本日、フランスのアルザス地方のワインとローヌ地方のワインの試飲会が都内で開催されました。
いくつかの素晴らしい出合いがありましたが、まずはひとつだけ紹介します。
それは、「Lirac」(リラック)のワインです。
「リラック」は、17あるコート・デュ・ローヌのクリュ(Crus de Cotes du Rhone)のひとつです。
ローヌ川の右岸に位置し、ロゼワインで知られるクリュ「Tavel」の北にあります。
リラックの東には、ローヌ南部で非常に名の知られた「シャトーヌフ・デュ・パープ」がある、そんなロケーションです。
日本市場では、リラックの知名度は残念ながら低く、マイナーアペラシオンではありますが、今回取り上げる生産者「シャトー ド モンコーフォン」のリラックがとてもおいしく、これを紹介しないわけにはいかないと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b0/1c0e4e1710a56e900ce4b8a15b412642.jpg)
Chateau de Mantfaucon Lirac Rouge 2015 / Liral Baron Louis 2015
リラックは、白、ロゼ、赤をつくることができるアペラシオンです。
今回試飲したアイテムは、モンコーフォンのリラック赤2種。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/45/7a81fe0eb74477a781a2d4e533a45404.jpg)
「リラック・ルージュ2015」は、グルナッシュ60%、シラー30%、サンソー10%。
リラックって、こんなにエレガントだった?と二度見ならぬ二度飲みしたくなるほど、果実味がキレイで、タンニンがしなやかで、デリケートな赤ワインです。余韻も長く、ほっこり癒されます。
※参考価格:3,080円(税込み)
その上のキュヴェになる「バロン・ルイ2015」は、グルナッシュ50%、シラー15%、サンソー15%、カリニャン10%、ムールヴェドル10%。
一般的なリラックであれば、もう少しスパイシーなニュアンスが出てくるはずですが、このキュヴェは、豊かでおおらかな果実委がありますが、繊細さが増し、非常にしなやかで、透明感のある美しい果実味が、長く長く余韻に残ります。
※参考価格:3,850円(税込み)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wine.gif)
コート・デュ・ローヌのワインは、パワフルすぎるものは苦手で、敬遠してしまう、という方もいらっしゃるかと思います。
ですが、このモンコーフォンのリラックは、内に秘めた芯のある強さはありますが、ひたすら果実味がキレイで、余韻の長さが際立っています。
印象としては、どちらかというと、ピノ・ノワール的かもしれません。
ブドウの平均樹齢50年、サステーナブルな農業、というのも、ワインの味わいに大いに影響しています。
なによりも、モンコーフォンの醸造家ルドルフさんの力が大きいと思います。
ルドルフさんは、フランス(シャトーヌフ・デュ・パープなど)、カリフォルニア、オーストラリアなどでの経験があり、2015年からはリラックワイン協会の会長も務める、地元では有名な人物だそうです。
ワインを飲めば、その非凡な才能がよくわかります。
モンコーフォンのワインは以前から知っていましたが、今回、久しぶりに飲んで、あまりの進化ぶりに感動でした。
1本を大人数でシェアする飲み方ではなく、少人数で時間をかけながら飲みたいワインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ff/71a0db24aa6a1815fd85e4252f778fea.jpg)
AOC Liracが認定されたのは1947年。
南仏のアペラシオンには、ボトルにAOCのエッチングが見られるところがあり、独特の雰囲気があって好きです。
※輸入元:飯田
いくつかの素晴らしい出合いがありましたが、まずはひとつだけ紹介します。
それは、「Lirac」(リラック)のワインです。
「リラック」は、17あるコート・デュ・ローヌのクリュ(Crus de Cotes du Rhone)のひとつです。
ローヌ川の右岸に位置し、ロゼワインで知られるクリュ「Tavel」の北にあります。
リラックの東には、ローヌ南部で非常に名の知られた「シャトーヌフ・デュ・パープ」がある、そんなロケーションです。
日本市場では、リラックの知名度は残念ながら低く、マイナーアペラシオンではありますが、今回取り上げる生産者「シャトー ド モンコーフォン」のリラックがとてもおいしく、これを紹介しないわけにはいかないと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b0/1c0e4e1710a56e900ce4b8a15b412642.jpg)
Chateau de Mantfaucon Lirac Rouge 2015 / Liral Baron Louis 2015
リラックは、白、ロゼ、赤をつくることができるアペラシオンです。
今回試飲したアイテムは、モンコーフォンのリラック赤2種。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/45/7a81fe0eb74477a781a2d4e533a45404.jpg)
「リラック・ルージュ2015」は、グルナッシュ60%、シラー30%、サンソー10%。
リラックって、こんなにエレガントだった?と二度見ならぬ二度飲みしたくなるほど、果実味がキレイで、タンニンがしなやかで、デリケートな赤ワインです。余韻も長く、ほっこり癒されます。
※参考価格:3,080円(税込み)
その上のキュヴェになる「バロン・ルイ2015」は、グルナッシュ50%、シラー15%、サンソー15%、カリニャン10%、ムールヴェドル10%。
一般的なリラックであれば、もう少しスパイシーなニュアンスが出てくるはずですが、このキュヴェは、豊かでおおらかな果実委がありますが、繊細さが増し、非常にしなやかで、透明感のある美しい果実味が、長く長く余韻に残ります。
※参考価格:3,850円(税込み)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_wine.gif)
コート・デュ・ローヌのワインは、パワフルすぎるものは苦手で、敬遠してしまう、という方もいらっしゃるかと思います。
ですが、このモンコーフォンのリラックは、内に秘めた芯のある強さはありますが、ひたすら果実味がキレイで、余韻の長さが際立っています。
印象としては、どちらかというと、ピノ・ノワール的かもしれません。
ブドウの平均樹齢50年、サステーナブルな農業、というのも、ワインの味わいに大いに影響しています。
なによりも、モンコーフォンの醸造家ルドルフさんの力が大きいと思います。
ルドルフさんは、フランス(シャトーヌフ・デュ・パープなど)、カリフォルニア、オーストラリアなどでの経験があり、2015年からはリラックワイン協会の会長も務める、地元では有名な人物だそうです。
ワインを飲めば、その非凡な才能がよくわかります。
モンコーフォンのワインは以前から知っていましたが、今回、久しぶりに飲んで、あまりの進化ぶりに感動でした。
1本を大人数でシェアする飲み方ではなく、少人数で時間をかけながら飲みたいワインです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ff/71a0db24aa6a1815fd85e4252f778fea.jpg)
AOC Liracが認定されたのは1947年。
南仏のアペラシオンには、ボトルにAOCのエッチングが見られるところがあり、独特の雰囲気があって好きです。
※輸入元:飯田
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en1.gif)
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