1010 Radio

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ラジオ・タイランド(12月19日放送)

2008-12-21 | ラジオ
●アシピット首相は新内閣の顔ぶれを、来週中に決定することを強調
 し、政府の初仕事は施政方針の発表と、景気を刺激するための経
 済政策を承認することだとした。
 首相は19日午前、新内閣の初閣議を今月29日と30日の二日間に
 予定されている、姿勢方針演説に先駆け23日に開くことを発表した。
 
 また29日と30日の二日間で、姿勢方針の発表を終えることが出来
 なかった場合、31日まで日程を延長することになるとの考えを示した。

●タイ工業連盟会長は政策金利の引き下げを求めている。
 会長は先ごろアメリカの連邦準備制度が、ここ50年で最低の水準ま
 で金利を引き下げたことに伴い、タイ中央銀行も景気を刺激するた
 め政策金利を、さらに0.5%引き下げ1%とすべきだと指摘した。
 
 会長は金利を引き下げるかどうかは、タイ国内のインフレ率や投資
 の方向を考慮する役割を負っている、金融政策委員会しだいだと述
 べている。
 また会長が政府の経済チームのメンバーの候補に挙げられていると
 の報道に付いては、引き受けるつもりはないがアドバイザー的な役
 割なら考えてもよいと答え、その理由として今の経済状況に対処す
 るのは非常に難しいことを挙げている。

●首都警察は全ての職員に対し、年末年始休暇の期間中は不要不休
 の休みを控えるよう通達を出した。

●タイ国際航空は旅行者の数が40%余りも減少したことから、国内線の
 減便を検討する準備に着手した。
 運輸省の副事務次官は先ごろ、航空輸送局とタイ航空の代表者らとの
 話し合いを終えた後でタイ航空が国内線の、バンコクと(?)を結ぶ路線と、
 チェンマイとメーンホンソンを結ぶ路線で運行本数の削減を検討する準
 備作業を進めていることを明らかにした。

 これは旅行者の数が40%から50%減少していることに伴って、これらの
 路線は大幅な赤字となっていることが原因とされている。
 タイ航空では今年のはじめから10月までの間で、これらの路線で6500
 万バーツの赤字を計上している。

 タイ航空が減便した後には運航コストの低い、小さな航空会社にこの路
 線の運行の引継ぎを提案することにしている。

 その一方で中国、日本、韓国それに台湾路線での利用客が大幅に減少
 した穴埋めに、イランやカタールなどの中東地域を含む国際線で、新たな
 路線を開くことを検討している。
 国際線でも中国や日本、台湾など利用客が大幅に現象した路線での、さ
 らなる減便を検討することにしている。、

(?)は聴き取れず

旅客機・航空会社の謎と不思議

谷川 一巳
東京堂出版


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