新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月17日 その2 何時までこの対韓国の輸出手続きの運用変更を語れば良いのか

2019-07-17 14:21:48 | コラム
文在寅大統領の主張は自己矛盾:

少し反省すれば、何時までこの件を採り上げてあれやこれやと論じていなければならないかと思っている。とんだ手間を取らせる文在寅大統領だと思っている。

私は既に文在寅大統領がこの我が国の運用の方法を変更した件について「全く理解も認識も出来ていないのか、あるいはチャンと理解出来ておられたにしても解っていないような振りをして、我が国を悪し様に言って国内に訴える以外の選択肢がないのか何れだろう」と指摘して来た。しかも文大統領は我が国がそういう態度に出るのであれば、輸入先の変更も辞さず、またあらためて投資をして国産化を推進する」とまで見得を切ったのだった。それにも拘わらず、WTOに我が国の突然の運用手続きを変更は不当であると訴えて出ると息巻いている。

本当に直ちに国産化するのならば(「可能ならば」だが)WTOに訴えて出て我が国に措置を撤回させようと運動するのは自己矛盾ではないのか。輸入先を中国に変更するのならば、黙って我が国を袖にすれば良いだけではないのか。私はもしもそこまでの作戦に打って出る気ならば、あそこまで喚き立てる必要などなく「日本さん。長いことお世話になりましたが、自国で製造することにしましたし、中国からも輸入の目処が立ちましたので、ここで失礼します」と言えば済みそうなことだと思う。

先ほどもTBSの「ひるおび」でまたもやこの件を採り上げていたが、辺真一氏は「韓国が2002年だったかに自国の工場でフッ化水素を製造する工程で不注意から大事故を起こして死者も出たし、近隣でも数千人が傷つき、この薬物の持つ猛毒性で大変な被害が出たことを隠しており、その為に非常に厳しく製造を規制する法律まで出来てしまった」と指摘していた。また科学問題のジャーナリストの寺門氏も「韓国で製造出来ないとは言わないが、我が国の製品のように99以下の小数点に9が10個も並ぶ高純度のものが出来るには最短でも2~3年を要するだろう」とも述べておられた。

こういう専門家のご意見を承れば「果たして文在寅大統領は何処まで事の内容を把握しておられるのか」と疑いたくもなるし、自国で生産するからという国内向けの大演説も「自己矛盾ではないのか」と指摘したくもなるのだ。こういう点を良く考えれば、国産品が完成するまでは我が国からの輸入を継続すると言いたいのかとも思える。また、細川昌彦氏は「認可が出るまでに90日は要すまい。30日位では」と言われたが、そうであれば、これまで通りに輸入手続きをしてみたら「幽霊の正体見たり枯れ尾花」だったかも知れないではないのか。未だ経験もしていない事態を如何にも現実の危機のように騒ぐのはおかしいとは思わないのか。

本日の「ひるおび」では恵俊彰が「規制の強化」という表現から離れて「運用手続きの変更」だったかと言っていたことが面白かった。細川昌彦氏に再三ご出場願って事の次第を学習した結果でTBSが性根を入れ替えたのかと思った。


○○に付ける薬

2019-07-17 07:38:53 | コラム
文在寅大統領と我が国のマスコミにつける薬が必要だ:

当方は以前に「韓国につける薬が必要だ」と唱えてきたが事がここまでに至れば、薬をつける相手を韓国全体から文在寅大統領に変更すると共に、我が国のマスコミにもかなりきつい新薬を付けねばなるまいと思うに至った。

韓国にではなく文在寅大統領を対象にした理由をここで私が長々と述べる必要もないだろうが、彼は事態が如何なる性質かを全く理解も認識も出来ていないのは、あの7分を超えたと聞く長広舌の演説の内容かも明らかである。我が国に向かって警告を発するなどいう辺りは明らかに国内向けを意識しているのだ。もし私に解らない点があるとすれば、トランプ大統領と同様なことで「彼は全く無知だからあのようなことを言うのか、あるいは何もかも承知で我が国に向かって強硬姿勢を採らざるを得ないのかが不明だ」という点である。何れにせよ、劇薬を処方したい思いだ。

我が国のマスコミにも薬を付けたいという理由は幾らでもある。先ず、彼らは文在寅大統領と韓国側の見当違いの声明をそのまま報じるだけで「ただの一言もその誤りと不当性の指摘をして批判しない」事が怪しからんのである。即ち、何れの国のマスコミかという偏向振りを言う。次は何時まで経っても「輸出手続きの変更」ではなく「規制強化」を見出しにしてこの件を報道するし、細川昌彦氏は「手続きには90日も要しないだろう」と指摘されたにも拘わらず、この点を一向に採り上げず「それほどかからない」と訂正していないのである。これは言うなれば「利敵行為」であろう。

兎に角彼らは自分たちで自発的に韓国が事の次第を理解も認識も出来ていない点を自らの言葉で報じることは一切せずに、細川昌彦氏他の専門家も口を借りてしか採り上げない責任逃れをするのである。彼らが韓国に対して弱腰な姿勢である訳くらいは聞いていない訳ではないが、あのように韓国に対して真っ向から物が言えない姿勢を採っているようでは、彼ら存在する価値がないと思う。誠に嘆かわしい次第であり、無理だとは思うが猛反省を求めたいし、態度を改めて貰いたい。