近頃一寸心配なこと:
折角安倍総理が言わばトランプ大統領の言わば表見代理かと思わせられる形でイランを訪問されてきたにも拘わらず、アメリカとイランの間は好転する兆しもなく、イランはイランでホルムズ海峡を航行する各国(という中に勿論我が国のタンカーが入っている)の船舶に対する妨害行為の如き事を仕掛けてくるし、無人機の落とし合いも開始されてしまったようだ。言うまでもなくこの事態は我が国だけにではなく、国際的に重大な問題である。
目下来日中のボルトン補佐官もこのホルムズ海峡の安全な航行に関する有志連合への我が国の参加を交渉されているようだ。ここ件についてはトランプ大統領が声高に言われるように「自国の船の運航は自国で守るべし」ということが当て嵌まると思っているし、現時点では憲法がどうしたの法的な規制があって自衛隊を出動はさせられないという理屈を簡単に認めている場合ではないと思わせられる。あの岩屋防衛大臣の手に委ねて良い問題かと痛感するし、イランとどのように話し合うかも喫緊の課題であるとしか思えない。
そういう問題が生じた時に我が国では参議院選挙がぶつかっていて、総理以下それだけでも手一杯のように見えたにも拘わらず、相変わらぬ韓国の無法な出方にも緊急に対処せねばならぬ事態も一向に好転せずどころか、悪化の一途を辿っている。安倍総理の選挙後の党内の人事問題を抱えておられるようだし、参議院を開いて議長を決められねばならぬようだが、どれとどれにどのように優先順位を付けられるべきかの判断も迫られているのではないか。
考えて見れば、現在のイラン絡みの国際情勢はトランプ大統領の(オバマ大統領時代の遺産であった)イランとの核合意から離脱されたことから緊急に生じた事態だった。それに加えて、トランプ大統領が就任前から唱えておられた「日本が安保条約に依存して何もしないでも良く、一朝事あればアメリカだけが血を流して日本を守るのは不公平である」を、大統領として公式といっても良い形で発言され、安倍総理にも告げられたとあっては、我が国の有識者たちの意見も変わってきた。
勿論私の個人的な感想だが「トランプ大統領は我が国の憲法は何処の国がお決めになったかを百もご承知で言っておられるとしか思えないのは辛いな」という気がしてしまうのだ。今日まで僅か数名にしか当たってみたことはないが、私も含めて「我が国が自国の防衛を考え直すべき時に至っているとは思うが、トランプ大統領が・・・」という意見を述べる人がいたのも確かなこと。ではホルムズ海峡とその有志連合に参加するか否かも含めて、選挙も終わった現時点では、2,000万円がどうのとか年金がどうしたという野党如きの言い分に耳を傾けている時ではないのは明らかだと思う。
さは去りながら、ある調査の統計によれば「国内でお金が不足して買いたいだけの食料が買えないで苦しんでいる」と答えた人が14.1%もあったそうだ。看過出来そうもない数字だ。総理は内閣改造も検討されているとの報道もある。だが、上記のような喫緊の課題を処理する為には、派閥内の順番や当選回数で選ばれただけの専門分野もなく、議員としての経験が浅い者が大臣に任命されて事に当たられるのであれば、甚だ不安である。
と言うのも、私か感じてきたというか評価してきた限りでは、第二次(2回目の政権担当時の内閣をいう)安倍内閣の閣僚の実力が最善であって、それ以降改造毎に質が低下してきたとしか思えない大臣が増えてきていたと思う。総理には是非十分にその辺りのご配慮願いたいものだと願っている、もしまた改造されるのであれば。ここが掲題の「一寸心配なこと」なのである。
折角安倍総理が言わばトランプ大統領の言わば表見代理かと思わせられる形でイランを訪問されてきたにも拘わらず、アメリカとイランの間は好転する兆しもなく、イランはイランでホルムズ海峡を航行する各国(という中に勿論我が国のタンカーが入っている)の船舶に対する妨害行為の如き事を仕掛けてくるし、無人機の落とし合いも開始されてしまったようだ。言うまでもなくこの事態は我が国だけにではなく、国際的に重大な問題である。
目下来日中のボルトン補佐官もこのホルムズ海峡の安全な航行に関する有志連合への我が国の参加を交渉されているようだ。ここ件についてはトランプ大統領が声高に言われるように「自国の船の運航は自国で守るべし」ということが当て嵌まると思っているし、現時点では憲法がどうしたの法的な規制があって自衛隊を出動はさせられないという理屈を簡単に認めている場合ではないと思わせられる。あの岩屋防衛大臣の手に委ねて良い問題かと痛感するし、イランとどのように話し合うかも喫緊の課題であるとしか思えない。
そういう問題が生じた時に我が国では参議院選挙がぶつかっていて、総理以下それだけでも手一杯のように見えたにも拘わらず、相変わらぬ韓国の無法な出方にも緊急に対処せねばならぬ事態も一向に好転せずどころか、悪化の一途を辿っている。安倍総理の選挙後の党内の人事問題を抱えておられるようだし、参議院を開いて議長を決められねばならぬようだが、どれとどれにどのように優先順位を付けられるべきかの判断も迫られているのではないか。
考えて見れば、現在のイラン絡みの国際情勢はトランプ大統領の(オバマ大統領時代の遺産であった)イランとの核合意から離脱されたことから緊急に生じた事態だった。それに加えて、トランプ大統領が就任前から唱えておられた「日本が安保条約に依存して何もしないでも良く、一朝事あればアメリカだけが血を流して日本を守るのは不公平である」を、大統領として公式といっても良い形で発言され、安倍総理にも告げられたとあっては、我が国の有識者たちの意見も変わってきた。
勿論私の個人的な感想だが「トランプ大統領は我が国の憲法は何処の国がお決めになったかを百もご承知で言っておられるとしか思えないのは辛いな」という気がしてしまうのだ。今日まで僅か数名にしか当たってみたことはないが、私も含めて「我が国が自国の防衛を考え直すべき時に至っているとは思うが、トランプ大統領が・・・」という意見を述べる人がいたのも確かなこと。ではホルムズ海峡とその有志連合に参加するか否かも含めて、選挙も終わった現時点では、2,000万円がどうのとか年金がどうしたという野党如きの言い分に耳を傾けている時ではないのは明らかだと思う。
さは去りながら、ある調査の統計によれば「国内でお金が不足して買いたいだけの食料が買えないで苦しんでいる」と答えた人が14.1%もあったそうだ。看過出来そうもない数字だ。総理は内閣改造も検討されているとの報道もある。だが、上記のような喫緊の課題を処理する為には、派閥内の順番や当選回数で選ばれただけの専門分野もなく、議員としての経験が浅い者が大臣に任命されて事に当たられるのであれば、甚だ不安である。
と言うのも、私か感じてきたというか評価してきた限りでは、第二次(2回目の政権担当時の内閣をいう)安倍内閣の閣僚の実力が最善であって、それ以降改造毎に質が低下してきたとしか思えない大臣が増えてきていたと思う。総理には是非十分にその辺りのご配慮願いたいものだと願っている、もしまた改造されるのであれば。ここが掲題の「一寸心配なこと」なのである。