1974年に思う:
畏友尾形氏に指摘されて1974年とは今を去ること42年前だと初めて気付きました。その後の世の中の変化は当に早く且つ大型でした。あの頃を思えば、とてもアメリカの紙パルプ産業の大手だったMead Corp.という老舗が消滅するなどと誰が予想したでしょうか。合併に次ぐ合併という業界再編成で、今やMeadの社名は完全に消え去りました。アメリカ最大級だったWeyerhaeuserは社名は残っていますが、紙パルプ部門が実質的に消え、実態は100年前の材木会社に逆戻りと言えるでしょう。
そのW社は2005年に洋紙事業部(業界以外の方が模造紙と呼ぶ白い紙、即ちコピー用紙のような紙)を売却し、その不倶戴天の敵というか良きcompetitorにして世界最大のInternational Paperも、ほぼ同時期に塗工印刷用紙事業を売却して、全世界に「製紙産業時代の終焉」を示しました。彼らはそれほど早く「紙」がIT化にやられることを見通していたのですから恐るべきです。IPは2007年に成長が見込めないアメリカ市場への新規投資はしないと「経営体質転換」を宣言しました。両社とも先見の明があったのかと思わせます。
私が「携帯電話は20世紀最悪の開発商品」と言って頂門の一針の読者から「新しい文明の利器を批判するとは何事か」と非難されたのもこの頃だったか正確には覚えていませんが今やスマホとやらの時代になっています。私は「ポケモンGo」だったかの登場で益々「ながらスマホ」が増えるその災害が生じることを恐れております。ダウンタウンの松本人志がスマホのメールが流行りだした頃に「携帯は電話やろ。話さんかい」と喚いたのが懐かしく感じられます。それが今日ではメールどころかゲームの時代です。これも現代の急速な変化の一つの表れでしょうが、後期高齢者歴が10年に迫る私には歓迎出来ない、したくない変化なのです。
UKのEU離脱もその変化の一例でしょうし、ロシアのドーピングによるオリンピック閉め出されも薬物の負の意味での進歩と変化の悪い例でしょうか。私はnaiveにも真剣にロシアにはアフリカ系に対抗する素晴らしい白人の運動神経を持つ選手が多く存在するのだと思っていました。アメリカに黒人の大統領が出現することを誰が予期していたでしょうか。誰がトランプが共和党の正式に大統領候補に指名されると期待したでしょうか。これも”one of the major 変化s”でしょう。
畏友尾形氏に指摘されて1974年とは今を去ること42年前だと初めて気付きました。その後の世の中の変化は当に早く且つ大型でした。あの頃を思えば、とてもアメリカの紙パルプ産業の大手だったMead Corp.という老舗が消滅するなどと誰が予想したでしょうか。合併に次ぐ合併という業界再編成で、今やMeadの社名は完全に消え去りました。アメリカ最大級だったWeyerhaeuserは社名は残っていますが、紙パルプ部門が実質的に消え、実態は100年前の材木会社に逆戻りと言えるでしょう。
そのW社は2005年に洋紙事業部(業界以外の方が模造紙と呼ぶ白い紙、即ちコピー用紙のような紙)を売却し、その不倶戴天の敵というか良きcompetitorにして世界最大のInternational Paperも、ほぼ同時期に塗工印刷用紙事業を売却して、全世界に「製紙産業時代の終焉」を示しました。彼らはそれほど早く「紙」がIT化にやられることを見通していたのですから恐るべきです。IPは2007年に成長が見込めないアメリカ市場への新規投資はしないと「経営体質転換」を宣言しました。両社とも先見の明があったのかと思わせます。
私が「携帯電話は20世紀最悪の開発商品」と言って頂門の一針の読者から「新しい文明の利器を批判するとは何事か」と非難されたのもこの頃だったか正確には覚えていませんが今やスマホとやらの時代になっています。私は「ポケモンGo」だったかの登場で益々「ながらスマホ」が増えるその災害が生じることを恐れております。ダウンタウンの松本人志がスマホのメールが流行りだした頃に「携帯は電話やろ。話さんかい」と喚いたのが懐かしく感じられます。それが今日ではメールどころかゲームの時代です。これも現代の急速な変化の一つの表れでしょうが、後期高齢者歴が10年に迫る私には歓迎出来ない、したくない変化なのです。
UKのEU離脱もその変化の一例でしょうし、ロシアのドーピングによるオリンピック閉め出されも薬物の負の意味での進歩と変化の悪い例でしょうか。私はnaiveにも真剣にロシアにはアフリカ系に対抗する素晴らしい白人の運動神経を持つ選手が多く存在するのだと思っていました。アメリカに黒人の大統領が出現することを誰が予期していたでしょうか。誰がトランプが共和党の正式に大統領候補に指名されると期待したでしょうか。これも”one of the major 変化s”でしょう。