新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

カタカナ語排斥論者は褒める

2020-12-23 08:31:08 | コラム
「Jリーグは偉い」と:

昨22日に「Jリーグ・アウオーズ」が発表された。これは滅多にない快挙であるし、以前にも賞賛したことがあった。ここまでで何を褒めたのかお解りになる方が数多くおられると有り難いし、喜ばしいのである。問題としたい点は「カタカナ語の嘘の表記」なのだ。この「アウオーズ」は言うまでもなく英語の“award”(単数形)であり、その発音は「アウオード」であって、カタカナ語製造業者が創り出して普及させた「アワード」ではない。

だが、テレビ局ではほとんどが何の躊躇いもなく「アワード」と言わせている。恥ずかしくないのだろうか。以前にも指摘したことで「このアワードとされた原稿を読んでいるアナウンサーさんたちは、皆天下の一流大学の出身である。彼らに英語教師たちは何を教えていたのだろうか」なのだ。テレビ局の彼と彼女たちは「アワード」ではおかしいとは思わないのだろうか。情けない話だ。大体からして“war”と書いて「ワー」というかを考えて見よ。

そういう状況下でも、我らがサッカー界は敢然として立ち上がって(たのかな)「アウオーズ」としてきた。流石にサッカー経験者たちは普通に英語を学んでこられたのだろう。マスコミ業界も少しはサッカー界とJリーグを見習うと良い。


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