ディナーに引き続き、「ロティスリーレカン」のランチを紹介します。
ディナーをいただいてから1週間もたたないうちに、またここで、今度はランチをいただく機会があったのです。
アミューズブーシュ
イカと里芋のタルタル 柚子のジュレと白魚
美しい上に美味!
素材の組み合わせが素晴らしい
真鱈の白子とあんこうのポシェ デュグレレ風
白子もあんこうも、この季節ならではのもの。
クリーミーな白子と、プリンとしたあんこうを、デュグレレソース(エシャロットなどをみじん切りにし、白ワイン、魚介の出汁を加えて煮詰めたソース)がやさしく包み込んでいます。
ちなみに、デュグレレは19世紀の有名シェフ(アンドレ・デュグレレ)に由来するようです。
牡蠣のフラン 春菊と牛バベットのエギュイエット 赤ワインソース
こちらは牡蠣と牛の組み合わせ。
バベットはハラミ、エギュイエットは細長く切る方法。
フランス料理用語がバンバン出てくるのが、レカンらしいでしょうか。
牡蠣を赤ワインソースで、というのは、意外と合うものですね。
仔牛バラ肉のオルロフ風
色を付けないように炒めた玉ねぎソース(ソース・スービーズ)を使うのがオルロフ風だそうです。
これも美しく、ひと皿のボリュームもちょうどよく食べられました。
自家製ヨーグルト 無花果のコンポート
ランチタイムですから、ヘルシーで軽めのデザートは、お腹が重くなりすぎなくていいですね。
ミニヤルディーズ
でも、最後の小菓子までしっかり登場。
ディナーの時と同じ内容ですが、ランチでは盛り付けが軽やかです。
コーヒーとともにいただきました。
後日、お店のHPでメニューを確認すると、ランチタイムはかなりオトクな価格設定になっていました。
レカングループですから、シェフは折り紙付きの腕です。
ランチメニューでこの内容は素晴らしいです。
ディナータイムもいいですが、オトクにレカンの味を楽しむのなら、ランチタイムの「ロティスリーレカン」は最強かも?
ランチタイムがオススメな理由が、もうひとつあります。
ロティスリーレカンの入り口には「ブランジェリーレカン」があり、パンを販売しています。
ディナータイムに訪問した時に気付いたのですが、ディナーを終えて帰る際には、ブランジェリーはもうクローズしていました。
ランチタイムなら、ブランジェリーはオープンしていますので、私はこの時、バゲットとカンパーニュのハーフサイズを買ってきました。
焼き菓子系も売っていて、手土産にも使えますので、覚えておくといいと思います。
パンは気に入ったので、また買いに行こうと思っています
ロティスリーレカン
東京都中央区銀座5丁目11−1 1F
レカングループの店はもう1店あり、「ブラッスリーレカン」という名前で、JR上野駅の1Fコンコースにあります。
上野駅に残る旧貴賓室が店になっているため、レトロな雰囲気が人気だとか。
HPを見ると、お値段は、3店の中で一番カジュアルでした。
ティータイムのドリンクとケーキのセットが890円(税込)となっていました。
レカンのケーキですよ?ここも使えそうですね~