第三次下請け業者が告発したある作業の実態:
13日夜は古館が休暇中だとのことで、安心して?テレ朝の「報道ステーション」を見た。最も興味があった報道が「除染作業を終えた地権者不在の庭を機材で掘り返して出てきたガラクタというか何というか、壊れた自転車まで埋められていた除染作業の結果だった。報道では作業員の告発でテレ朝が掘ったとなっていた。
嘗て、私は派遣業者筋から聞いたとして「除染作業を引き受けて現地で『自分の家の水道を使った』と言って代金を請求された」との伝聞を述べた。すると、誤報であると批判された。その際も言うなれば伝聞を非難されたのだが、今回はテレ朝の受け売りである。以前に事実だと聞いたことは「何段階も利益を抜いているので、実際に作業をする方にはほとんど利益が出ない」だった。
テレ朝はその地権者の家の除染の元請けに確認に出向いた。「現場に行っていないから知らぬ」が、答えだった。一次下請けも同様な答え。規定では二次下請けまでとされていると報じた。二次下請けの答えも同様。第三次が「埋める作業をした」と答えた。しかし、大量のガラクタが除染作業でのことか以前に地権者か誰かが埋めたのかは不明と報じた。
そこの市当局は処理する立場にはないと放置。結局誰の責任とも決めかねたので、掘り返したままの状態であると聞こえた。解説者の朝日新聞論説委員が何か言っていたが、余り意味があることではなかったので記憶がない。利益が出ないのだから何をしても良いものではないだろうが、地方から政府までの行政は、このような実態をご承知なのだろうと思って聞いていた。
私は多くの段階の下請けがあることを批判も非難もする気はない。理由は簡単で「嘗て(と言っても私がリタイヤーした1994年以前のことだが)アメリカ連邦政府と紙パ業界が日本の紙流通機構が複雑過ぎて、世界最高のアメリカ製の紙の輸入の障害になっている」と全く見当違いのことを言っていたのと同様の事態だと感じるからだ。
簡単に言えば「我が国の江戸時代から続く紙流通機構では、需要先の規模や信用状態に応じて何段階もの販売店を設けて対応してきた。換言すれば、製造業(メーカーでも良いだろう)が直接対応出来かねる規模というか数量(ロット等という言葉があるが)の取引を各段階の販売店に委託するという意味だ。建設業界でも、元請けであるゼネコンが対応出来ないロットを系列等の下請けに委託するのだろうと勝手に考えている。
もしも、政府以下の行政側がこういう仕組みをご存じではないとすれば重大事だと思う。また、マスコミが、昨夜ならば朝日新聞だが、知らないはずはないなと思って聞いていた。だとすると、昨夜のあの報道の意図は何だったのだろう。地元の方々がご存じではないとでもい言うのだろうか。だが、あの掘り返すと無尽蔵に出てくるガラクタを見せられた視聴者の中には、大きな衝撃を受けた方がおられるだろう。解説者は2兆円(だったか?)の予算が付けられていると指摘した。
昨夜の場面が除染作業の全てであるとは思えないが、朝日は除染の予算の額が何処に消えたかを言いたかったのかな。
13日夜は古館が休暇中だとのことで、安心して?テレ朝の「報道ステーション」を見た。最も興味があった報道が「除染作業を終えた地権者不在の庭を機材で掘り返して出てきたガラクタというか何というか、壊れた自転車まで埋められていた除染作業の結果だった。報道では作業員の告発でテレ朝が掘ったとなっていた。
嘗て、私は派遣業者筋から聞いたとして「除染作業を引き受けて現地で『自分の家の水道を使った』と言って代金を請求された」との伝聞を述べた。すると、誤報であると批判された。その際も言うなれば伝聞を非難されたのだが、今回はテレ朝の受け売りである。以前に事実だと聞いたことは「何段階も利益を抜いているので、実際に作業をする方にはほとんど利益が出ない」だった。
テレ朝はその地権者の家の除染の元請けに確認に出向いた。「現場に行っていないから知らぬ」が、答えだった。一次下請けも同様な答え。規定では二次下請けまでとされていると報じた。二次下請けの答えも同様。第三次が「埋める作業をした」と答えた。しかし、大量のガラクタが除染作業でのことか以前に地権者か誰かが埋めたのかは不明と報じた。
そこの市当局は処理する立場にはないと放置。結局誰の責任とも決めかねたので、掘り返したままの状態であると聞こえた。解説者の朝日新聞論説委員が何か言っていたが、余り意味があることではなかったので記憶がない。利益が出ないのだから何をしても良いものではないだろうが、地方から政府までの行政は、このような実態をご承知なのだろうと思って聞いていた。
私は多くの段階の下請けがあることを批判も非難もする気はない。理由は簡単で「嘗て(と言っても私がリタイヤーした1994年以前のことだが)アメリカ連邦政府と紙パ業界が日本の紙流通機構が複雑過ぎて、世界最高のアメリカ製の紙の輸入の障害になっている」と全く見当違いのことを言っていたのと同様の事態だと感じるからだ。
簡単に言えば「我が国の江戸時代から続く紙流通機構では、需要先の規模や信用状態に応じて何段階もの販売店を設けて対応してきた。換言すれば、製造業(メーカーでも良いだろう)が直接対応出来かねる規模というか数量(ロット等という言葉があるが)の取引を各段階の販売店に委託するという意味だ。建設業界でも、元請けであるゼネコンが対応出来ないロットを系列等の下請けに委託するのだろうと勝手に考えている。
もしも、政府以下の行政側がこういう仕組みをご存じではないとすれば重大事だと思う。また、マスコミが、昨夜ならば朝日新聞だが、知らないはずはないなと思って聞いていた。だとすると、昨夜のあの報道の意図は何だったのだろう。地元の方々がご存じではないとでもい言うのだろうか。だが、あの掘り返すと無尽蔵に出てくるガラクタを見せられた視聴者の中には、大きな衝撃を受けた方がおられるだろう。解説者は2兆円(だったか?)の予算が付けられていると指摘した。
昨夜の場面が除染作業の全てであるとは思えないが、朝日は除染の予算の額が何処に消えたかを言いたかったのかな。