ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ローマから成田に向かうアリタリアでのハプニング

2019-07-13 18:01:55 | お出かけ&旅行
先月のPCトラブルで画像が消えてこの時の機内食の記事が書けないので、その代わりのちょっと妙なエピソードを紹介します。

4月にイタリアのヴェローナで開催されたワイン展示会「Vinitaly」から帰国するため、乗り継ぎ地 ローマから成田行きのアリタリア便(AZ784)に乗りました。
座席は後方ながらも、スペースに余裕がある通路側なので、非常に快適

座席に着いたら、すぐにモニターで映画が観られる例も多いですが、この時のアリタリア機は、離陸して安定飛行になるまで映画を観ることができない状況でした。
いつも自前のイヤホンを持っているのですが、提供自体が始まらなければ、観ることができません。

ようやく、と思って映画をスタートさせましたが、音声が割れて、まったく聞き取れません。
念のためにともらったイヤホンに変えても同じです。

年配のイタリア人CAさんに伝えると、代わりの席を探す、と言って前の方に消えていきました。

その後しばらくして、食事のサービスが始まりましたが、なしのつぶてです。
どうなっているのかと、食事サービスに来た日本人CAさんに事情を話すと、「その話は聞いていないですが、私が責任をもってお席を探します」と言ってくれました。

その言葉通り、すぐに席を探してくれ、食事の途中でしたが、指示された席に移動しました。

エコノミーの最前列の席の窓側で、足元が広くなっている席です。
3人掛けですが、真ん中が空いていました。
その席で、ワインを持ってきてもらいながら食事を終えました。

その後、元の席の上の棚に載せていた荷物を取りに行き、戻ったどころで、別の年配のイタリア人CAさんから、「ここは差額料金が発生する席な上、隣が空席なので、いい席すぎるから移って」と言われました。
彼女が客席の責任者なので、彼女の指示の方が権限があるとのこと。

はい、そうですか・・・

移った先は、ちょうど反対側の窓側の最前列。
しかし、そこには30歳前後のイタリア人カップルの先客がいました。
2人で3席をゆったりと使っていたところに、私というお邪魔虫が来たわけです。

足元は広いけれど、非常に居心地が悪い・・・
完全にアウェイな雰囲気でした



そんな状況なので、暗い中で2回目の機内食が来た時には、カメラも出せず、手持ちのミニライトも出せず、ipod-touchでカシャリと1枚撮影したのみ。
しかし、これで撮影しておいたために、この画像がアップできました(笑)



本来なら、差額料金を払ってビジネスにアップグレードしたかったフライトでしたが、イタリアの旅行会社の手配で、別の日本人客の方と同じ予約コードだったため、私だけアップグレードすることが不可能でした。
アップグレードの申し込みをしようとオンライン画面を開くと、知らない男性の名前が一緒に出て、料金も二人分が表示されるので、あきらめました。
チェックインの際に、カウンターで申し出たら、もしかしたらできたとか?

一応、アリタリアの入っているスカイチームのエリートのsky priority持っているんですけど、エリートくらいじゃ配慮してもらえないんですね・・・

そんなこともあったので、今回の座席たらい回しは、地味にこたえました。

次はトラブルがないといいんですけどね~





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする