ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

第10回 La Remise du Prix Champagne de la Joie de Vivre 石井リーサ明理さん

2018-05-30 16:10:33 | ワイン&酒
2018年5月28日、シャンパーニュ委員会が、国を越えて生きる喜びを分かちあう“シャンパーニュの精神”のシンボルとなる人、その画期的独自性に国際的共感を得て活躍している人に授与する賞「Joie de Vivre」(ジョワ・ド・ヴィヴレ、“生きる喜び”という意味)の授与式が、駐日フランス大使公邸にて行われました。

2008年から始まったこの賞は、今年で第10回目を迎えます。
さらに、2018年は日仏国交160周年という年でもあります。

この記念すべき2018年に受賞されたのは、照明デザイナー石井リーサ明理(あかり)さん


Akari-Lisa ISHII La Remise du Prix Champagne de la Joie de Vivre 2018

照明デザイン事務所勤務を経て、2004年に独立後は、東京とパリを拠点に、世界のプロジェクトで活躍する照明デザイナーで、フランス照明デザイナー協会正会員でもあります。
日本では歌舞伎座、フランスではポンピドーセンター・メッス、イブ・サン・ローラン美術館などをはじめ、多数の作品があります。

石井さんのお名前、どこかで聞いたことがあるような?
もしや、照明プロデューサーの石井幹子(もとこ)さんのお嬢さん?

石井さんのプロフィール紹介の際に、お母さまが石井幹子さんと聞き、やはり。

石井幹子さんは、日本ソムリエ協会の名誉ソムリエに就任されていますが、就任式(2005年)の取材をしていた私にデジカメを預けられ、授賞写真を撮ってほしい、とお願いされたことがあります。
その石井幹子さんも、授賞式の会場にいらしていました。
今年80歳となられますが、以前とまったく変わらないお姿でした。

以前、お嬢さんが帰国すると、母娘でシャンパーニュを開けて飲む、という話を聞いたことがありました。
今回のシャンパーニュの「Joie de Vivre-生きる喜び賞」の受賞、納得ですね。



「嫌なことがあった時に、“Joie de Vivre、Joie de Vivre”と口で唱えると、イヤなことも吹き飛ぶ」と仰っていた石井リーサ明理さん。
その前向きさを見習いたいものです。

Joie de Vivreの受賞、おめでとうございます




左より)
シャンパーニュ委員会 フランス本部 ヴァンサン・ペラン事務局長
石井リーサ明理さん
駐日フランス大使館 ピエール・ムルルヴァ経済公使
シャンパーニュ委員会 日本事務所 川村玲子代表





授与式の後は、71のシャンパーニュに彩られたカクテルパーティーが開催されました。



 フレッシュ、爽快、ミネラルのシャンパーニュ



 ボディのあるシャンパーニュ



 シャンパーニュロゼ



寿 格式のヴィンテージシャンパーニュ




素晴らしいシャンパーニュに酔いしれた宵でした。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする