7月9日のイタリア・ラクイラでのG8サミットの枠内で、メドヴェー
ジェフ大統領は日本の麻生総理大臣と個別会談を行った。
両首脳の交渉は、つい先日、日本の議会が南クリルに関連した、
北方領土特措法改正案を可決成立したことで、後退を余儀なく
されたが両首脳は協議を中断させないことで意見の一致を見て
いる。
個別会談では国際問題やアジア太平洋地域の安全を強化する
面での、ロシアと日本の協力をさらに拡大する見通しに付いても
触れられた。
しかしやはり主要なテーマとなったのは平和条約、および領土問
題に間する協議だった。
メドヴェージェフ大統領は日本の議会の、ここ最近の行動は対話
のための好ましい雰囲気作りには繋がらない。
出来上がってしまった状況から抜け出す唯一の方法は、双方にと
って利益のある諸条件に付いての話し合いである。
もし我々が歩み寄り的な解決の道を見つけだそうと目指し、それを
示そうとするならば、それぞれの側は然るべき努力を傾ける義務を
負う。
この様にメドヴェージェフ大統領は指摘している。
露日関係の専門家たちも、やはり同様の見解を述べている。
著名なジャーナリストで日本論また日本人の(?)として、よく知られて
いる「桜の枝」著者オフチニコフ氏は、雑誌「エコープラネット」の質問
に対し次の様に答えている。
「ロシアもそして日本もそうだが、ジャーナリストたちが我々の間で意
見が分かれている問題に付いて、根拠なく多くのことを書いているこ
とを、私は大変残念に思っている。
露日関係は多くの車線を持った道路のようなものになるべきだ。
もし車線が幾つもあれば、何処かの車線が通れないとしても、だから
と言って他の車線も通行止めになってしまうことは無い。
お互いに受け入れ可能な、歩み模索のために必要不可欠なことは貿
易経済関係を最大限に発展させ、国際舞台におけるロシアと日本の
協力の最大限の効果を保障することではないだろうか。
継承問題は二国間関係の躓きの石、障害となるべきではなく、もしそ
れが存在するのであればお互いに受け入れ可能な、条件の遵守を前
提にしながら解決できると思う」
オフチニコフ氏は、この様に指摘している。
露日二国間協力の調和のなった発展が、両国間の意見の食い違いの
一日も早い克服を促し、それを齎すよう期待したいと思う。
様々な実践が示しているように、露日間の友好的善隣関係の発展は可
能だと信じている。
※(?)は聴き取れず
7月12日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望
ジェフ大統領は日本の麻生総理大臣と個別会談を行った。
両首脳の交渉は、つい先日、日本の議会が南クリルに関連した、
北方領土特措法改正案を可決成立したことで、後退を余儀なく
されたが両首脳は協議を中断させないことで意見の一致を見て
いる。
個別会談では国際問題やアジア太平洋地域の安全を強化する
面での、ロシアと日本の協力をさらに拡大する見通しに付いても
触れられた。
しかしやはり主要なテーマとなったのは平和条約、および領土問
題に間する協議だった。
メドヴェージェフ大統領は日本の議会の、ここ最近の行動は対話
のための好ましい雰囲気作りには繋がらない。
出来上がってしまった状況から抜け出す唯一の方法は、双方にと
って利益のある諸条件に付いての話し合いである。
もし我々が歩み寄り的な解決の道を見つけだそうと目指し、それを
示そうとするならば、それぞれの側は然るべき努力を傾ける義務を
負う。
この様にメドヴェージェフ大統領は指摘している。
露日関係の専門家たちも、やはり同様の見解を述べている。
著名なジャーナリストで日本論また日本人の(?)として、よく知られて
いる「桜の枝」著者オフチニコフ氏は、雑誌「エコープラネット」の質問
に対し次の様に答えている。
「ロシアもそして日本もそうだが、ジャーナリストたちが我々の間で意
見が分かれている問題に付いて、根拠なく多くのことを書いているこ
とを、私は大変残念に思っている。
露日関係は多くの車線を持った道路のようなものになるべきだ。
もし車線が幾つもあれば、何処かの車線が通れないとしても、だから
と言って他の車線も通行止めになってしまうことは無い。
お互いに受け入れ可能な、歩み模索のために必要不可欠なことは貿
易経済関係を最大限に発展させ、国際舞台におけるロシアと日本の
協力の最大限の効果を保障することではないだろうか。
継承問題は二国間関係の躓きの石、障害となるべきではなく、もしそ
れが存在するのであればお互いに受け入れ可能な、条件の遵守を前
提にしながら解決できると思う」
オフチニコフ氏は、この様に指摘している。
露日二国間協力の調和のなった発展が、両国間の意見の食い違いの
一日も早い克服を促し、それを齎すよう期待したいと思う。
様々な実践が示しているように、露日間の友好的善隣関係の発展は可
能だと信じている。
※(?)は聴き取れず
7月12日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望