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スターリンの原則に従って領土保全問題を解決したかったグルジア

2008-12-12 | ラジオ
グルジア当局は領土保全の問題を人間が存在しなければ、問題は起こら
ない。
というスターリンの原則に従って解決出来ると考えていた。
そして南オセチアの人民居住区を爆撃し、一般市民を殲滅したのだ。

プーチン首相はサンクトペテルブルクで開かれた、CIS議会会総会主催の
人道法国際会議でこの様に非難した。
この話題に関しロシアの声の特別記者は、次の様にまとめている。
この会議は軍事行動中に使用される爆裂弾の幾つかの種類を制限する、
サンクトペテルブルク宣言140周年の記念に併せて開催された。
会議にはCIS議会間総会のメンバーだけではなく、サンクトペテルブルク宣
言に加盟したブラジル、ドイツ、ギリシャ、オランダ、スウェーデンをはじめと
した20カ国の代表らも参加した。
戦争の必要性は人類愛の中心に引き止められるはずである、というこの宣
言の持つ設立性に付いて参加者全員が一致した。
これは国家間の人道法の基礎をなすものだ。
この様に記者は述べている。

この会議の枠組みで今年8月の、南オセチアに対するグルジア侵攻に関す
る展覧会が開かれた。
そこには南オセチアの首都ツヒンヴァリの、グルジア軍が破壊した平和維持
軍の兵舎、イスラム教寺院、正教会寺院、学校及び病院の写真が展示され
ていた。
また亡くなった平和維持軍兵士に対し、グルジア軍が行った虐待の事実を証
明する写真は、グルジア当局を(?)する書類となった。

そしてグルジア軍によって破滅されたツヒンヴァリの、欧州安保協力機構代表
部の建物の写真、また逃げようとし結局その場で撃ち殺されてしまった、難民
の乗った焼け焦げたバスの写真を、会議出席者らは目にすることになった。

CIS議会間総会の代表者たちが南オセチアで集めた、これら全ての事実、証拠
及び書類はヨーロッパ、その他の国々の議会に送られる予定になっている。
赤十字国際委員会総裁は会議で発言し、現在の国際人道法の基準が軍事紛
争時の、人類の苦しみを最小限にとどめることを求めた、法的規定の基礎をな
していると指摘した上で、一方重要な問題は法律に在るのではなく、国際人道
法の基準を遵守する政治的意思が不十分な点に在るとの見方を示した。
サンクトペテルブルク宣言の原則に付いては、ロシアはこれを140年間堅持し
今後もその原則に従うだろう。

(?)は音が歪んで聴き取れず
議会会総会なのか議会間総会のどっちかハッキリ発音してくれ

スターリン秘録

斎藤 勉,産経新聞,産経新聞社=
産経新聞ニュースサービス


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11月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル