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ロシアと日本、月への競争

2012-06-06 | ラジオ
ロシア連邦宇宙庁は月面に研究基地を創設するために有人飛行を予定して(???)。
これはワシントンで22日から24日(5月)にかけて行われている、国際宇宙研究会議で明らかになった。

ロシア連邦宇宙庁・ロスコスモスのポポフキン長官は、月面飛行を担う宇宙飛行士の選考が始まっているとして次のように語っている。
「宇宙飛行士の選考はオープンなもので、健康状態が良く技術教育、医療教育を受けたロシア市民なら誰でも参加することができる。
今日、学術は月を利用できるほどにまで発達している。ですから月や火星への有人プログラム、無人プログラムを計画しているのだ。
月の力を借りて出来ることには、たくさんの興味深いものがあり(???)。太陽の観測もその一つだ。私は2020年までに月に人間が滞在するようになると考えている。しかしこれはかつて宇宙が政治に利用された時代とは違って、国家の威信とは関係なく行われる(???)」
長官のコメント(???)

ポポフキン長官によると、ロシアはアメリカ連邦航空宇宙局・NASAや欧州宇宙庁との間で、月面に基地を建設するか、月を周回する衛星を打ち上げるかという2つの計画を議論しているということだ。
ポポフキン長官は戦略課題となるのは、月を地球文明に取り入れるという長期計画だ。このためには有人、無人に関わらず、宇宙学のすべてが動員されなくてはならない。それは他の技術分野にとっても興味深く、必要なものとなるでしょう。と(???)

一方、この同じ会議で日本のJAXAは、月への有人飛行を計画していることを表明(???)。JAXAのヤマウラ・ユウイチ氏は、人類の宇宙開発にとっての次の課題は月だ、との考えを示している。日本とロシアは月への飛行において競争することになるのか、それとも協力することになる(???)。
現在、ロスコスモスとJAXAはISS・国際宇宙ステーションプロジェクトで協力しており、日本の研究モジュール「キボウ」も存在している。これは宇宙、物理、生物、医療などの研究を目的とした最大のモジュールだ。
モスクワ郊外の宇宙飛行士養成センターでは、野口飛行士と若田飛行士が訓練を行っている。2人ともすでに宇宙滞在の経験があり、特に若田さんは2013年末に打上げが予定されている第39回滞在チームの団長を務めることになっている。また2013年には水星調査の、日露合同プロジェクトが始まる。

一方、アメリカは興味深い文書を発表(???)。これは月に到着したほかの国の宇宙飛行士が、アポロ11号の着陸地点から75メートル以内には近づいてはいけないというものだ。それは今のところ拘束力はない、提言としての文書だが、人類初の月面着陸という歴史的遺産を守るためだとされている。

(???)は男性アナウンサーの声が出ていないため聴こえない

宇宙の事典―140億光年のすべてが見えてくる
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ナツメ社

5月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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