テレビに登場する者たちの用語:
テレビはニュースとPrime Newsや「報道1930」のような解説番組とスポーツ中継を見ているとは言ってきたが、他にも行きがかり上見てしまっている番組もある。そこには所謂タレントや芸人たちが出てくるのだが、そういう連中が好んで使う表現の中には「どういう意味かな」と判断に迷う俗語か隠語の中に入れても良いかと思わせられる「新日本語」のようなものがある。その昔はこの手の言葉はバンドマンが使っていたものを若者が気取ってと言う格好が良いと思って真似ていたのだが、現在の新語とは趣を異にしていたと思う。
そういう言葉を思い出せる範囲で取り上げてみれば「音階を使って数字を表す」ものがあり、確か「ツェー万ゲー千」と言えば2万5千のことだったようなものだ。その他には、今でもその流れが踏襲されており言葉をひっくり返して言うのも流行っていた。直ぐに思い浮かんだ例に「ねーかねーか」があるが「金があるか」という意味だったと思う。現在で思い当たるのはサマーズが出てくるテレ東の番組のナレーションに「どいひー」というのが屡々聞こえてくるが、あれは「酷い」を逆さにしたと思って聞いている。そこで後期高齢者を惑わす現在の芸能界用語である。
ガチ:
先ずは「ガチ」というのがあるWeblioによれば「真っ向から勝負するという意味で、「本気で」「本当に」「真剣に」などの意味合いでも用いられる。」とある。それを短縮して「ガチ」としたのだそうだ。広辞苑には「相撲で、真剣勝負。広く、正面から本気で対決することもいう。がちんこ。」とある。「へー、そうだったのか」と言いたくなった。
テンパル:
次はこれを採り上げよう。これは麻雀用語の「聴牌」と何らかの関係があるのかと思っていたらさにあらずで、矢張りWeblioによれば「俗に、気持ちに余裕がなくなること、焦りや不安で満ちた気分になること、いっぱいいっぱいになること、などを意味する表現。 語源については「短気」「癇癪」などを意味する英語「temper」に由来するという見解や、マージャン用語でアガリの一歩手前の状態を指す「聴牌」(テンパイ)に由来するという見方など、諸説ある。」となっていた。ここでも「へー」だった。
ベタ:
三つ目がこれである。これは日本語俗語辞書によれば「「ありきたり」という意味から派生して「面白くない」といった意味でも使われる。 ちなみに楽屋言葉の『べたネタ』とは特に面白みのないありきたりなネタ(関西芸人がツッコミで使う「ベタやなあ」はここからきている)、『ベタな客』とは大笑いするといった感情をあらわすことのない、おとなしい客のことをいう。」というものだと教えられた。
マジ:
未だ未だある。「マジ」というのは「真面目」から派生したものかと考えていた。これも上記の辞書によれば「マジとは真面目の略で、「真面目」「本気」「真剣」「冗談ではない」といった意味で使われる。 マジは江戸時代から芸人の楽屋言葉として使われた言葉だが、1980年代に入り、若者を中心に広く普及。「 マジで」「マジに」といった副詞として、また「マジ○○」といった形容詞的にも使われる。」と解説されていた。芸人どもは「マジっすか」などと使っている。そう言えば「マジ切れ」のような使われ方もあった。
リアル:
最後に「リアルに」という英語のようなカタカナ語のような言葉を。これは最も難物だった。色々と調べてみたが、Weblioの下記の表現が最も良く解説していると思うので引用してみよう。「本当の」、「真の」、「真正の」、「本当」、「まぶ」、「真実」、「実際的」、「自然」等々である。元の英語は勿論“real”であるが、これはOxfordには“actually existing or happening and not imagined or pretended”となっている。ジーニアス英和でも先ず「実在する」と出てくる。矢張り例によって例の如くカタカナ語になったところで、極端なまでに拡大解釈されて使われてしまったようだ。
テレビはニュースとPrime Newsや「報道1930」のような解説番組とスポーツ中継を見ているとは言ってきたが、他にも行きがかり上見てしまっている番組もある。そこには所謂タレントや芸人たちが出てくるのだが、そういう連中が好んで使う表現の中には「どういう意味かな」と判断に迷う俗語か隠語の中に入れても良いかと思わせられる「新日本語」のようなものがある。その昔はこの手の言葉はバンドマンが使っていたものを若者が気取ってと言う格好が良いと思って真似ていたのだが、現在の新語とは趣を異にしていたと思う。
そういう言葉を思い出せる範囲で取り上げてみれば「音階を使って数字を表す」ものがあり、確か「ツェー万ゲー千」と言えば2万5千のことだったようなものだ。その他には、今でもその流れが踏襲されており言葉をひっくり返して言うのも流行っていた。直ぐに思い浮かんだ例に「ねーかねーか」があるが「金があるか」という意味だったと思う。現在で思い当たるのはサマーズが出てくるテレ東の番組のナレーションに「どいひー」というのが屡々聞こえてくるが、あれは「酷い」を逆さにしたと思って聞いている。そこで後期高齢者を惑わす現在の芸能界用語である。
ガチ:
先ずは「ガチ」というのがあるWeblioによれば「真っ向から勝負するという意味で、「本気で」「本当に」「真剣に」などの意味合いでも用いられる。」とある。それを短縮して「ガチ」としたのだそうだ。広辞苑には「相撲で、真剣勝負。広く、正面から本気で対決することもいう。がちんこ。」とある。「へー、そうだったのか」と言いたくなった。
テンパル:
次はこれを採り上げよう。これは麻雀用語の「聴牌」と何らかの関係があるのかと思っていたらさにあらずで、矢張りWeblioによれば「俗に、気持ちに余裕がなくなること、焦りや不安で満ちた気分になること、いっぱいいっぱいになること、などを意味する表現。 語源については「短気」「癇癪」などを意味する英語「temper」に由来するという見解や、マージャン用語でアガリの一歩手前の状態を指す「聴牌」(テンパイ)に由来するという見方など、諸説ある。」となっていた。ここでも「へー」だった。
ベタ:
三つ目がこれである。これは日本語俗語辞書によれば「「ありきたり」という意味から派生して「面白くない」といった意味でも使われる。 ちなみに楽屋言葉の『べたネタ』とは特に面白みのないありきたりなネタ(関西芸人がツッコミで使う「ベタやなあ」はここからきている)、『ベタな客』とは大笑いするといった感情をあらわすことのない、おとなしい客のことをいう。」というものだと教えられた。
マジ:
未だ未だある。「マジ」というのは「真面目」から派生したものかと考えていた。これも上記の辞書によれば「マジとは真面目の略で、「真面目」「本気」「真剣」「冗談ではない」といった意味で使われる。 マジは江戸時代から芸人の楽屋言葉として使われた言葉だが、1980年代に入り、若者を中心に広く普及。「 マジで」「マジに」といった副詞として、また「マジ○○」といった形容詞的にも使われる。」と解説されていた。芸人どもは「マジっすか」などと使っている。そう言えば「マジ切れ」のような使われ方もあった。
リアル:
最後に「リアルに」という英語のようなカタカナ語のような言葉を。これは最も難物だった。色々と調べてみたが、Weblioの下記の表現が最も良く解説していると思うので引用してみよう。「本当の」、「真の」、「真正の」、「本当」、「まぶ」、「真実」、「実際的」、「自然」等々である。元の英語は勿論“real”であるが、これはOxfordには“actually existing or happening and not imagined or pretended”となっている。ジーニアス英和でも先ず「実在する」と出てくる。矢張り例によって例の如くカタカナ語になったところで、極端なまでに拡大解釈されて使われてしまったようだ。