ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドイツのケーキ屋

2008-01-09 15:29:39 | 甘いもん
昨日紹介したドレスデンの「クロイツム」は老舗有名菓子店ということもあり、店構えは大きく、カフェスペースも非常に広いお店ですが、街角のあちこちにあるお菓子屋さんはもっとずっとコンパクト。でも、色々な形態がありました。



ショーケースに並べたお菓子をテイクアウトするだけのケーキ屋さんは一番多く見られ、客も地元の人が多いようです。

お菓子屋さんの一角にカフェスペースのある店は、観光客にとってはありがたい存在で、小さいテーブルを2、3個置いてあるのをよく見かけました。




こちらは、ドレスデン郊外の住宅街のお菓子屋さんのカフェでいただいたチョコレート菓子。

チョコレートの台の上にキャラメルで固めたアーモンドが載っているもので、一般的な名称は「フロランタン」

数あるケーキの中でこれを選んだのは、かなり昔に神戸のベーカリーで何度も買ったことがある、これと似たものが大好きだったからで、神戸のものはアーモンドが丸のまま固められていました。

今回食べたこれは直径10センチ以上あり、厚みもあって、しかもかなり甘い!
コーヒーで流し込みながら全部食べましたが、夕食まで全くお腹が空かず、この日の夕食はホテルで小瓶のゼクトを開けただけでした。
恐るべしお菓子ですが、これに似たのを見つけたら、きっとまた食べますね




コーヒーにはチョコが添えられて出てきました。



人のたくさん集まる場所には、ケーキだけでなく、パンやサンドイッチなども食べられるファーストフード的なイートインコーナーを持つお店もけっこう見かけました。



上の写真は、ドレスデンのシュロスの裏手の広場にあるお店で、外からもお菓子の並ぶショーウインドウが見えます。

こうしたお店はの中はそれほど広くありませんが、食事パンもケーキも食べられるので、何か軽く食べたいなぁという時には非常に便利です。
しかも、「コーヒー+ケーキ=2ユーロ」とか、お手頃な看板を出している店も多く、一休みするにもピッタリ。


とにかく、ケーキ屋さんがとても多かったのが印象的で、それだけドイツ人は日常的に甘いものを食べるんだなぁというのがよくわかりました。

コメント
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