いい機会なので、昨日紹介した、「コント・ド・シャンパーニュ」 を生み出す テタンジェ社 について、もう少し詳しくリポートしましょう。
1734年創業のテタンジェ社は、伝統を重んじる老舗シャンパーニュ・メゾンですが、
「若いスタッフが大きな力となり、イキイキとして若く、常にリニューアルされている会社」と、取締役輸出部長のクロヴィス・テタンジェ氏(現当主の長男)は言います。
フランスのことわざに次のようなものがあり、テタンジェの姿勢はまさにこれだとか。
“何も変えないために、すべてを変えねばならない”
シャンパーニュ・テタンジェは、経営がファミリーの手を離れた時期がありましたが、2006年に買い戻しています。このあたりから、モチベーションを高く持ち、刷新力と確かな品質をもって巻き返しを図ってきたのでしょう。
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左)クロヴィス・テタンジェ氏 右)ニコラ・ドゥリオン氏
同社の理事会の平均年齢は35歳。クロヴィス氏も、彼と一緒に来日したアジア・パシフィック担当ディレクターのニコラ・ドゥリオン氏も、ともに34歳。
2007年より、クロヴィス氏の妹のヴィタリー・テタンジェ氏も加わり、まさに若い力が活躍中です。
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現在、テタンジェは シャンパーニュで3番目に大きな自社畑を所有する企業で、また、ファミリーネームがラベルに載っているブランドの中では最大手 です。
製品はフランスはもとより、世界150か国に輸出され、もちろん日本にも輸出されています。
「大きいからこそ名前に対する責任があり、家族で経営する必要がある。テタンジェの名前が品質を保証し、消費者に安心を与え、購入の際の目安になってくれれば嬉しい。また、シャンパーニュは幸せの象徴的な飲み物だから、手の届きやすい、幸せなもの であることが、このビジネスの成功の秘訣。テタンジェのシャンパーニュで人々を喜ばせたい、幸せにしたい」とクロヴィス氏。
“手の届く幸せ”、っていい響きですね
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TAITTINGER Brut Reserve NV (輸入元希望小売価格:6,000円)
ここで、2012年の収穫状況に触れてみると、気象の影響で、収穫できるポテンシャルから30%減になるとのこと。とはいえ、7月末から天気が戻り、ブドウの品質としてはいい恩恵を受け、将来が楽しみなヴィンテージになりそうです。
「テタンジェでは、畑、醸造所、セラー、それぞれの場所での仕事がよりよく行われている結果、シャンパーニュというひとつのユニットがうまくいき、成功につながっている」、とクロヴィス氏は言います。
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テタンジェ全体としては、20年くらい前から、土地の環境や消費者への配慮を行ない、つくる側の責任を考えて行動しているものの、オーガニックやビオロジック、ビオディナミの実施には至っていません。
シャンパーニュ委員会も、技術的努力や薬剤の使用に対しては働きかけはしているものの、ビオの普及活動はしていないようで、これは、栽培地として北限にあり、厳しい気象条件であることも関係しているとか。
シャンパーニュが、“素晴らしい気分にさせるもの”、“エネルギーを与えるもの” になってくれれば嬉しい、さらには、 “女性を美しくするもの” になってほしい(薬局で売りたい!化粧品として売りたい!)(by クロヴィス氏)、だそうです。
そうなれば、わたしたちも嬉しいですね
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ポスターのドレスの女性は ヴィタリー・テタンジェ氏
テタンジェのシャンパーニュを飲めば、彼女のように美しくなれそう?(笑)
(輸入元:日本リカー株式会社)
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1734年創業のテタンジェ社は、伝統を重んじる老舗シャンパーニュ・メゾンですが、
「若いスタッフが大きな力となり、イキイキとして若く、常にリニューアルされている会社」と、取締役輸出部長のクロヴィス・テタンジェ氏(現当主の長男)は言います。
フランスのことわざに次のようなものがあり、テタンジェの姿勢はまさにこれだとか。
“何も変えないために、すべてを変えねばならない”
シャンパーニュ・テタンジェは、経営がファミリーの手を離れた時期がありましたが、2006年に買い戻しています。このあたりから、モチベーションを高く持ち、刷新力と確かな品質をもって巻き返しを図ってきたのでしょう。
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左)クロヴィス・テタンジェ氏 右)ニコラ・ドゥリオン氏
同社の理事会の平均年齢は35歳。クロヴィス氏も、彼と一緒に来日したアジア・パシフィック担当ディレクターのニコラ・ドゥリオン氏も、ともに34歳。
2007年より、クロヴィス氏の妹のヴィタリー・テタンジェ氏も加わり、まさに若い力が活躍中です。
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現在、テタンジェは シャンパーニュで3番目に大きな自社畑を所有する企業で、また、ファミリーネームがラベルに載っているブランドの中では最大手 です。
製品はフランスはもとより、世界150か国に輸出され、もちろん日本にも輸出されています。
「大きいからこそ名前に対する責任があり、家族で経営する必要がある。テタンジェの名前が品質を保証し、消費者に安心を与え、購入の際の目安になってくれれば嬉しい。また、シャンパーニュは幸せの象徴的な飲み物だから、手の届きやすい、幸せなもの であることが、このビジネスの成功の秘訣。テタンジェのシャンパーニュで人々を喜ばせたい、幸せにしたい」とクロヴィス氏。
“手の届く幸せ”、っていい響きですね
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TAITTINGER Brut Reserve NV (輸入元希望小売価格:6,000円)
ここで、2012年の収穫状況に触れてみると、気象の影響で、収穫できるポテンシャルから30%減になるとのこと。とはいえ、7月末から天気が戻り、ブドウの品質としてはいい恩恵を受け、将来が楽しみなヴィンテージになりそうです。
「テタンジェでは、畑、醸造所、セラー、それぞれの場所での仕事がよりよく行われている結果、シャンパーニュというひとつのユニットがうまくいき、成功につながっている」、とクロヴィス氏は言います。
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テタンジェ全体としては、20年くらい前から、土地の環境や消費者への配慮を行ない、つくる側の責任を考えて行動しているものの、オーガニックやビオロジック、ビオディナミの実施には至っていません。
シャンパーニュ委員会も、技術的努力や薬剤の使用に対しては働きかけはしているものの、ビオの普及活動はしていないようで、これは、栽培地として北限にあり、厳しい気象条件であることも関係しているとか。
シャンパーニュが、“素晴らしい気分にさせるもの”、“エネルギーを与えるもの” になってくれれば嬉しい、さらには、 “女性を美しくするもの” になってほしい(薬局で売りたい!化粧品として売りたい!)(by クロヴィス氏)、だそうです。
そうなれば、わたしたちも嬉しいですね
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ポスターのドレスの女性は ヴィタリー・テタンジェ氏
テタンジェのシャンパーニュを飲めば、彼女のように美しくなれそう?(笑)
(輸入元:日本リカー株式会社)
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