ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

東日本大震災から10年ーあっという間の10年でした

2021-03-11 21:32:05 | 雑記

東日本大震災から今日で10年。

1年以上前から続く新型コロナウイルス感染がまだ収まらないまま、この日を迎えました。

 

朝はホームベーカリーで焼いた第2弾の自家製パン(バターをオリーブオイルに置き換えてみました)を食べ、デザートには福島県郡山市の柏屋のレモンチーズタルト「檸檬ーLEMO」をいただき(これでラスト!)、自転車で近所のスーパーへ。

 

帰宅後、確定申告の書類をチェックし、今度は母を助手席に乗せ、早咲きの桜が咲く土手に寄り道をしながら、確定申告書類を提出する会場(地元のモール)に車で向かいました。

母を車に残し、ひとりで提出場所まで行くと、誰も並んでいません。

こんなこと初めて!

ちょうど昼時だったこともあるでしょうか。

完成書類を提出するだけなので、ものの1、2分で完了です。

ただし、マイナンバーが記載されているカードと、本人確認書類(今回は運転免許証にしました)を提示し、本人であることのチェックを受けました。

提出に行く方、これらもお忘れなく!

 

還付は1~1カ月半後くらいになります、とのことでした。

 

これでようやく確定申告終了!

過去を調べると、昨年は3月10日に、一昨年は3月11日に提出していました。

私のタイミングは、だいたいこのくらいの時期みたいです

 

ランチデザートは草大福  粒あんでした  

 

 

昼食後に観ていた午後のワイドショーでは、東日本大震災から10年の特集番組があり、衝撃的だった津波の映像も流れました(事前に注意あり)。

 

あの日、私は母と自宅にいて、今は亡き父はデイサービスに行っていました。

地震の前に、今まで聞いたことがないような変な音(今はお馴染みになった、あのイヤな音)が防災無線から流れ、その後に大きな揺れがやってきました。

窓から外を見ると、庭先の車のタイヤがバウンドしていて、自転車がガタガタっと倒れました。

私がこれまでで体験したもっとも大きな揺れで、我が家の地域は震度5弱。

 

その後に頻発した余震にもひやっとさせられましたが、水、乾電池やロウソク、食料品などの買いだめ、ガソリンを求める車の長蛇の列に加え、計画停電にも困惑させられました。

 

このブログで綴った2011年3月の記録を読み返してみました。

2011年は暖かくなるのが遅く、3月末なのに、寒さに震えながら、消えた電気が早くついてほしい!と願ってました。

被災された東北の皆さんのことを思えば、このくらい我慢しないと、と思いましたが、当時は介護が必要な父を抱え、かなりストレスフルな毎日を過ごしていました。

 

食料品や生活必需品が店頭から消え、行動が制限される日々。

いまのコロナ禍の状況と同じです。

 

あれから10年。

震災からそれなりに復興を遂げてきましたが、まだ2500名以上の行方不明者がいらっしゃいますし、家族や近しい人をなくされた方の心が癒されるのは、まだもう少し時間がかかるのかもしれません。

 

 

2011年の3月のリポートにご興味がある方は、お時間のある時にでも(1か月分のボリュームがあります)、下記をお読みいただけたら嬉しいです。

 

「ワインなささやき」2011年3月分

https://blog.goo.ne.jp/may_w/m/201103

 


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