何でそうなったのかな:
大麻:
これって、ついこの間まで「マリファナ」(marijuanaというスペイン語の名称が使われていた)と呼ばれていたと思う。だが、何でもカタカナ語にしてしまう傾向が顕著な我が国なのに「大麻」が一般的に使われているようになった。このような事柄についての知識はないので「大麻は所持していると罪になって、使うか(という表現には違和感を覚えるが)、使ったのは犯罪ではないようらしいのだ。
大麻は薬物中毒になる入り口だと報じられている。覚醒剤やcocaine(これは「コウケイン」という発音だが、カタカナ語は「コカイン」なのも奇妙である)等では悪い中毒症状が出ると聞いている。例えば、覚醒剤中毒で幻覚症状が出て暴れ回るとか無謀運転をするとかだ。それ故に逮捕される。だが、何故か大麻に中毒して大麻酔い運転で事故を起こしたというのを聞いたことがない。でも所持しただけで逮捕だ。酔っ払い運転の原因になる飲酒は禁じられていない。
私はこれまでの人生で喫煙したことはない。世間では「喫煙は体に害がある」と厳しく言われている。肺がんの原因にもなるらしいと言われている。でも、煙草の製造販売は禁じられていないし、何処に行っても「喫煙できる場所」が設けられている。我が国でも医療用に大麻が解禁されるとかだ。
帆立貝:
私は今回の中国の誤解と悪意による輸入禁止の事案が発生するまで、てっきり「帆立貝は希少価値があり滅多に漁獲できない種類だから、寿司屋等では高級ネタになっているのだ」と思い込んで、イヤ信じ込まされていた気がした。Scallop=帆立貝は美味いし、海産物が豊富なシアトルでは高価でもないので、よく食べていたのだった。
私は中国と香港が買わないと言うのならば、折角の美味な海産物を国内市場に放出できないものかと考えているのだ。市場に出回れば、喜んで北海道や東北の漁業者に協力して食べてみたいもの。その際には、せめて価格を回転寿司での赤身のマグロ並みには出来ないのかなどと希望している。中国や香港にあれほど輸出してきたのは、国内の需要の規模が小さいからなのだろうか。野村農水大臣にでも紙を読まないで解説して欲しいもの。
最低賃金:
紙業タイムス社の週刊誌版 Future誌の23年9月11日号によれば、「帝国データバンクが賃上げについて企業にアンケート調査した結果では、8月上旬の最低時給は¥1,086だった。これは7月28日に厚生労働省の中央最低賃金審議会が決めた2023年度における最低賃金の目安¥1,002よりも¥84高い。」とあった。安倍内閣に始まった賃金引き上げ要請の効果が出ていたかに見える。
最低賃金の目安が¥1,000を超えたのも初めてのことであり、物価高への対応が重視された結果で、2022年の¥961から過去最大の¥41の上昇で伸び率も4.3%に達していた由。聞こえてくる話では、賃金の上昇は大手のみのことなどとなっているが、4.3%では物価の上昇に対応しているかに見える。こういう良いニュースは余り素早く流されてこない気がするのは何故だろう。
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