ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

神戸ヴィッセルのイニエスタ選手のワイン売れてます!

2018-05-29 12:21:46 | ワイン&酒
昨日は都内でスペインワイン試飲商談会が開催されたのですが、その中で、
「もう売るものがほとんどありません!」と悲鳴を上げていたのが、この度、サッカーチーム「ヴィッセル神戸」に移籍したスペインのイニエスタ選手の実家ワインの輸入元。




イニエスタワインについては、2年前にも紹介していますが、その当時は、それほど反響がありませんでした。

しかし、今回の神戸移籍で非常に注目が集まり、実家ワインも注目されています。

輸入元は、今年のサッカーワールドカップ用にイニエスタキャンペーンを展開する予定だったそうですが、イニエスタ選手の神戸移籍を受け、ここ3日で1年分がはけるほど注文が殺到しているそうです。

ワイナリーの詳細は以前に書いた記事を参考にしてください → コチラ



今回紹介されていたイニエスタワインで最もお手頃なのが、こちらの「ミヌートス116」


Iniesta Minutos 116 (左)Tinto (右)Blanco Bodega Iniesta(Spain)

白は、ソーヴィニヨン・ブラン34%、ベルデホ33%、モスカテル33%のブレンドで、
赤は、テンプラニーリョ100%。どちらもノンヴィンテージです。

どちらも気軽に飲めるスタイルのワインで、輸入元希望小売価格1300円(税抜)と手頃。
私が特に気に入ったのは赤で、カジュアルなのに、しっかりとした味わいが楽しめ、コストパフォーマンスに優れていると思いました。
今の季節なら、軽く冷やして飲むといいでしょう。

ちなみに、ワイン名の「ミヌートス116」は、ワールドカップの決勝戦の116分にイニエスタ選手が決勝点を挙げたことに由来しているとか。




ハートマークがキュートな「コラソン・ロコ」シリーズは、「熱狂的な心」という意味。
白のブランコはソーヴィニヨン・ブラン50%+ベルデホ50%、ロゼのロサードはボバル100%、赤のティントはテンプラニーリョ50%+シラー50%。

「コラソン・ロコ」はヴィンテージ入りで、「ミヌートス116」よりワンクラス上のレンジとなりますが、それでも1400円(輸入元希望小売価格、税抜)というお手頃プライス。
ほどよい飲みごたえがあり、満足感が高いシリーズだと思います。

イニエスタワインは多彩なレンジが揃っていて、左端の「イニエスタ コラソン・ロコ セレクション 2013」(輸入元希望小売価格2500円、税抜)は、フレンチオークで熟成された赤ワインで、テンプランーリョ40%、シラー30%、プティ・ヴェルド20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%。
いい熟成を重ね、さすがにおいしかったです。




イニエスタ選手本人ではありません(笑)
会場にいらした輸入元の方で、注目を集めていました

※輸入元:日本リカー株式会社

コメント
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