12都県の復興と復旧に:
政府がどのような具体的な救済策を打ち出されるかなどは知る由もないが、私の独自の暴論でもあるかと思う対策を考えてみた。
そこには、3.11の後で東北地方では再度の津波の襲来を防ぐ案として盛り土をしたかどうかは知らないが、海抜の高い土地を造成してそこに住宅や商業地を集約したと聞いた。今回の19号の大豪雨の為に全壊や半壊等の家屋は1万数千軒に達したと報じられている。最早住めなくなった家のまで呆然としておられる方の映像も見た。何と言ってお見舞いすべきか言葉を知らなかった。報道によれば復旧するも何も、排水作業が進まないことには何事も始まらないとのことだった。
既に述べたことだが、被災地には先ず中層も何もコンクリート建築のアパートのような建物は見えなかった。何れにせよ、排水や流入し蓄積された泥の始末がつけば、資金的な問題はさて措き住宅の再建が始まることだろうと思う。だが、治山治水対策が十分に以下も速やかに行われていない限り、在来工法の家を再建すれば、またまた超大型の台風が襲ってくれば元の木阿弥常態になってしまうのではないかと懸念する。地球温暖化だけが再三襲ってくる異常気象の原因がどうか知らないが、この対策にはトランプ大統領をパリ協定に復帰させたくらいでは追い付くものでもあるまい。
そこで考えたことは勿論暴論だろうと承知で言うのだが、家を失われた多くの方々にその土地に家を再建することを諦めて頂いて、(自分の土地であれば)その元々の土地を政府が買い上げて然るべき安全な土地に一気に集合住宅を建ててしまうのだ。その区分所有はある程度はそれぞれの家の土地の広さに比例はさせるのだが、最新鋭のアパートを建てるのだ。そこには土砂や水害が襲ってきても大丈夫なように高床式にでもして、電源等の諸設備は水没しない階に置くことにするのだ。駐車場も地下は避けるのだ。こうすれば、農地をお持ちの方はそこから通われれば良いと考えている。
こんな事でも試みてこない限り、何度でも同じような台風による災害が生じるだろう。私はその前にやるべき事として、体育館のようなような場所に避難させずに済むような役場乃至は公民館的な施設を設けておくべきだと考えている。だが、これだけでは間に合わないと思う。それは「万が一の事態に予め備えて、膨大な数の仮設トイレを準備しておくべきだと思う。これは嘗てイラクでフセインに人間の盾として人質にされた経験がある商社マンが聞いた「これ以上切実な問題はなかった」という話にも基づいている。「風呂に入りたい」どころの問題ではなかった非常に悲惨なことだったそうだ。
私は3.11以降何年が経過したかが政府には未だ良くお解りではないようだと憂いている。地方では何ら改善された具体策が講じられていないではないか。体育館の大勢の避難民を寝かせて、段ボールの仕切りをしたりベッドを設けることが対策かと言いたい。縦割り行政とか地方自治がどうしたという問題ではあるまい。対策として何をどうやるべきかは、これまでに被災した地方の自治体は良くお解りのはずだ。解っているのだったら、速やかに予算措置を講じて動き出すのが政治ではないのか。メロンを贈ったとか贈らないとかで時間を空費している時期かをよく考えて欲しい。
政府がどのような具体的な救済策を打ち出されるかなどは知る由もないが、私の独自の暴論でもあるかと思う対策を考えてみた。
そこには、3.11の後で東北地方では再度の津波の襲来を防ぐ案として盛り土をしたかどうかは知らないが、海抜の高い土地を造成してそこに住宅や商業地を集約したと聞いた。今回の19号の大豪雨の為に全壊や半壊等の家屋は1万数千軒に達したと報じられている。最早住めなくなった家のまで呆然としておられる方の映像も見た。何と言ってお見舞いすべきか言葉を知らなかった。報道によれば復旧するも何も、排水作業が進まないことには何事も始まらないとのことだった。
既に述べたことだが、被災地には先ず中層も何もコンクリート建築のアパートのような建物は見えなかった。何れにせよ、排水や流入し蓄積された泥の始末がつけば、資金的な問題はさて措き住宅の再建が始まることだろうと思う。だが、治山治水対策が十分に以下も速やかに行われていない限り、在来工法の家を再建すれば、またまた超大型の台風が襲ってくれば元の木阿弥常態になってしまうのではないかと懸念する。地球温暖化だけが再三襲ってくる異常気象の原因がどうか知らないが、この対策にはトランプ大統領をパリ協定に復帰させたくらいでは追い付くものでもあるまい。
そこで考えたことは勿論暴論だろうと承知で言うのだが、家を失われた多くの方々にその土地に家を再建することを諦めて頂いて、(自分の土地であれば)その元々の土地を政府が買い上げて然るべき安全な土地に一気に集合住宅を建ててしまうのだ。その区分所有はある程度はそれぞれの家の土地の広さに比例はさせるのだが、最新鋭のアパートを建てるのだ。そこには土砂や水害が襲ってきても大丈夫なように高床式にでもして、電源等の諸設備は水没しない階に置くことにするのだ。駐車場も地下は避けるのだ。こうすれば、農地をお持ちの方はそこから通われれば良いと考えている。
こんな事でも試みてこない限り、何度でも同じような台風による災害が生じるだろう。私はその前にやるべき事として、体育館のようなような場所に避難させずに済むような役場乃至は公民館的な施設を設けておくべきだと考えている。だが、これだけでは間に合わないと思う。それは「万が一の事態に予め備えて、膨大な数の仮設トイレを準備しておくべきだと思う。これは嘗てイラクでフセインに人間の盾として人質にされた経験がある商社マンが聞いた「これ以上切実な問題はなかった」という話にも基づいている。「風呂に入りたい」どころの問題ではなかった非常に悲惨なことだったそうだ。
私は3.11以降何年が経過したかが政府には未だ良くお解りではないようだと憂いている。地方では何ら改善された具体策が講じられていないではないか。体育館の大勢の避難民を寝かせて、段ボールの仕切りをしたりベッドを設けることが対策かと言いたい。縦割り行政とか地方自治がどうしたという問題ではあるまい。対策として何をどうやるべきかは、これまでに被災した地方の自治体は良くお解りのはずだ。解っているのだったら、速やかに予算措置を講じて動き出すのが政治ではないのか。メロンを贈ったとか贈らないとかで時間を空費している時期かをよく考えて欲しい。