1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

NHK-FM「今日は一日“人生と、時代と、歌”三昧」を聴いて

2008-12-30 | ラジオ
きたやまおさむ氏がラジオ番組でパーソナリティ???
最初このことを知ったときは、同姓同名の違う人かなと思っていた。
しかし嬉しいことに僕の予想が外れてくれた。

そう。紛れも無く、あの「きたやまおさむ」氏なのだ。
今の10代20代の人たちにとって殆ど知らない人だろう。しかし僕が
10代の頃彼はフォークソングを唄っていた、あの「きたやまおさむ」
氏のことだ。ただ残念だったのは当時、僕は彼のラジオ番組を聴く
ことが出来なかった。
フォークル「DAIKU」を歌う

ザ・フォーク・クルセダーズ,きたやまおさむ,
松山猛,加藤和彦,坂崎幸之助
Dreamusic


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さて今回も残念ながら全番組を聴くことは出来なかったが、僕が聴
いた場面だけでも少し感想めいたことを記したいと思う。
ゲストのひとりである、高石ともや氏とのトークの中で興味深かった
のは「歌は好きだけど芸能界には行きたくない」に付いてだった。
確かに作品として世に売り出すと言うことは、求められる曲を作らな
ければならない。しかしそこには当然のことながら苦しみが生まれる。
それをやり続けていくことは、想像以上の苦しみだろう。
でも今のアーティストや、芸能界を目指している人たちはどうなんだろ
う。
「歌も好きだし芸能界にも行きたい」とでもなるのだろうか。
それと番組の中では歌を通じたメッセージに付いても興味深いことを
言ってた。
それは今のメッセージは、余りにも不特定多数に発しているということ
だ。
つまりもう少し相手を特定してもいいのではないかと。

そうすることによって何を伝えたいのかが、もっと見えてくるのかもしれ
ないと。正直僕個人的にも最近の歌に、何を伝えないのかが解らない
作品が少なくない。(全く無いとは言っていない)

また田中優子氏との江戸時代に関するトークも興味深いものがあった。
もう少しばかり時間を割いて欲しかった。少し短かったのが残念に思う。

そして今回の番組の中で一番力説していたのが、民話「夕鶴」を今の
日本社会に置き換えて、いろんなことを語ってくれたことだ。
番組の終わりに日本人は元々うつ気質だったのではないかという、精
神科医という立場での持論は、今の現代社会に大いに参考になったの
では無いだろうか。
「人間は先ず基本的に憂鬱であること。そして他人を見て元気そうに振
舞っているから、自分も無理してしまう。また自分がガッカリさせる。
人の期待に応えられないということは悪いことではない。つまり無理しな
いことが必要」

さらに「有難う」この言葉のもつ意味も教えてくれた。
「人間は必ず死ぬ。そして有るものは無くなる。有る事は難しいものだ。
有って当たり前なのではなく、有るということに感謝しなければならない」

今回の番組では昔の懐かしい曲がたくさん流れた。しかしそれは単に昔
を懐かしむだけと言う番組ではなかった。
今の日本社会、自分の思い通りにならなかったり、面白くなかったりする
と他人を巻き込んで人を殺め、それで物事を解決できると錯覚してしまう
事件が多いが、今回の番組はそういったことをも含め、いろいろと考えさ
せてくれる番組だったようにも思う。
人生に付いて悩み苦しみ、そしてこの先をどう生きていくのか迷っている
人にはぜひ聴いて欲しかった。

またいつか、きたやまおさむ氏の声がラジオから流れてくる日が来ること
を願っている。
そうテレビではなくラジオからだ。

心のカタチ、こころの歌
きたやま おさむ

講談社

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先週一週間の青森での出来事(199)

2008-12-30 | 青森
12月22日~12月28日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■22日、八戸市で今冬、初の除雪車が本格出動
■22日、湿った雪の重みで弘前公園の樹齢250年マツの大木2本などが倒れる
■本県から4人の医師が「がん薬物療法専門医」の試験に合格
■22日、県内の多くの小中学校で終業式
■22日、みちのく銀行・板柳支店の元渉外業務委託員の女性が5600万円を着服

■22日、弘前大学と西目屋村が事業連携協定
■22日、横浜町で正月向け「横浜なまこ」漁が始まる
■22日、平川市の猿賀神社で年末恒例のすす払い
■市場公募地方債「北東北みらい債」完売ならず
■22日、弘前市熊嶋の熊野宮の絵馬二点17年ぶりに修復

■22日、深浦中学校で個人情報を保存したハードディスクが盗まれた問題で説
 明会
■22日、県は地方独立行政法人・県産業技術センターの理事長を公募
■22日、青森のNPO団体が青少年国際交流で総務大臣表彰
■2007事務年度の県内の申告漏れ課税価格は32億円
■23日、県営スケート場で子供向けにX'masイベント

■23日、むつ市内の高校4校合同の地域活性化イベント「静かなこの町 田舎に
 じゃわめきを!」
■23日、弘前市でグラスハープコンサート
■23日、金木高校生徒らが津軽鉄道の乗客たちに津軽の伝統のお菓子「しとぎ
 もち」を振舞う
■23日、白神山地世界遺産地域連絡会議の第二回会議で「入山者のマナー任
 せに限界」
■24日、大相撲番付編成会議で安美錦 関脇、岩木山が再入幕

■24日、弘前城本丸の石垣修理委員会を発足
■24日、岩木山スキーマラソン大会実行委員会は、来年開催される第23回大会
 の要項などを承認
■24日、青森市が緊急経済対策で100人雇用
■板柳町のお年寄り70人が長さ約25メートル(約90人分)のロールケーキ作り
■むつ総合病院が分娩料を値上げ

■24日、八戸市が緊急雇用対策本部を設置
■24日、青森市新町にクリスマスイブ恒例のサンタ姿のトランペット奏者が現れる

〈COLEZO!〉ジャズ・トランペット

フレディ・ハバード,ドナルド・バード,マイルス・デイヴィス,サド・
ジョーンズ,アート・ファーマー,クラーク・テリー,チェット・ベイカ
ー,ケニー・ドーハム,ナット・アダレイ,ブルー・ミッチェル

ビクターエンタテインメント


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■24日、遺産に認定された料理を提供する弘前、黒石、鯵ヶ沢の店に認定書
■24日、弘前大学と県はナガイモの抗インフル成分を特定
■24,~25日、国土交通省が小川原湖でマリモ調査

■25日、八戸信用金庫が子ども向けに普通預金通帳発行開始
■25日、五所川原農林高校の生徒たちが五所川原市内の6箇所に門松を寄贈
■鯵ヶ沢町立中央病院が、県立中央病院に週一回の医師派遣を依頼
■25日、137年を経て青森と秋田の十和田湖県境が確定
■25日、県教育委員会が2010年度からの県立高校入試制度の成案を公表

■25日、今別町役場産業建設課の50代の男性主幹が、住居手当32万5千円を不
 正受給していたとして停職四カ月の懲戒処分
■25日、8月にリンゴ貯蔵施設が全焼した火災で、業務上失火と業務上過失傷害
 の疑いで会社幹部ら7人を書類送検
■26日、五所川原市の土木工事業「工藤由建設」が破産申し立て
■26日、アパートから生後間もない人骨が発見された事件で、青森市の39歳の女
 を再逮捕
■26日、県営浅虫水族館で職員が三角きんとかっぽう着姿の“清掃スタイル”で水
 槽に入り大掃除

■26日、青森銀行と、みちのく銀行が預金金利を0.08%引き下げ
■26日、県は来年1月に緊急雇用対策プロジェクトチームを発足
■26日、弘前市の長勝寺本堂と御影堂の保存修理工事が完了
■10月から12学期の景況判断BSIは前期比20.6ポイント減のマイナス42.1
■将来推計人口によると2035年の人口は、本県40市町村の9割に当たる36市町村
 で2005年より20%以上減少

■雇用対策で失業者に県営住宅46室割り当て
■今年4月以降の霜・ひょう害による被害総額108億円
■26日、経済産業省が大間原発の工事計画を認可
■26日、五戸町は町役場倉石分庁舎での業務を終える
■26日、岩木山神社にウシの特大絵馬

■26日、むつ総合病院で「一日遅れのクリスマスコンサート」
■26~27日、岩木青少年スポーツセンター杯ジュニアクロスカントリースキー大会
■27日、浅虫水族館で小川原湖のマリモの展示開始
■27日、黒石市で「巨人・工藤選手を励ます会」
■27日、青森市小学生カーリングチャレンジカップ

■本県日本海側の今年のハタハタ漁獲量が33年ぶりに1000トンを超える
■28日、八戸市の御前(みさき)神社で丑を描いた絵馬を奉納
■県立中央病院の立体駐車場に車いすユーザから不満の声
予想されていた問題が現実となった。もっと問題なのは病院側のたいした問題でな
 いようなレベルの低い認識。それと出入り口に近い元の障害者用注射スペースを公
 用車専用にするなど本末転倒
■県教育委員会が教職員の懲戒処分の公表基準を見直し
■28日、弘前と板柳の市場で、リンゴ止め市

■県の知事部局や各種委員会などの職員に対する懲戒処分が2007年度は52件
■28日、青森市の善知鳥神社で大祓(おおはらえ)式
■28日、岩木山神社で「すす払い祭」

東奥日報、NHK青森放送