新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月12日 その4 だから言ったじゃないか

2016-07-13 22:06:51 | コラム
広島が負けた:

先ほど「前日に打ち過ぎると翌日の試合では打線が沈黙する危険がある」と言ったじゃないか、と言う広島の今夜の敗戦だった。ここでは敗因の詳細は省くが、1回の裏にトップバッターの田中が一塁に出て牽制でアウトにされたところで「今夜は終わった」と閃いたし、その後所謂「三振ゲッツー」(英語にはゲッツー=get twoという表現はない"double play"だ)を食っ辺りでダメだと見切った。私の目には明らかに油断と驕りがあったように見えた。昨夜の打ち過ぎは遺憾ながら未だ実力ではなく、出会い頭に近い現象だと思う。良い日があることは悪い日もあることだと思うべきだ。

7月13日 その3 景気が良くなったって?

2016-07-13 16:40:36 | コラム
アベノミクスなんて他:

本日は鬱陶しい天気の中を、かちどき橋まで専門商社の知人との情報交換会に出かけた。その前に熱中症に備えてとばかりに、新宿区内の大ドラッグストアチェーンのR堂の駅前通り店で栄養剤のドリンクを飲んでいくことにした。顔馴染みのカウンターの小母様に「景気は少しは良くなった」と尋ねると「総理はアベノミクスを推進せよと認められたなどと言われるが、ここでは売薬の売れ行きは一向に改善されない」とこぼしていた。

そこで先日行ってきたビックカメラの賑わいを語ってみると「ここには外国人の爆買いなどは来ないから」と叱られてしまった。要するに何度も指摘してきたことだが、景気の好転の様子は業種か業界次第で跛行的であり過ぎるのだ。後述する午後に立ち寄って塩分補給用でもあるサントリーの「ライチ&ヨーグルト味」を買った薬局のお姉さんも同じようなことを言ってぼやいていた。要するに売薬(OTC)の売れ行きははかばかしくないということらしい。

専門商社の知人とは昼食を挟んで約2時間ほど語り合ったが、為替がどちらに振れようと紙類の売れ行きは変わらず、難しい時期が続いているとのことで、この業界も言わば慢性的不況から脱しきれずにいるようだった。彼に会うまでは降っていなかったが、13時過ぎには小雨模様だった。勝ちどきから新宿まで大江戸線で移動し、更に山手線で高田馬場で行って蒸し暑さを払うべく、ジムでシャワーを浴びて入浴し気分転換して帰宅すれば午後4時を回っていた。

高田馬場駅前の薬局で入浴でいくらか水分と塩分を失ったかと思って「ライチ&ヨーグルト味」を購入したのだが、高田馬場駅周辺も新大久保界隈には負けるがアジア人のお客が増える一方と上述の薬局の女性が言っていた。私が彼女と語り合っている最中に現れた中年の女性は「眉ずみは何処」とたどたどしい日本語で尋ねていたが「こういうお客様が増えているんです」と。中国人だったようだ。

国際化なんて言っても所詮はこういう次元で浸透していく気がしてならない。高田馬場駅前のドンキホーテの前でバスを待っていると、中国人の若い男女が大声で北京語で喚き合っていた。彼らとしては普通のしゃべり方なのだろうが、知らずに聞いていれば怒鳴り合いの如くだ。その脇をガラガラと大型のトローリーケースを引っ張った若者が5~6名、矢張り北京語で語らいながら通り過ぎていった。誰が次期都知事にお成りか知らないが、こういう点についても対策をお考え願いたい気がするのだ。彼らが工作員かも知れないではないか、と言うのは考え過ぎかな。


フルグラ(フルーツグラノーラ)

2016-07-13 07:30:07 | コラム
フルグラとは:

”Fruits granola”が所謂シリアルに属するようです。「フルグラ」カルビーの商標でしょう。アメリカ出張中の朝食にはこういうものを頻繁に食べておりました。アメリカの朝食は量が多すぎるし、カロリーも過剰です。私は卵料理などは滅多に注文しませんでした。アメリカのパンは不味いし胸焼けがするので敬遠し、シリアルに逃避しました。アメリカで数少ない美味なものである生のオレンジジュースは欠かさず飲みましたが。

それがオートミール、コーンフレークス、グラノーラ等でした。現地人?に教えられたのですがオートミールは白い砂糖ではなく"brown sugar"でなければとか、コーンフレークスには"sliced bananas"を入れてホットミルクにすると美味いとか。あの頃はかの国でも「フルグラ」はそれほど流行っていなかった気がします。

確かにカルビーは大したものです。これまでにケロッグの製品も試しましたがミルクをかけると一層甘くなってしまうので敬遠。イオンの所謂PB(private labelが英語です、念のため)はほぼカルビーと同じ 味で経済的な価格でしたが、何故最近は店頭から消えています。売れ過ぎたかと疑っております。私は時々バナナを薄く切って入れております。

因みに、私はアメリカに住んでいたのではなく、頻繁に出張で往復しておりました。それでも1年の30%以上の期間はアメリカにいたでしょう。

12日の夜は

2016-07-13 07:15:12 | コラム
広島の野球と仲裁裁判所の裁定と鳥越俊太郎:

日中の動き過ぎ(?)でややグッタリとなってはいたが、夕方には何とか復調して広島が読売を文字通り粉砕した野球観戦を楽しんだ。解説の前田智徳は広島OBであるせいか、どちらかと言えば遠慮気味に中立に近い語り口で、ラグビーの大畑やヴァレーボールの川合等とは趣を異にしていたが、この人の滑らかではない語り方はこの職業には向いていないと思う。彼は穏やかに広島の各打者の振りの良さを褒めていたまでは良かったが、突っ込みが浅く面白味がなかった。

私は昨夜の広島は極めて好調であり各打者は所謂「当たっている」状態にあるので、怖いものなしに自信たっぷりで巨人何するものぞという勢いで相手を圧倒して振り切れる状態にある。だが、各人の実力が2位の巨人を11ゲームも引き離してセントラルリーグで唯一の勝ち越し球団になっている訳ではないと見なしている。即ち、このままリーグ戦前半を乗り切っても、オールスター戦明けでも現在の好調を維持して「当たっている」状態を実力にまで持って行けるか否かだと思っている。

また、プロでも高校程度でも良くある事だが、打ちまくった翌日はその疲れが残ったか、はたまたまぐれだったか知らぬが、サッパリ打てなくなった例を数多く見てきた。巨人が本日には菅野を出してくるのかどうかなどのローテーションは知らないが、今夜も打ちまくればあの当たり具合も本物の域に迫っていくかと思っている。換言すれば、今夜は打てなくなるのかも知れないことを恐れているのだが。その結果はあと14時間もすれば出ているだろうが。

広島が打ちまくるのを楽しむ一方では、BSフジのPrime Newsで櫻井よしこさんと、小野寺五典元防衛大臣が仲裁裁判所の中国の南シナ海での暴挙を根拠無しと裁定した結果を基に論ずるのも聞いていた。私はごく当たり前の裁定であって驚くには当たらないと思ったし、中国は誰だったかが既に如何なる裁定も「紙くず」と発言したのも聞いていたので、今後あの国が素直に裁定に従うことはないだろうと思っている。

桜井さんも、その他の女性評論家乃至は有識者の発言は、言わば真っ向唐竹割り的に問題を余分な修飾語抜きで、本筋というか本論だけを語るので私のような老化した聞き取り能力でも解りやすく極めて気分爽快にさせてくれる。小野寺氏はあの遠慮がちで感情的かとも聞こえる小声での主張は何時も厳しいことを言っているのだが、その割に相手を刺激しない点が興味深いので、つい聞いてしまう。私はこれから先にどのようにして中国が国際法を意識させて暴走を思い止まらせるかが鍵だとは思うが、習近平が翻意するとは到底思えない。

その時にあって、「安倍政治を止めよう」などという戯言を暴徒の中に入って叫んでいた76歳の病み上がりの老人が「参議院選挙の開票状況を見ていて『これではいけない』と思って立ち上がることにした」などと国政と都知事選挙を混同した動機にも拘わらず、野党四党の統一候補にするなどという民進党以下の野党の眼中には中国が我が国に抱く敵意というか、我が国に対してもたらす危険性などは全くないのかと思うと、危機感が募ってしまうのだ。都知事選挙は鳥越が言外に匂わせたと思う憲法論や安保法制などの討論の場ではないと思うのだ。ではあっても、一部の低民度の東京都民には受けてしまいそうで怖い。