新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2024年10月の新宿区の人口

2024-11-26 07:41:34 | コラム
2024年10月の東京都新宿区の人口は883人の増加で353,511人に:

人口は微増:
減少傾向が続いていた新宿区の人口は10月に883人の増加に転じて、353,511人と対前月比で僅かながら0.2%の上昇となっていた。その内訳は日本人が△190人で305,262人となった一方で、外国人は1,073人の増加で48,249人となり、新宿区の総人口に占める比率は前月の13.4%から13.6%に上昇した。新宿駅西口から高田馬場駅までを歩いた感覚では、中国人とネパール人が増え続けているようだ。

山手線の外側のここ百人町にも、区内に住んでいる外国人が僅か13%とは到底考えられないほど外国人が増えてきた。何度も同じ事を言うが「彼等がどのようにして生計を立て、家賃を払って、自動車や電動アシスト自転車を乗り回す余裕があるのが不可解なのだ。政府が制限なく外国人の入国を認めるから、川口のような弊害が出るし、ここ新宿区の一画にもイスラム教徒に好き勝手に振る舞われるのだ。

マスコミは「訪日外国人が3,000万人を超えた」と我が事のように喜んで見せているが、そのコインの裏側には川口その他の外国人公害(と敢えて言うが)に悩まされている自治体があるのだ。観光客による収入の増加も結構だろうが、政府は「インバウンド様推進政策」によって生じる副反応対策を怠って欲しくないのだ。「大久保通りを歩いてみてご覧なさい」と何度言ったか。

インバウンド推進政策の見直し:
「政府は長引く不景気と円安傾向に悩む我が国を甘く見て押し寄せてくる発展途上国の人たちに対して、過剰で親切で行き届いた扱い方を、考え直しても良い時期に来ていると確認すべきだ」と、あらためて主張したい。財源は潤っても地域住民は悩まされているのだ。何によってかと言えば、外国人の増加である。

彼等のような無益(未だ有害だとまでは言わない)な連中の入国に対して、何らかの条件を付けるべき時が来ているのではないのか。国会議員と担当官庁の方々は「オーバーツーリズム対策」に加えて「オーバー外国人対策」を考える必要がある時が来ていると思う。この過剰な外国人の実態は、千代田区や中央区を歩いてみただけでは感じ取れないのだ。

我が国が性善説を信奉するが為に善意に溢れた外国人の扱い方をするので、その甘さに付け込んで来る連中が余りにも多いのが腹立たしいのだ。私はアメリカを含めて20ヶ国を歩いてきたが、我が国ほど外国人に気を遣って丁重に扱っている国は無いと承知している。だから、彼等は何をしても咎め立てられないと付け込んでくるのだ。

「立ち入り禁止」を意味する”NO ENTRY“や”NO TRESSPASSING”の標識を立てていなかった為に、無法者の外国人に侵入されて公害に悩んでいるのだ。「外人さん」などに遠慮などすることなく「やってはならない事」を周知徹底させれば良いのだ。彼等は「知らしめるか、言ってやらねば解らない人種」なのだから。

石破内閣の閣僚の方々には、我が国の治安を攪乱しかねない「オーバー外国人」問題を子細に調査されて、彼等の入国を制限する政策を検討して貰いたいものである。これは、インバウンド様による収入に依存しないでも済むような新たな財源を創設せよという事でもある。

参考資料:新宿区広報24年11月25日号

冷静なる評論家が偶には野球を語る

2024-11-25 07:44:01 | コラム
WSBCプレミア12の回顧:

後難を怖れずに言えば「日本代表Bティームは善戦健闘して2位になったのは立派だった」と賞賛したいのだ。考えても見て欲しい。打者ではジャイアンツの岡本もスワローズの村上(故障中とか)もホークスの近藤も山川も不参加だったし、投手では例えばベイスターズの東もジャイアンツの菅野もファイターズの伊藤も参加して(招集されて)いなかったではないか。大谷も今永もいないのだ。

考え方次第だが、日が当たっていなかった一線級にひけを取らない力がある「明日の全日本代表」に選ばれそうな人材に、国際試合出場の機会を与え、経験を積ませて力を付けさせてやろうとの試みだったのかも知れないのだ。その効果が目に見えて現れて、昨夜の残念な敗戦までの連戦連勝となったのだろうと思う。

私の目には一線級だったはずの桑原、牧、佐野はある程度以上の働きはして見せていたが、B代表に同化してしまった見えた以上の効果は発揮していなかったと、厳しく査定したい。流石と思わせられたのは源田の守備くらいものだったと見ている。

監督を任された井端和宏は良く全体を纏めて、決勝戦まで無敗で漕ぎ着けたと評価したい。だが、台湾との一昨夜の試合の先発メンバーは失敗作だったと見ている。きついことを言えば「Bティームの中からC級と決めつけても良いかもしれない選手に出場の機会を与えた温情」は裏目に出たと思う。

あの試合ではヒットも沢山打てたし、大量得点も出来た。だが、野球という競技の特性に「前日沢山ヒットを打つと、顔ぶれを変えても次の試合では打てなくなる」という点がある。私は「当たりに当たっている小園や辰巳を温存すると、折角の好調な当たりが止まってしまうのでは」と言う点も危惧していた。

昨夜はヒットが4本だったかに止まり、小園も大振りばかりで好調さは消えてしまっていた。もともと「ベイスターズの粗雑な野球を代表する選手」と貶してきた桑原は、日本シリーズMVPの勢いを失っていたし、牧も佐野も褒められる出来ではなかった。私が「モメンタムのスポーツ」と指摘してきたbaseballの特徴が全面的に出た敗戦だった。即ち、一昨夜までで、モメンタムを失っていたと言うこと。

井端監督のもう一つの采配の誤りは「とてもシーズン中の戸郷ではない」としか見えなかった戸郷を引っ張りすぎたこと。コントロールも良くなかったし、スプリットを見切られていたので、4回までで代えるべきだと見ていた。代えなかったことが裏目に出た。後から出た隅田が持ちこたえていたのだから、投手コーチだった吉見の失態でもある。

野球という勝負事の恐ろしさが全面的に出た、無念の決勝戦での敗退となった。だが、私は「あの戦力で善くもあそこまで勝ち上がったもの。立派な成績である」と選手たちと監督以下コーチを賞賛したい。当方は「代表という名の寄せ集めティーム」を単独ティームほどには評価していない。だが、今回の代表ティームは良く纏まっていて、単独ティームにも劣らない立派な成績を上げたと賞賛して終わる。

海外に出て行く時の心得

2024-11-24 07:25:21 | コラム
石破首相は外国に不慣れだった:

石破首相がAPECに出て行かれる前に「外国に不慣れなので・・・」と、不安感を示してあった。私がここに言う「慣れ/不慣れ」には「異文化の世界に出ていく場合に遭遇する未知の世界というか、自分たちの風俗・習慣が通用しない事を弁えているかいないかで、その異文化にどのように振る舞うべきかを承知しているか」という点まで含まれている。

この「異文化」はその場に立って経験してみただけでは、容易に認識できることではないのが難しいところ。周囲にいる人たちは「貴方、その姿勢と言動はおかしいのですよ」などと忠告してくれることなど先ずないので困る。先方が異様だと思えば敬して遠ざけるような態度に出るだろうから、そうでなくても場違いな感じが増幅されるだけだ。

古い言い方に「兎角日本人たちは壁の花になってしまう」と言うのがあるが、石破首相の場合には「スマホが友」状態を演じていた。

他国の人たちは「そういう点を心得て、この場に立っているのだろう」と思って接してくるのだから、その場の雰囲気に溶け込んでいくのは、一層困難になっていく。経験から言えることは「この状態を打破する為には、外国語が話せる程度は難しいだろう」という事。事前に充分に予習しておいても、初めて会う外国の要人に「ハロー」などと気楽に近づいていけるものではない。

私は昭和37年に29歳で初めて大阪支店に転じて先ず悩んだのは「言葉をどうするか」だった。その意味は「短期間に覚えた下手くそな関西弁にして溶け込もうとするか、飽くまでも東京/関東風の丁寧語で押し通すか」だった。東京から3年前に転勤してきていた実弟にも教えて貰った結果、「何とかしてこちらの言葉を覚えよう」と決めた。即ち、同化を選んだ。

石破首相は既に「両手の握手」、「腕組み」、「座位での挨拶」、「集合写真に遅れ」、「スマホいじり」等々が叩かれている。これらは私には
「不慣れ」よりも「非常識」に思えてならない。あの振る舞いは国内でも「非礼」とされるのではないか。側近というか外務省にも同情したい点はあると思う。

出発前にレクチャーはしてあっても、まさか「こういう事は為さっても、これだけは」と進講してあっても、あそこまでの常識的な事柄には触れる必要があったとは考えていなかったのではないか。

敢えて言うが、5回も総理/総裁の座を目指されたのであれば、日本の総理大臣として外国の首脳との会談/折衝、国際的な会議等々の場に臨まれる時に備えて「異文化」や「礼儀作法」を予習しておく他に「初めまして。この度日本国総理大臣を拝命いたしました石破茂です。宜しくお見知りおきを。これが名刺で御座います」くらいを淀みなく言えるように、英語の勉強もしておかれても良かったのではないか。

言いたくはないが、アメリカの大手企業では良くあることで、ある日突然何処からともなく現れて「私がこの度当事業部の副社長兼本部長になりました。ついては此れ然々の私の方針で事業部を運営していくから宜しく承知しておくように」と、何時準備しておいたか知らないが、滔々と運営/施政方針をまくし立てるのだ。さらに事業部内の細部の事情にまで言及してみせるのが当たり前だ。

外務省はあの会議に参加される各国の首脳のリストを準備して、そこには政見は言うに及ばず、個人的な情報なども記載しておけば良かったのだ。その辺りが飯島勲氏の強調される外務省の「ロジ」の役目ではないか。誰だったか忘れたが、ヘビースモーカーの総理の為に、行く先々の喫煙場所の地図を用意して置いた側近がいたそうだ。これが「アテンド」なのである。

私は石破首相も用意万全でなかったと批判されても仕方がないと言いたい失態を演じたし、側近も外務省も務めをキチンと果たしていなかったのではないかと見ている。恐らく2回目の海外出張があれば「トランプ新大統領との初会談」になるのだろうから、完璧な準備と「心得」のご進講は必要だろう。一度醜態を演じたのだから、2度も同じ失敗を繰り返さないと期待しても良いだろう。

11月23日 その2 続「日本の英語力の問題」

2024-11-23 10:57:16 | コラム
「発音」も問題点ではないか:

私は「発音もではなく、発音が英語力の重要な部分である」と認識している。この点については、大学でフランス語を教えているTK博士は「学生は驚くほど発音ができません。これは発音を満足に教わっていないからです。」と発音の問題を指摘された。英語にもこの「発音が出来ない、または宜しくない」という問題がある。

そこで、あらためて「英語の発音」を考えて見ようと思う。この「日本人は英語の発音が苦手である」というか「正確に出来ない人非常に多い」という問題の根幹にある事は「英語(乃至はEnglish)とは日本語とは全く異なる系統の言語である点」を忘れて英語を教えてしまっている事がある」と思う。

“science“のように英語を教える:
次には「学校教育では『科学的』と言うか『語学としての英語』を教える際に単語、文法、英文解釈、英作文等には重きを置かれていても『発音』が等閑にされているからではないか」との問題があると認識している。そう言う根拠は「在職中に我が国の一流企業の方々の英語に接する機会があったが、正確にして美しい発音にまでは勉強が行き届いていない例が多かったから」である。

今回は「我が国の学校で教えているのは科学としての『英語』であるから、”English“の発音とは自ずと異なって来る」事を前提にして考えてみようと思う。

「英語」とは違うEnglishの発音:
私はEnglishの発音が、我々日本人にとっての難関の一つだと認識している。英語を正確に発音できるように教える為には、最初が肝心なのである。その点は帰国子女たちが鮮やかな発音できていることからも明らかだ。即ち「小学校の児童や中学の生徒にnative speakerの正しく綺麗な発音を聞かせて、それを真似させるように時間をかけて訓練すれば良いのではないか」という事。

私の推論は「そう言う発音が出来ていない英語の先生方が教えておられるから、カタカナ語風またはローマ字式の発音しか出来なくなってしまうし、単語にアクセントが付けられず、抑揚(intonation)もつかず、切るべきところで切れていない平板な流れになってしまうのだ」なのである。

Englishは日本語とは違う言語だ:
私が方々で指摘して来た事は「native speakerたちは生まれつきEnglishをキチンと発音出来る素質が備わっていた訳ではない。生まれて以来Englishしかない環境で育っただけの事だ。帰国子女たちの綺麗な発音はそういう環境で育った賜なのである」という点だ。

それでは、何故、我が国の人たちが発音を苦手としているかを考えていこう。第一に指摘しておきたい事は「日本語とEnglishでは相互に違う音が多過ぎる」という点だ。それはEnglishにはth、rとl、fとv、wの音がある事だ。ここでも上記と同じことを言いたいのだ。こういう日本語にはない発音が出来るようになるのには上記の環境の問題がある。

換言すれば、学校教育での最初が肝腎で、正確になるように教えたかどうかという問題だ。これはnative speakerか、正確な発音が出来る先生の発音を真似してみる、真似ができるようになるしかないことだと思っている。この真似をすることは容易ではないので、教える方が繰り返して教え込むと言うか真似をさせる努力が必要だと思う。ハッキリ言うと「やれば出来ること」なのである。この時点で挫けたらそれまでだ。

念のために確認しておくと「多数の方々はローマ字式かカタカナ語的な発音で育ってきた英語の先生に最初に教えられたので、本当のnative speakerの発音を知らずに育ってきた為ではないのか」という事なのだ。前節の例から言えば、thの発音を正確に教えられていなかった為にthatが「ザット」になってしまうのだという事。

私は最初に「舌の先を上と下の歯の間に挟んで」と教えて、何度も何度繰り返して試しさせていれば、何時かは出来るようになるものなのだ。現に、出来ている人たちに何人も出会ってきた。私は「繰り返して訓練すれば誰にでも出来る」と言い続けてきた。それ即ち、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」なのではないか。

例えばwの発音がある。この「ウ」の音も日本語にはないのだ。即ち、口の両端を「ウ」と言いながら横に広げねばならないのだから。私はこの事を「その発音をする為に使う顔面の筋肉が違うのだ」と説明してきた。日本語にはwの音がないので、workが「ワーク」になってしまうしwebが「エブ」になる始末。”l“と”r”についても同様で、必ず出来るようになる。

これらなどはほんの一例に過ぎず、英語と日本語では使う顔面の筋肉が大なり小なり違うと承知しておく必要がある。言うなれば自由自在に英語の発音が出来るようないなる為には「顔面の筋肉のトレーニングが必要」となるのだ。故に、正確にEnglishの発音が出来るようになるというか、native speakerたちの中で過ごしていると、使う筋肉が違うせいで顔付きも変わってくるのだ。

ローマ字読みの功罪:
「ローマ字」と「ローマ字読み」の功罪を強く論じておきたい。先ずは「功」の面から。それは、我が国は早くから方々でローマ字表記に親しむように出来ているので、アルファベットの読み方も書き方も子供の頃から、難なくこなしていけるようになっている点である。大都会や地方を問わずに、何処に行っても横文字が幅をきかせている。

「罪」の面では正確にEnglish乃至は英語を発音出来なくする嫌いがあるという点では、貢献していないのだ。それは英語ではo即ちアルファベットのoは必ずしも「オ」または「オウ」と発音しない例が多過ぎる事を挙げておきたい。近頃方々で言い出した「job型雇用」は断じて「ジョブ型雇用」でなく「ジャブ型」なのだ。ジーニアス英和でも発音記号に「ジャーブ」の方が先に出ている。また、Appleの故Steve Jobs氏は最悪でも「ジョブズ氏」ではなく「ジャブズ」氏である。

Englishには”a“を「ア」とは発音しない単語が多すぎる。Chaosなどは「カオス」ではなくて、正しい発音は「ケイアス」が最も近い表記になる。ここにも出ていたようにaも曲者なのだ。多過ぎでどの例を挙げようかと迷うが、”oasis”は「オウエイシスス」であり「オアシス」ではないし、bakeryは「バカリー」ではないようなこと。

要するに、ここで言いたい事は「ローマ字読み」にする前に一手間かけて、辞書を引いて発音記号を見て確かめておく事なのだ。換言すれば、カタカナ語を見れば「本当の英語の発音とは違うのではないか」と疑ってみれば、90%以上の確率で正解だろうとい事。「単語を数多く覚える努力をする時に、同時に発音記号も確かめて、極力Englishに近い発音も出来るようにされたら良い」と思う。その際には「その単語の何処にアクセントが何処に来るかも確認しておけば、試験で良い点が取れるようになるだろう」と思う。

抑揚(intonation):
アメリカの会社に転じた直後ではアメリカ式の英語では抑揚の他に単語のアクセントが強調されるので、リズム感に似た感覚が必要になると知った。そのために、最初の間は「体でリズムを取りながら喋っているよう」な状態になっていた。ごく偶にKing’s Englishの国に行ってみると、アメリカとは違って平板な流れになっているので、かえって聞き取りにくいと感じたことさえあった。

正確で明瞭に:
私はこれまでに何度か「綺麗な発音は七難隠す」と言って説明してきた。そこに「正確な」が加わればより良いのである。そんな両方までは簡単にものにできないという方には「正確さ」と「明瞭さ(clarity)」を心掛けられるようにと申し上げておきたいと同時に、「カオス」のようなローマ字読みを忘れるようにとお勧めする。

発音が明瞭で正確であれば、先方にとっても聞き取り易くなり、意思の疎通が円滑に行くだろう。それこそ「七難隠す」とまでは行かずとも四難くらいは隠せるので、お互いに「楽しい話し合いでした」という意味で”Nice talking to you.“と言って握手して別れられるだろう
と申し上げて終わりたいが、そうなる為には何と言っても「音読・暗記・暗唱」が王道なのである。

WBSCプレミア12とは

2024-11-23 07:12:54 | コラム
野球のようで野球の事ではない話題:

目下、我が国の代表が国際試合の連勝記録を作って突き進んでいる「WBSCプレミア12とは」を取り上げていこうと思う。

テレビで中継放映を見ていると「それって何の事」と思わせられるアルファベット表記が沢山出てくるのだが、どれ一つを取っても意味不明だった。そこで、その疑問を解決しようと検索に努めてみたが、こんな事を考えているのは当方だけかも知れない。

WBSCプレミア12:
このWBSCが解らなかった。何とWorld Baseball Softball Confederationの略号で、2013年にIBAF(野球)とISF(ソフトボール)の両連盟が合体して「世界野球ソフトボール連盟」になったのだそうだ。知らなかったと言うよりも、そういう動きがあったことが広く報道されていなかったと思う。

その連盟が主催する世界のランキング12位までの国が参加する選手権なのだから、premier(=最高の、主要の)という形容詞を付けたのであるらしい。余計なことだが、premierの正確な発音をカタカナ書きすれば「プリミア」になると思う。

RAXAS及びHUGANとは:
選手たちの帽子にもRAXASとあるし、HUGANも何処だったかに大きく表示されている。「さて、何の事だろう」と思ったが、恐らく「この大会のスポンサー企業」だろうと、矢張り検索してみた。矢張り、スポンサーで下記のような企業だった。

RAXAS(ラグザス):
ラグザス株式会社(RAXUS INC.)は、大阪市に本社を置く株式会社ラグザス・クリエイト(英文社名:RAXUS CREATE INC.)として営業してきたが、2022年11月に持株会社体制へ移行、商号をラグザス株式会社とした。ラグザス株式会社が持株会社として事業を統括し、株式会社ラグザス・クリエイト、株式会社カーネクストを子会社とする。社名は「Radical(先鋭)」「Axia(価値あるもの:ギリシャ語)」「Asu(明日=未来)」の三つの言葉を組み合わせた造語で、「今ここにない未来を創り出す」という想いが込められている。

HUGAN(ヒューガン):
RAXAS傘下の人材紹介事業会社である。人材を紹介するCMも流されているので、この点は解りやすいかも知れない。

結び:
以上、上場会社ではないようなので、決算の内容などは解らなかった。だが、こういう世界的な大会のスポンサーになれば、知名度は上がることだろうと思う。いや、私以外にも「何の事業をする会社だろうか」と興味を持つ人がおられて、RAXASが知れ渡っていくのかも知れない。