)なアメリカ人たちがこれ以上増えないようにする努力も肝要だろう。

ここでの問題点は、日本から朝日の記事を追認して韓国の主張を真っ向から否定する政府見解が出なければ、「ほーら見ろ。日本側には弱みがあるのだ」と解釈するのが彼等アメリカ人の二進法の頭脳構造だから。

その努力を誰がするのかってか。外務省とマスコミだろうよ。特に朝日新聞とお友達の"New York Times" だろう。兎に角、アメリカ人に対しては「言うべき事をチャンと言葉にして言うことが肝心で、朝日があそこまで書けば解ってくれただろう」等と言う甘い考え方は通用しないのだ。彼等はこちらの心の中を読むような親切さなど持ち合わせがないのだ。「韓国の慰安婦問題の主張は虚偽」とハッキリ言うべきだ。