我が家の庭の柿を、昨日すべて収穫しました。
焼酎で渋抜き処理するのが作業としては楽なのですが、生の柿であることには変わりないため、渋が抜けて食べられるようになっても日持ちがしません。
日持ちさせるには「干し柿」にするのがいいのですが、手間がかかるので、本来ならやりたくないんです。
といってられないので、12個の柿を干し柿にすることにしました。
ヘタの上の枝をT字に残しながら収穫した柿を洗い、皮をむきます。
T字のところをひもで縛り、鍋にわかしたお湯に30秒くらい浸して殺菌します。
ひものついた柿を干し、ひとまず一段落。
ほっとしたのも一瞬のことで、ひもが切れて柿が落下!
麻ひもを使ったのですが、お湯につけたことでひもが緩んで切れてしまいました。
ということで、最初からやり直し…
今度は撚りが強い頑丈なナイロンひもにしました。
干す際には、100均の小さめ洗濯ハンガーを使います。
ひもの両端に柿をつけ、振り分け荷物のようにしてハンガーに引っかけます。
やり直しをしたので、ハンガーにかけてベランダに出したのが夕方になってしまいました。
この時期、乾燥しているとはいえ、夜間は夜露の心配もあるので、今は家の中に取り込んであります。
朝、外に出しますが、鳥たちの目につかないように干します。
最初は柿の実の姿そのままなので細心の注意が必要ですが、だんだん水分が抜けて色が変わってくると、鳥たちに気付かれなくなってきます。
それまでも、それ以降も、毎日のお世話(陽に当たる場所を変えたり)が必須なので、干し柿づくりは本当に手間がかかります。
そうして手間ひまかけてつくっても、つくったことをすっかり忘れてしまいこんでしまうことがあり、何年か前の干し柿がまだ手元にあったりします
何年か前の自家製干し柿
大事に食べよう、と思ってしまい込んだ結果です。
これより古いものがまだあります(笑)
硬くてそのままでは食べにくいので、パンを焼くときに刻んで混ぜ込もうと思います。