新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月8日 その3 AmazonがEVに進出

2019-07-08 13:46:41 | コラム
NY Timesによればアマゾンは:

本8日にジムで全て終わった後で帰りのバスに一寸時間があったので、久しぶりに英字新聞でも読もうかとサロン風の場所でNYTを一寸読んでみた。そこで出会った記事がアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏(Jeffrey P. Bezos)がEV(電気自動車)への進出を企画していて、既に担当させるべきexecutiveもScarage氏(何と読むのかは不詳)に決まっているとのことだった。しかも、ベゾス氏は既に12億ドルもの資金を、1台の車も造っていない現時点で調達済みだという。

彼が進出を目指す分野はテスラのような乗用車ではなく、トラックなのだとNYTは報じていた。しかもベゾス氏は従来のEVでは力が弱くてトラックには不向きであるとか、レッカー出来ない(英語の表現は“tow”出来ないとなっていた)等々の否定的な説は誤認識であり、断じてそういうことはないと強調していた。その記事にはベゾス氏はテスラのElon Musk氏が生産しているような乗用車のような豪華絢爛たるトラックを造るとも表明しているとあった。

実は、高齢で弱った視力でやっとここまで読み終えたところで時間となり、最後まで読めずに引き上げざるを得なかった。だが、GAFAの一角を占める巨大企業の経営者ともなると、必ずしも時代の先を行っている経営規模拡張計画ではないにもせよ、色々と次から次へと新たな分野へと積極的に拡大していくものだと感じさせられたのだった。


7月8日 その2 「スポーツとマスコミ報道」をお詫びして加筆・訂正します

2019-07-08 13:00:19 | コラム
マスコミよ、選手たちを持て囃すな褒めそやすな:

昨7日は男女のプロゴルフトーナメントでともに我が国のゴルファー石川遼と渋野日向子さんがプレーオフで韓国のゴルファーを制して優勝したことと、交流戦終了後に連勝を続けていた読売巨人軍をDeNAが破ったことで気分を良くしていたので、こういう話題を採り上げようと思うに至った。ゴルフとNPBの野球を一緒にするのは筋が違うと言われそうだが、私は単に巨人嫌いというだけではなく、あのまま巨人に我が道を行かれてはセントラルリーグの灯が消えてしまうのを恐れているのである。

ここから先は私独自の物の見方であり、必ずしも選手たちのプレー振りとは関係はないと思う。これまでに私が見てきた限りでは将来有望と看做された選手や、マスコミが鳴り物を勝手に入れてアメリカに渡ったいった選手や、高卒でNPBに加入した若者たちが、マスコミ報道で私には過剰としか思えない持て囃され方や褒められ過ぎた結果ではないにしろ、彼らが騒げば騒ぐほど期待されたほどには実績が上がってこない例が多過ぎたのではないかと主張したいのだ。勿論、どれだけ騒がれようと立派にやっている者たちは沢山いるのも確かだ。

だが、これまでに甲子園で優秀な成績を残して、マスコミに勝手に鳴り物を入れられてプロ入りしたものの鳴かず飛ばずどころか、何らの成績を挙げることなくひっそりと二軍で暮らしていたり、知らぬ間に「戦力外通告」となっていた者もまた多いと思っている。私は高卒の若者が持て囃され過ぎた結果で慢心してしまったと言いたいのではなく、「過剰な褒め方や持て囃し方」と「成績不振」か「期待外れ」の間に因果関係はなく、単なる偶然の産物だとは見ているが、マスコミが過剰に鳴り物を入れるのは止めて欲しいと思わせられた例が多いと思っている。

手っ取り早い例としては遺憾ながら大阪なおみさんを挙げたいのだ。私は彼女がグランドスラムを二つ続けて獲ったことは素晴らしいと評価している。素質も身体能力もそれこそWorld classだと思って見てきた。だが、その後の俗に言う「イチコロ」的な敗戦が続くのは何故かなと訝っている。誰かは「バインコーチに電話すれば」と言ったそうだが、私は既に資生堂他のテレビCMまで手がけているし、高額な収入を上げたのも凄いと思うが、あの不振とマスコミの持て囃しすぎが非常に気になっているのだ。勿論因果関係も物理的関係もなく偶然だとは承知しているが気になるのだ。

野球界で思い当たる例には甲子園を連覇した大阪桐蔭で勉強も良く出来て将来が大有望と明日にもプロの世界で大スター選手になるが如くに持て囃された根尾君を挙げておきたい。彼が今中日ドラゴンズで何処で如何なる状態にあるかの報道はない。私にも解っていることはマスコミが入れた鳴り物も何の役にも立たないどころか、過剰な期待を無にさせてしまっている。私は決して根尾君が過剰にチヤホヤされて慢心したとは見ていない。だが、甲子園で見た限りでは「あの体格でプロでやっていくには・・・」と思わせられていた。これは悪い意味での偶然の一致だろう。

そこで「過剰な期待というのか持て囃し過ぎ」が次に気になるのが、あれ以上の報道振りはあるまいと思わせてくれた八村塁君のNBAもワシントン・ウイザード入りである。私は八村君の能力と素材としての素晴らしさ、身体能力の高さは解っている。だから彼らマスコミがあの彼の「アリウープ・ダンク」(=alley-oop dunk shot)を殊更に取り上げて絶賛するのだと思う。あれは確かに賞賛に値するプレーだったとは思う。

だが、私は問題はNBAに行けば彼くらいの素材はいくらでもいると思っているし、アリウープ・ダンクなど当たり前のようにやってみせるものは沢山いるのだ。あれは八村スペシャルではないと思う。現にアメリカでも我が国でも彼ら(アフリカ系の選手たち)の凄さはBリーグの前身であるbjリーグの試合でいくらでも十分に見てきた。あらためて言えば、サニブラウン・ハキーム君もそのような優れた能力の持ち主が沢山いる環境に入っていったからこそ、彼らの凄さというか世界の広さを身を以て知ったのだろう。

何度か述べたことだが、アメリカでプロになる連中はフットボール、ベースボール、バスケットボールの三つの中からどれを選ぼうかと考える者が多いほど、万能選手的な凄い能力と経験を持っているのだ。そこで名を成し遂げるのは簡単ではないのだ。MLBにあれほど多くの者が参加していったが、イチローや松井秀喜ほどの成功を収めた者が何名いたか。私はマスコミには「褒めそやしたり、前途有望と騒ぐのも結構だが、NBAやMLB(やNFL)が如何なる世界でどれほどの彼らが『アスリート』と形容する者たちが世界から集まっているのか」などを解説すべきだと思っている。

そうでないと錦織圭君がどれほど偉いのかは見えてこないと思うし、松山英樹や丸山茂樹がどれほど努力したから今日あるのかが理解出来ないと思う。アメリカ乃至は世界のプロの世界がどれほど大変な世界かをもっとキチンと知らせておくのが彼らの勤めであって、鳴り物を入れてばかりいるのは愚かだと言いたいのだ。彼らの世界に入ってみないと解らないことだが、ビジネスの世界でも同様だと経験したが、全てが彼らのあの体格と身体能力に基づいて設定されているのだ。そこで彼らと対等に渡り合って尚且つ生き残りの競争に身を投じるのがどれほど大変かを報ずべきでと言いたいのだ。

八村塁君、サニブラウン・ハキーム君、大谷翔平君、大阪なおみさん、久保建英君たちには一所懸命やって名を為して欲しいと期待している。だが、マスコミには彼らに余り過剰な期待をかけるような報道をするなとあらためて言っておきたい。


スポーツとマスコミ報道

2019-07-08 08:05:11 | コラム
マスコミよ、選手たちを持て囃すな褒めそやすな:

昨7日は男女のプロゴルフトーナメントでともに我が国のゴルファー石川遼と渋野日向子さんがプレーオフで韓国のゴルファーを制して優勝したことと、交流戦終了後に連勝を続けていた読売巨人軍をDeNAが破ったことで気分を良くしていたので、こういう話題を採り上げようと思うに至った。ゴルフとNPBの野球を一緒にするのは筋が違うと言われそうだが、私は単に巨人嫌いというだけではなく、あのまま巨人に我が道を行かれてはセントラルリーグの灯が消えてしまうのを恐れているのである。

ここから先は私独自の物の見方であり、必ずしも選手たちのプレー振りとは関係はないと思う。これまでに私が見てきた限りでは将来有望と看做された選手や、マスコミが鳴り物を勝手に入れてアメリカに渡ったいった選手や、高卒でNPBに加入した若者たちが、マスコミ報道で私には過剰としか思えない持て囃され方や褒められ過ぎた結果ではないにしろ、彼らが騒げば騒ぐほど期待されたほどには実績が上がってこない例が多過ぎたのではないかと主張したいのだ。勿論、どれだけ騒がれようと立派にやっている者たちは沢山いるのも確かだ。

だが、これまでに甲子園で優秀な成績を残して、マスコミに勝手に鳴り物を入れられてプロ入りしたものの鳴かず飛ばずどころか、何らの成績を挙げることなくひっそりと二軍で暮らしていたり、知らぬ間に「戦力外通告」となっていた者もまた多いと思っている。私は高卒の若者が持て囃され過ぎた結果で慢心してしまったと言いたいのではなく、「過剰な褒め方や持て囃し方」と「成績不振」か「期待外れ」の間に因果関係はなく、単なる偶然の産物だとは見ているが、マスコミが過剰に鳴り物を入れるのは止めて欲しいと思わせられた例が多いと思っている。

手っ取り早い例としては遺憾ながら大阪なおみさんを挙げたいのだ。私は彼女がグランドスラムを二つ続けて獲ったことは素晴らしいと評価している。素質も身体能力もそれこそWorld classだと思って見てきた。だが、その後の俗に言う「イチコロ」的な敗戦が続くのは何故かなと訝っている。誰かは「バインコーチに電話すれば」と言ったそうだが、私は既に資生堂他のテレビCMまで手がけているし、高額な収入を上げたのも凄いと思うが、あの不振とマスコミの持て囃しすぎが非常に気になっているのだ。勿論因果関係も物理的関係もなく偶然だとは承知しているが気になるのだ。

野球界で思い当たる例には甲子園を連覇した大阪桐蔭で勉強も良く出来て将来が大有望と明日にもプロの世界で大スター選手になるが如くに持て囃された根尾君を挙げておきたい。彼が今中日ドラゴンズで何処で如何なる状態にあるかの報道はない。私にも解っていることはマスコミが入れた鳴り物も何の役にも立たないどころか、過剰な期待を無にさせてしまっている。私は決して根尾君が過剰にチヤホヤされて慢心したとは見ていない。だが、甲子園で見た限りでは「あの体格でプロでやっていくには・・・」と思わせられていた。これは悪い意味での偶然の一致だろう。

そこで「過剰な期待というのか持て囃し過ぎ」が次に気になるのが、あれ以上の報道振りはあるまいと思わせてくれた八村塁君のNBAもワシントン・ウイザード入りである。私は八村君の能力と素材としての素晴らしさ、身体能力の高さは解っている。だが、NBAに行けば彼くらいの素材はいくらでもいると思っているし、現にアメリカでも我が国でも彼ら(アフリカ系の選手たち)の凄さは十分に見てきた。サニブラウン・ハキーム君もその環境に入っていったからこそ、彼らの凄さというか世界の広さを身を以て知ったのだろう。

何度か述べたことだが、アメリカでプロになる連中はフットボール、ベースボール、バスケットボールの三つの中からどれを選ぼうかと考える者が多いほど、万能選手的な凄い能力と経験を持っているのだ。そこで名を成し遂げるのは簡単ではないのだ。MLBにあれほど多くの者が参加していったが、松井秀喜ほどの成功を収めた者が何名いたか。私はマスコミには「褒めそやしたり、前途有望と騒ぐのも結構だが、NBAやMLB(やNFL)が如何なる世界でどれほどの彼らが『アスリート』と形容する者たちが世界から集まっているのか」などを解説すべきだと思っている。

そうでないと錦織圭君がどれほど偉いのかは見えてこないと思うし、松山英樹や丸山茂樹がどれほど努力したから今日あるのかが理解出来ないと思う。アメリカ乃至は世界のプロの世界がどれほど大変な世界かをもっとキチンと知らせておくのが彼らの勤めであって、鳴り物を入れてばかりいるのは愚かだと言いたいのだ。彼らの世界に入ってみないと解らないことだが、ビジネスの世界でも同様だと経験したが、全てが彼らのあの体格と身体能力に基づいて設定されているのだ。そこで彼らと対等に渡り合って尚且つ生き残りの競争に身を投じるのがどれほど大変かを報ずべきでと言いたいのだ。

八村塁君、サニブラウン・ハキーム君、大谷翔平君、大阪なおみさん、久保建英君たちには一所懸命やって名を為して欲しいと期待している。だが、マスコミには彼らに余り過剰な期待をかけるような報道をするなと言っておきたい。