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マスコミの未来

2012-06-28 | ラジオ
ロシアでは最近、29歳のニキフォロフ氏が通信情報相に任命された。30歳の青年の入閣は、政界のセンセーショナルな出来事となった。
ニキフォロフ通信情報相はカザン大学を卒業、すでに息子2人と娘1人の3人の子供の父親だ。

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ニキフォロフ通信情報相はVORのインタビューに応じ、数多くの要素が影響を及ぼすなかで、世界のメディア空間は急速に変化しているものの、全てのマスコミに未来があるとの考えを表した。
新たな通信手段はマスコミの姿、およびその役割を変えている。若いネット世代はソーシャルネットワーキングサービスを通じて情報を得ている。
ですがこれは新聞やラジオ、テレビの時代が終わることを意味しているわけではない。これらに代わることは誰もできない。

ニキフォロフ通信情報相は、一方でその発展においては、新テクノロジーが特別な役割を演じるだろうとの考えを表し、次のように語っている。
「伝統的なマスコミは残るだろう。ですが、それらの相互関係は変わる可能性があ(???)。
現在ネットメディアの利用者数が、伝統的なマスコミの利用者数を上回っているという情報は一面的なものだ。
何故ならそれらの利用者は異なっているからだ。首都におけるインターネット普及率と遠隔地の普及率には差がある。テレビ放送は全国的に同じレベルで普及しているが、インターネットを通じて提供される新メディアは、恐らく大都市に限られたものとなるだろう。
ですが新聞の値段がインターネットの価格よりも高くなる可能性がある。そのため各マスコミの競争は、新テクノロジーの影響とその発展に影響されるだろう」
ニキフォロフ通信情報相は、このように話している。

尚、通信情報相は人々は市場の法則に基づいて自分にとって、より便利なマスメディアを選ぶだろうと述べ、ラジオ放送が無くなることはないとの考えを示し、次のように語っている。
「ラジオの存在が忘れられる(こんきょー)は何も見当たらない。全てのドライバーが自動車を運転しながらラジオを聴いている。
多くの人は職場や自宅でインターネットを通じてラジオを聴き始めている。私たちは周波数を合わせて受信機で放送を聴くことから、デジタルフォーマットに移行している。
現在これは一般的な道となっている。今後20年から30年後を予測できる人は恐らく誰もいないだろう。
ですが私は全てのメディア形式が、それぞれの形で残ると確信している」
ニキフォロフ通信情報相は、このように話している。

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(???)は若い女性アナウンサーの声が出ていないため聴こえない
「こんきょー」って根拠のこと???

6月20日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
コメント
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