新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

韓国問題から離れよう

2019-07-19 08:29:03 | コラム
今年のNPBの野球:

事ここに至って漸く韓国問題を論じるのも詮無いことだと痛感したので、久し振りに冷静なる評論家は野球の話題を採り上げたい。。

ソフトバンク・ホークス:
好きでも嫌いでもない球団だが、リーグの首位に立っているのは素直に立派だと思うし、そう認めて良いと思う。その偉さはエースと言われている千賀滉大投手も盗塁を指すことばかりが強調されている甲斐拓也捕手も育成出身である事や、その他にも負傷欠場中の柳田や中村晃や今宮の空白を多くの育成上がりの若手で埋めているのは(何処かの既製品を金に飽かして買ってくるテイームと比較しても)立派だと評価している。それが選手層の厚さであるのか、工藤監督の指揮官としての力量によるのかあるいは両方かは、リーグ優勝が決まった時点で決めて良いと思う。

私はこの球団に問題あるとすれば、内川、松田、和田(アメリカ帰りの投手)等の比較的高齢者が多いことで、私の目には内川に明らかに衰えが見えている。だが、他球団からFA出取ってくるようなことはせずに、代わりの選手はまた育成から育て上げて行くだろうと見ている。

中日ドラゴンズ:
シーズンに入る前に「この球団は多くの選手たち年俸が他球団との比較では低いので苦労するのではないか」と予想しておいた。ところが、今月に入って7連勝だかで2位タイまで上がってきたのは予想外だったが、現時点では上出来だと評価したい。だが、世の中には「好事魔多し」という言い慣わしがあるが、その上昇の原動力だったとみている首位打者でもあった高橋周平(推定年俸3,500万円)が故障欠場になってしまった。残念なことである。私は何時かは出てきても良い素材だとは見ていたがその期待通りになってきたという意味でも残念だ。

DeNAベイスターズ:
良く解らない成績の球団である。私は未だにラミレス監督をどう評価すべきかが解らない。打つ方では筒香、ロペス、ソト、宮崎等が揃ってはいるのだが、これまでの所全員が揃って好調という時がないのが問題だろうと思う。私は最大の問題点は筒香嘉智だと見ている。それは彼も山田哲人と同じような傾向が見える打者で、確かに安打もホームランも量産する力があるが「これぞ」と言う時には案外に頼りに出来ないのだ。彼がそれだけ警戒されているという証拠だろうが、「ここぞ」という時に打ってくれないことには何時まで経っても読売の背中を追うだけしか出来ないだろう。

読売巨人軍:
正直に言って今年はもう諦めた。原辰徳が監督になってからあれほど前任者の高橋由伸との力量の差を見せつけただけではなく、広島から強奪した丸佳浩が球団全体に好影響を与えたのかホームラン打者だとは看做していなかった坂本勇人があそこまで打つし、DeNAから獲ってきた山口俊まであの出来映えである。そこに原監督は不良在庫化していた大竹や森福まで活かしている辺りは残念ながら流石の手腕であり、巨人嫌いの私に今シーズンを諦めさせてくれてしまった。しかも、西武が手放した炭谷を獲ったのも結果が出いる。

日本ハムファイターズ;
ここも強いのかどうかの判断が難しい。有原は投手としての素材としては評価していたが、私の持論である「早稲田大学からは大投手も大打者も出ない」という失礼な評価を覆しそうな働きぶりだが、ここも意外に選手層が薄く上沢の故障欠場で投手陣のこれという者の不足が目立ってきた。打つ方にはある程度の者がいるが全体的には粒が小さい者が多く、ソフトバンクを追いかけ追い付くには駒が不足していると思う。栗山監督が太田泰示をあそこまで奮起させて延ばしたのは良いが、あの程度の力量を持つ者がもう2~3名欲しい。

残る球団については別途採り上げたい。