ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

遠野ホップ収穫祭&フレッシュホップフェスト 補足

2019-07-16 11:44:44 | ワイン&酒
昨日紹介しました、webサイト「&GP」遠野ホップ記事 補足です。

記事の中ではリンクが貼れなかったので、こちらで補足&リンク貼ります。




遠野ホップ収穫祭 2019

2019年8月24日(土)~25日(日)11:00~21:00(25日は20:00まで)

会場:蔵の道広場(JR釜石線 遠野駅から徒歩5分)

公式HP:https://www.lets-hopping.com/

ホップ畑見学ツアー、ライブ(サンプラザ中野くんなど)もあります。



和風な外観の遠野市役所! ここも遠野駅から徒歩圏内です



首都圏からだと、東北新幹線で「新花巻駅」まで行き、JR釜石線に乗り換えです。



新花巻駅前には、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のオブジェがありました。

収穫祭に合わせて周辺観光もしたい場合は、JR東日本が発売している
「いわてホリデーパス」(1日間、大人2460円)利用も便利かも?



宮沢賢治ファンにはたまらない?



JR釜石線 岩手の夏 -新花巻駅 新幹線ホームからパチリ



FRESH HOP FEST 2019

2019年9月1日~11月30日

公式HP: https://freshhop.jp/


「フレッシュホップフェスト」は飲食店で開催されるイベントで、フレッシュホップフェスト委員会が主催しています。
その年に収穫されたフレッシュホップを使って仕込んだビールを飲めます。

家にいながら飲めるフレッシュホップビール「とれたてホップ 一番搾り」(キリン)は、今年も数量限定で発売される予定だそうですよ。

[参考]とれたてホップ 2018年収穫 一番搾り
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/772811e4088b8bd4b52ab6050f110dc7

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クラフトビールで人気急上昇!国産ホップの収穫をリポート@岩手県遠野市

2019-07-15 20:17:31 | ワイン&酒
&GP
「クラフトビール人気で注目度アップの国産ホップ!日本一の産地・岩手県遠野に行ってきた」 がアップされましたので、お知らせします。。

今回は、クラフトビール人気で注目される ホップ の話です。





▼記事リンク
クラフトビール人気で注目度アップの国産ホップ!日本一の産地・岩手県遠野に行ってきた

昨年、ホップの収穫時期に、岩手県遠野市に取材に行ってきました。
ホップがどのように栽培され、収穫され、加工されるのか、詳しくリポートしていますので、ぜひご覧ください。

8月後半に開催される「遠野ホップ収穫祭2019」、収穫したフレッシュホップを使った「フレッシュホップフェスト」についても紹介しています。



記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/240708/

&GP
https://www.goodspress.jp/



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「肉山」プロデュースの「肉友」で肉三昧@日本橋

2019-07-14 18:48:18 | レストラン&店
予約の取れない店として有名な「肉山」(にくやま)は、いろいろな種類の肉がガッツリ食べられることとコスパの良さが人気の理由だそうですが、吉祥寺(東京都武蔵野市)にあるため、そもそも行きにくいよね、というのが、肉はあれば食べるけれど、という私の本音。

ですが、その「肉山」プロデュースの店「肉友」(にくとも)が都心(三越前)にあり、ワイン友が懇意にしているということなので、4月に出かけてきました。



出てきたのは、ひとつしかないコース(ディナータイム、6500円)です。
料理名はほぼ忘れていますので、写真だけでお楽しみください(笑)



まずは、リエットやパテの盛り合わせ。
これで4人分です。以降のお皿も4人分の盛り合わせ。



生ハムがトッピングされたサラダ



ホワイトアスパラのオランデーズソース。
添えられているのはリ・ド・ヴォー。


薬味です



ポークのロースト。
部位が違うものの盛り合わせ。



ポークのローストと薬味を盛り付けてみました



肉の種類は忘れましたが、ジューシーな煮込み。



薬味その2
大根おろしやマヨネーズ、美味なポンズなど。



ドーンと来ました!
種類の違う牛です。



さすがにもうお腹が苦しくなってきたので、このくらいが私の限度・・・



しかし、ごはんが来ました!
すでにお腹いっぱいのはずなのに、これは入る、入る・・・(笑)




え?デザートもあるの?!
濃厚でなめらかなプリン、もちろん、別腹に収まりました~



この皿数、ボリュームで6500円とは、コスパ良すぎ
ここ、1000円ランチもあるみたいです。

吉祥寺はちょっと遠いですが、三越前なら便利!

しかし、場所がわかりにくかったです。
住所を頼りに探し回り、反対方向から来た別の友人と一緒になって探しあてました。



大きな通り(江戸通り)に面したミニストップの角を入った細い路地を少し進んだ左手の2階です。




肉友
東京都中央区日本橋本石町3-2-5 マレ本石ビル 2F
tel. 03-5203-8040

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ローマから成田に向かうアリタリアでのハプニング

2019-07-13 18:01:55 | お出かけ&旅行
先月のPCトラブルで画像が消えてこの時の機内食の記事が書けないので、その代わりのちょっと妙なエピソードを紹介します。

4月にイタリアのヴェローナで開催されたワイン展示会「Vinitaly」から帰国するため、乗り継ぎ地 ローマから成田行きのアリタリア便(AZ784)に乗りました。
座席は後方ながらも、スペースに余裕がある通路側なので、非常に快適

座席に着いたら、すぐにモニターで映画が観られる例も多いですが、この時のアリタリア機は、離陸して安定飛行になるまで映画を観ることができない状況でした。
いつも自前のイヤホンを持っているのですが、提供自体が始まらなければ、観ることができません。

ようやく、と思って映画をスタートさせましたが、音声が割れて、まったく聞き取れません。
念のためにともらったイヤホンに変えても同じです。

年配のイタリア人CAさんに伝えると、代わりの席を探す、と言って前の方に消えていきました。

その後しばらくして、食事のサービスが始まりましたが、なしのつぶてです。
どうなっているのかと、食事サービスに来た日本人CAさんに事情を話すと、「その話は聞いていないですが、私が責任をもってお席を探します」と言ってくれました。

その言葉通り、すぐに席を探してくれ、食事の途中でしたが、指示された席に移動しました。

エコノミーの最前列の席の窓側で、足元が広くなっている席です。
3人掛けですが、真ん中が空いていました。
その席で、ワインを持ってきてもらいながら食事を終えました。

その後、元の席の上の棚に載せていた荷物を取りに行き、戻ったどころで、別の年配のイタリア人CAさんから、「ここは差額料金が発生する席な上、隣が空席なので、いい席すぎるから移って」と言われました。
彼女が客席の責任者なので、彼女の指示の方が権限があるとのこと。

はい、そうですか・・・

移った先は、ちょうど反対側の窓側の最前列。
しかし、そこには30歳前後のイタリア人カップルの先客がいました。
2人で3席をゆったりと使っていたところに、私というお邪魔虫が来たわけです。

足元は広いけれど、非常に居心地が悪い・・・
完全にアウェイな雰囲気でした



そんな状況なので、暗い中で2回目の機内食が来た時には、カメラも出せず、手持ちのミニライトも出せず、ipod-touchでカシャリと1枚撮影したのみ。
しかし、これで撮影しておいたために、この画像がアップできました(笑)



本来なら、差額料金を払ってビジネスにアップグレードしたかったフライトでしたが、イタリアの旅行会社の手配で、別の日本人客の方と同じ予約コードだったため、私だけアップグレードすることが不可能でした。
アップグレードの申し込みをしようとオンライン画面を開くと、知らない男性の名前が一緒に出て、料金も二人分が表示されるので、あきらめました。
チェックインの際に、カウンターで申し出たら、もしかしたらできたとか?

一応、アリタリアの入っているスカイチームのエリートのsky priority持っているんですけど、エリートくらいじゃ配慮してもらえないんですね・・・

そんなこともあったので、今回の座席たらい回しは、地味にこたえました。

次はトラブルがないといいんですけどね~





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クレヨンハウスのオーガニックレストランで居酒屋メニュー&ワイン三昧@表参道

2019-07-12 18:15:54 | レストラン&店
表参道の「クレヨンハウス」といえば、ある世代以上の人には知られた店でしょうか。
当時、ラジオ番組でも人気だったエッセイスト落合恵子さんが開いた絵本の店です。

「ここのオーガニックレストランに行かない?」と、オーガニック専門家であり大学の先輩の水野葉子さんから誘われ、ぜひ!と出かけてきました。

JAS有機認定の第一号レストランだそうです。

オーガニックワインもあるということで、メンバーは、そこそこ飲める4名で女子会です。

クレヨンハウス正面から下への階段を下りたところにオーガニックレストラン「広場」があります。
ランチタイムとディナータイムはブッフェ形式になっていて、ランチタイムは大人1500円、ディナータイムは大人2700円です。

私たちの目的は、ディナータイムの「オーガニック居酒屋」です。



ディナータイム(17時30分~23時)に、テラス席限定で、ワンコインメニュー(税込500円)がいただけるのです。

まずは、店員さんに、テラスのオーガニック居酒屋メニューで、と伝えます。
着席し、テーブルにあるメニューの中から、まずはドリンクを選びます。
ここまでは普通の店と変わりません。

フード類は、店内のビュッフェコーナーにセルフで取りに行きます。



が、自分で取るのではなく、ブッフェコーナーのスタッフさんに、「私たち居酒屋メニューです」と伝えると、ワンコイン分の料理をサーブしてくれます。



もちろん、料理は好きなものを選べます。




一皿に2品まで選べるので、違う2品を選ぶもよし、同じものを選ぶもよし。



私たちが行ったのは月曜日で、メニューはすべて野菜づくしの「ベジタリアンナイト」でした。



ベジタリアンナイトでも、ソーセージは別メニューにありました。



レンズ豆と玉ねぎのサラダの味付けがよく、白ワインとの相性もバッチリ。



がんもどきもおいしかった



このロールキャベツがとてもおいしく、結局、もう一皿追加しました。



チーズ盛り合わせ(これも別メニュー)





ボトルワインや酒類は、隣接の「野菜市場」で購入して飲めます。
有機野菜、パンなども販売しています。



冷蔵ケースにいろいろあり、自分で取り出して、店員さんに「これが飲みたい」と伝えればOK。ビールも日本酒も、焼酎もあります。

私たちが飲んだのは・・・


タケダワイナリー サン・スフル 白 2018 (発泡) (山形県)

山形県産デラウェア種100%のやさしい発泡の白ワインで、乾杯にピッタリ。辛口です。
無濾過なので、濁っています。


天然葡萄酒 (白) 辛口 (岐阜県)

こちらもデラウエア種の白ワインで、ほっとする辛口。
蔵の中の酵母で自然発酵させています。


天然葡萄酒 (赤) 中辛口 (岐阜県)

白がおいしかったので、同じ造り手の赤も選んでみました。
造り手は岐阜の林真澄さんですが、ブドウは山梨県勝沼産のマスカットベリーA。


Frey Organic Sangiovese 2014 (USA, California, Redwood Valley)

カリフォルニアのサンジョヴェーゼ。2014年と少し熟成していますが、飲んでみると、まだまだ全然若く、フレッシュ!



結局、4人で4本のワインを飲み干しました(笑)
野菜市場で売っていたパンも食べて、一人4000円以下
おかげさまで、楽しい&おいしい女子会でした



テラス席の居酒屋メニュー&ワイン、最高
雨の時は、テントがスルスルと出てくるので、よほどの大雨じゃなければ大丈夫そう。




クレヨンハウス東京店 オーガニックレストラン「広場」
東京都港区北青山3-8-15
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/restaurant.aspx

※オーガニック居酒屋 詳細
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/izakaya.aspx

前述したように、月曜日は野菜メニューだけなので、肉料理が食べたい方は、ご注意を。

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Luceの新ワイン「Lux Vitis」が日本に初上陸

2019-07-11 17:11:59 | ワイン&酒
イタリア・トスカーナ州モンタルチーノの「テヌータ・ルーチェ」がつくる
「Luce」(ルーチェ)は、ワイン好きなら誰もが知る超トスカーナワインです。

1995年、イタリア・トスカーナのヴィットリオ・フレスコバルディと、アメリカ・カリフォルニアのロバート・モンダヴィという両巨頭のジョイントベンチャーで誕生したルーチェ。

素晴らしい品質で我々を魅了してきたLuceですが、2004年にモンダヴィとのジョイントを解消し、その後はフレスコバルディ単独のTenuta Luce社としてLuceを造ってきました。

その2004年に植えたカベルネ・ソーヴィニヨンで新たに造ったワインが、今回、日本に初お目見えした「Lux Vitis」(ルックス・ヴィティス)です。



テヌータ・ルーチェ社のアジア輸出部長エリカ・リバルディさんが来日し、2019年6月26日に都内で発表会を行ないました。
10年ぶりの新商品になるそうです。



LUX VITIS 2015 Tenuta Luce (Italy, Toscana)

カベルネ・ソーヴィニヨン95%、サンジョヴェーゼ5%のブレンド。
カベルネ100%にせず、サンジョヴェーゼを加えたのは、モンタルチーノの誇りだから、とのこと。



飲んでみると、ワインに力があり、凝縮感があります。果実味豊かで、香りにも果実の芳醇な広がりがあり、ほんのりスパイスも加わります。
タンニンも豊富ですが、きめ細かく、よく溶け込み始め、テクスチャになめらかさがあります。5%のサンジョヴェーゼによりイキイキとした酸が加わり、バランスを高めています。おおらかさ、伸びやかさ、明るさがあり、余韻に甘みを感じ、すでにおいしい!もちろん、まだまだ熟成していくでしょう。



アルコール度数は15%ありますが、アルコールの高さはまったく感じさせません。

2015年が初ヴィンテージで、生産本数は7500本。
非常に少ない量ですが、そのうちの10%が日本市場に上陸します。
天候に恵まれた2015年は非常に良い年です。ブドウがよく熟し、凝縮感のあるワインができたので、近年のヴィンテージの中では、間違いなく買うべき年です。




「モンダヴィとジョイントを解消した2004年は、モンタルチーノにとって難しいヴィンテージでした。だからこそ、何か新しいプロジェクトを始める時であると考え、これまで使っていないカベルネ・ソーヴィニヨンを植えることにしました。モンタルチーノの土壌は、粘土が一部混ざる砂質で、サンジョヴェーゼに適していますが、カベルネにも適しています」と、エリカさん。




LUXとは、ラテン語で「光」を意味し、Vitisはブドウ樹のこと。
直訳だと、「光のブドウ樹」でしょうか。

data
■ 平均収量:400kg/ha
■ 生産本数:7,500本
■ 収穫:9月最終週
■ 発酵:28~30度に温度管理されたセメントタンクにて。10~12日間。
■ マセラシオン期間:20日間
■ マロラクティック発酵:樽にて行う
■ 熟成:100%新樽にて、24か月
■ 瓶詰:2018年2月7日



瓶詰日のデータが、ボトル正面の下部に記載されていますが、文字が黒なので、非常に見えにくいです。
気になった方は、探してみてください。2018年1月1日から38日目の2月7日なので、「38」という数字が見られます。

※輸入元:日本リカー 希望小売価格:27,000円(税抜き)





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テラスからの眺めが最高のエノテカレストラン@ヴァルドッビアデネ-Italy

2019-07-10 12:23:42 | お出かけ&旅行
イタリア55番目の世界遺産「コネリアーノとヴァルドッビアデネの丘陵地」(ヴェネト州)を眺めるのにオススメの店を紹介します。




ヴァルドッビアデネの丘の中腹にある「Salis Ristorante Enoteca」というワインレストランです。
ここに取材途中のランチで立ち寄りました。

テラスがある店なので、景色を眺めるには最高です!



ブドウ畑を眼下に見下ろしながらくつろぐマダムたち



地元料理を色々といただきました


ズッキーニの花のフリット


地元ヴェネトのチーズ盛り合わせ


バジルのリゾット


肉料理


5月だったので、イチゴとサクランボがてんこ盛り



デザートは、パンナコッタと、アーモンドたっぷりの「ズブリソローナ」。
ズブリソローナの生地にはトウモロコシ粉が入り、ホロホロ、ザクザクとした食感です。平たく大きく焼き、ホロホロと崩しながら食べます。




もう、ここから離れたくなくなってきます(笑)





Salis Ristorante Enoteca
Str. per Saccol, 52, 31049 Valdobbiadene TV, Italy

※年中無休で朝9:30~0:00まで営業している便利な店

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イタリア・プロセッコDOCGのコネリアーノ、ヴァルドッビアデネの丘陵地が世界遺産に登録!

2019-07-09 15:10:22 | ワイン&酒
2019年7月7日にアゼルバイジャンで開催されたユネスコ総会で、ユネスコ世界遺産委員会は、コネリアーノとヴァルドッビアデネのプロセッコの丘陵地(the Prosecco Hills of Conegliano and Valdobbiadene)(イタリア・ヴェネト州)を、イタリア55番目のユネスコ世界遺産として登録しました。



the Prosecco Hills of Conegliano and Valdobbiadene (Italy)
※写真提供 the Consortium of Conegliano Valdobbiadene Prosecco DOCG

コネリアーノとヴァルドッビアデネの丘陵地には、素晴らしいコネリアーノとヴァルドッビアデネDOCGワインがつくられるブドウ畑が広がっています。

昨年5月に現地を訪問しましたが、緑が美しい季節だったので、見る景色のすべてが素晴らしく、シャッターを切らずにはいられませんでした(笑)



丘陵地につくられた畑がうねっていました



かなりの急斜面の畑も見られます



今回、ユネスコの世界遺産登録となりましたが、ここに至るまでは10年もの活動があり、そのプロセスが認められての、ようやくの登録です。



緑の濃い季節の丘陵地は本当にキレイですが、収穫時期、ブドウ畑の紅葉の時期も、また別の美しさがあると思います。



テラス飲み、最高でした!



現地で飲むワインのおいしいこと、おいしいこと!
みんな笑顔になりますよね

イタリア旅行を考えている方は、ぜひ候補地に入れてみてください。




ベネチアから車で約1時間と遠くないので、ベネチアからの日帰りトリップも可能です。

以前も紹介しましたが、日本語ペラペラのナイスガイのクリスが運転する小型シャトルなら、ワイナリーツアーも組んでくれます。

※クリスの紹介記事
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/2ebc9ea67f1d800f49c073a8005f14dc

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「第3回ボルドー&ボルドー・シュペリユールワインソムリエコンクール2019」決勝課題

2019-07-08 17:51:23 | ワイン&酒

2019年7月5日に決勝が行われた 「第3回ボルドー&ボルドー・シュペリユールワインソムリエコンクール2019」の結果は以下の通りになりました。
本日は、コンクール決勝の審査内容を紹介します。



優勝 近藤 裕哉(銀座レカン)(中央)
2位 野村 大智 (Grand Hours)(右)
3位 吉田 雄太 (ベージュ アランデュカス東京)(左)





ファイナルに出場できる3名の名前のコールを待つ11名の選手たち。
上位3名がコールされます。

ファイナル通過順位は、1位:近藤選手、2位:野村選手、3位:吉田選手でした。
決勝は、3位の吉田選手から逆順に行なわれました。

課題1
勤務先のホテル、レストランでボルドー&ボルドー・シューペリュールフェアを開催したい。上司やオーナーに向けて具体的プレゼンテーションを、パワーポイントを使って行なってください。(日本語、6分)

吉田選手は、20代、30代女性をターゲットにした、1日だけの2部構成のワインイベントを提案。
1部フィンガーフードと楽しむ立食、2部はフレンチのコースに合わせたボルドーワインを提案。残念ながら途中で時間切れ。



ロゼより色が濃く、赤より薄いボルドー・クレレに注目したい、と言っていたのに、ディナーコースにクレレが入っておらず、多様性を説明しながらもロゼが入っていないのが、私は気になりました。


野村選手の勤務先は、福岡のウエディングハウスということから、まずは福岡の地域性を紹介。
実は福岡市はボルドー市の姉妹都市。ボルドーマラソンが行なわれたり、ワインイベントも街ぐるみで行なわれているそうです。



そんな背景から、福岡の食とワインを組み合わせ、著名人をゲストに呼ぶ夏の大イベントを提案し、ウエディングの集客につなげたいと説明。
パワーポイントのスライドの切り替えが早く、野村選手も非常に早口だったので、私はなかなか追い付けませんでした。




近藤選手が勤務する「レカン」グループは、オーセンティックなフランス料理店「銀座レカン」、カジュアルに楽しめる「ブラッスリー・レカン」、モダンなスタイルの「ロテスリー レカン」も経営しています。そこで、近藤選手は、それぞれの店の特徴に合わせたプランを提案。



ポイントを押さえた卒のないプレゼンテーションは、とてもわかりやすいと思いました。


課題2
赤ワイン1種類のブラインドテイスティング。フルコメントで。(日本語or選択言語、3分)

選択言語でのコメントだと加点されるため、3名とも英語を選択しました。


吉田選手


野村選手


近藤選手


課題3
ブラインドテイスティングした課題2のワインをケースで買いたいというお客様にアドバイスしてください(日本語、2分)

※結果発表後、審査委員長に確認したら、2004年のボルドー赤だそうです。


課題4
ワイン4種をブラインドテイスティングし、フラッシュコメントとともに、ワインそれぞれ合わせた日本料理をコースで提案してください。ワインの順番は変更可能。(英語、4分)

3選手のコメントから、4ワインの特徴はこんな感じです。

1番は、ソーヴィニヨンとセミヨンのバランスの取れた白ワイン
2番は、イキイキとしてフレッシュなソーヴィニヨン主体の白ワイン
3番は、樽熟成させた、厚みのある白ワイン
4番は、発泡ワインのクレマン・ド・ボルドー



それぞれのワインに合う和食メニューを提案するものの、コース仕立てになっていない選手がほとんどでした。

コンクールでは、和食メニューとのペアリング課題が非常に多いので、対策は練りやすかったと思いますが…


課題5
6名のテーブル客から注文を聞き、サービスを行なってください(英語、5分)

途中で2つの質問が入る(英語)
1)ボルドーの2015年と2016年のヴィンテージの違いを教えて?
2)Glyphosate(グリフォサート)とは何?

サービス途中で、一人が「白ワインをバイザグラスで飲みたい」とリクエスト。

サービス実技は、いかに手早く、かつ丁寧にできるか、です。



吉田選手は動きがスムーズですが、丁寧な手順に時間がかかり、白ワインを見せたところでタイムアウト。



野村選手はスピーディーでしたが、雑に見える箇所もいくつかあり、気になりました。



近藤選手はムダのない動きで手際もよく、落ち着いたサービスで、白ワインまで注ぎ終えました。



赤ワインはこちら



2016年ヴィンテージの若いAOCボルドーの赤ワインでした



赤ワインのデカンティングに使用したデカンタは、野村選手が上のタイプ、吉田&近藤選手は平たいタイプ。


途中に挟まった質問のうち、2015年と2016年の違いは全員がそれなりに答えられていましたが、2つ目の「Glyphosate」が聞き取れず、質問を正しく理解できた選手はいませんでした。
Glyphosate(グリフォサート)とは農薬のひとつで、使用した場合、散布した場所のすべての植物を枯らしてしまいます。
その安全性が問われているため、使用禁止にしている国もあり、フランスでも、2019年1月に、グリフォサートが使用されてる商品(商品名「Roundup」)の販売を禁止しました。





「ボルドー&ボルドーシュペリュールと いうテーマのあるコンクールに参加したことで新しい発見につながり、多くのことを学ぶことができた」と、近藤選手。
終了後のインタビューでは、「和食の知識が足りていない」と、自らの今後の課題も語りました。

近藤選手は兵庫県出身の29歳。身長186cm!
大学まで兵庫県で過ごし、新卒で銀座レカンに就職。その後、レカン改修工事の期間は、トゥールダルジャンに4年勤務。2019年4月に銀座レカンに戻ってきました。
コンクールについて考える大きなきっかけとなったのが、2018年4月に行われた「第7回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ」とのこと。この大会で近藤選手は優勝しました。



第2回優勝者の塚元晃さん(左から二人目)へ花束を贈呈


左より)
岩田渉さん(審査員)、塚元晃さん(審査員、第2回コンクール優勝)、エミリー・ドゥアンスさん(ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン生産者代表)、吉田選手、近藤選手、野村選手、ジャンバティスト・ルセック フランス公使、森覚さん(審査委員長)、井黒卓さん(審査員、第1回コンクール優勝)





選手の皆さん、審査員の皆さん、お疲れさまでした!

セミファイナル進出者 ※上位3名以外、五十音順
朝倉 達也(メゾンドタカ芦屋)
石原 大輝(Le Monde)
江原 秀俊(株式会社ジオウ)
清水 良晃(Natural Wine Shop&Bar Histoi)
河 りょう(エノテカ株式会社)
藤森 大輝(エノテカ株式会社)
松永 文吾(エノテカ株式会社)
渡邊 航大(ロオジエ)

※今回の出場者から年齢制限が変わり、35歳以下に限定されました


[参考]

「第一回ボルドー&ボルドー・シュペリュールワインソムリエコンクール」優勝者
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/8157754c8c638e5d32aa5593d8486711

「第2回ボルドー&ボルドー・シュペリュールワインソムリエコンクール」優勝者
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/60047306b7c8c2de1533d72eac8d3c7d

第2回「ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン ソムリエコンクール」決勝課題
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/0cb231005ce2805580124c38ac5af962

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資生堂パーラーの「フィナンシェ」

2019-07-07 11:26:20 | 甘いもん
資生堂コスメを買ったら、キャンペーンのオマケでいただいたスイーツ


「フィナンシェ」  資生堂パーラー

小さなボックスに2個入りでした。
オマケですからね。



フランス語で「金融家」という意味の名前をもつ「フィナンシェ」は、その形が金の延べ棒に似ていることから名付けられた焼き菓子です。

バターがたっぷり入り、黄金色に焼かれたフィナンシェは、まさに金(笑)
資生堂パーラーのフィナンシェは、焦がしバターも加え、より風味のある複雑なテイストに仕上げているそうです。

バターの風味が香ばしく、リッチな味わいですが、金の延べ棒のよに堅くなく、気を付けて手に取らないと崩れてくるソフトさ。
ゴールド級のおいしさでしたよ~



さすが、資生堂安定のパーラー。
チーズケーキが有名ですが、フィナンシェも気に入りました。

焼き菓子好きの方の贈り物にオススメです。



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コラム「ヌーヴォーだけじゃない! 多彩なボージョレワインを楽しもう!」

2019-07-06 12:49:39 | ワイン&酒
毎年、秋になると話題になるのが、ボジョレー・ヌーヴォーです。

解禁日は毎年11月第三木曜日で、2019年の今年は11月21日(木)になります。

この解禁日のちょうど半年前にあたる5月21日にボジョレーの生産者が来日し、キックオフイベントが都内で開催されました。

その時の執筆記事が、「Winart」ウェブコラムにアップされました。

 → ヌーヴォーだけじゃない! 多彩なボージョレワインを楽しもう!




ヌーヴォーだけじゃないボジョレーワインについても書いていますので、ぜひお立ち寄りください。



コラム記事へ http://winart.jp/column/9079

Winart Column  http://winart.jp/column

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結果速報!「第3回ボルドー&ボルドー・シュペリユールワインソムリエコンクール2019」

2019-07-05 22:41:14 | ワイン&酒
フランスを代表するワイン産地ボルドーに特化したコンクール
「第3回ボルドー&ボルドー・シュペリユールワインソムリエコンクール2019」が開催され、2019年7月5日、在日フランス大使館 大使公邸にて決勝が行なわれました。

46名の応募者から11名に絞られた選手がセミファイナルに進み、セミファイナルを通過した3名の選手がファイナルに臨みました。

厳正な審査の結果、優勝したのは・・・



優勝 近藤 裕哉(こんどう ゆうや)29歳(銀座レカン)




2位は 野村 大智 (Grand Hours)(右)
3位は 吉田 雄太 (ベージュ アランデュカス東京)(左)

おめでとうございます!

優勝者、準優勝者には、ボルドー研修旅行の副賞が授与されます。



このコンクールは2017年に始まり、今年で3回目の開催です。

今回は過去2回と変更された点があります。
これまでは、参加者の年齢は45歳まででしたが、若手のチャンス拡大が考慮され、年齢制限の上限が35歳までに下がりました。


決勝は非公開で行なわれましたが、メディアには公開され、私も取材してきました。

その審査内容は、改めてリポートしますので、しばし、お待ちを~




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ユニークで豊かなアルメニアの食

2019-07-04 22:48:13 | お出かけ&旅行
さて、&GP
「ラバッシュにチーズにビール!ユニークで豊かなアルメニアの食を堪能!」 がアップされましたので、お知らせします。。

前回のアルメニアワインに続き、今回はアルメニアの食です。





▼記事リンク → ラバッシュにチーズにビール!ユニークで豊かなアルメニアの食を堪能!

現地取材で出合った&食べたものを、たくさんの画像で紹介しています。
世界各国の食に興味がある方はもちろん、食べることが好きな方にオススメです。

ワインバーやクラフトビールについても触れています。



記事リンク
https://www.goodspress.jp/reports/238284/

&GP
https://www.goodspress.jp/


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6月の和菓子「水無月」をようやく!

2019-07-03 16:45:45 | 甘いもん
6月の別名は「水無月」(みなづき)。
梅雨で雨が多いのに、水が無い月とは面白いですよね(笑)

1年の折り返しとなる6月30日に行われる行事が「夏越の祓」(なごしのはらえ)で、これまでの穢れを払い、これから年末までの無病息災を願います。
その時に食べるのが、「水無月」という名前の和菓子です。

京都で行なわれてきた行事なので、関東ではどこでも売っているというわけではなく、また、7月に入ってしまったので、もう見つけるのは無理かとあきらめていましたが、昨日、銀座三越の「仙太郎」で発見したので、買ってきました。



水無月  仙太郎(京都市下京区) 1個 227円

外郎(ういろう)の土台の上に、炊いた小豆をちりばめています。
「白水無月」(左)と「黒水無月」(右)があり、黒は外郎が黒糖味。

外郎はもっちりとし、上品に炊いた小豆との食感の違いが楽しく、おいしくいただきました。
黒水無月は黒糖の風味がしっかり出ていて、家の母は黒の方が好きと言っていました。
ちなみに、賞味期限は買った本日中です。




水無月の形が三角形なのは、冬の間に切り出して氷室に保管するが由来です。

冷蔵庫のない時代、暑い夏の時期には、氷室の氷は宮中に運ばれました。
氷は貴重なものですので、庶民の口には入りません。

その代わりに、氷に似せた三角形の形のお菓子「みなづき」が作られました。
白い土台の外郎を氷に見立て、魔よけの意味のある小豆を散らしています。

白の外郎が基本ですが、店によって、外郎を黒糖入りにしたり、抹茶入りにしたりと、バリエーションがあるようです。
抹茶バージョンが欲しかったですが、店頭にはありませんでした。



7月に入り、水無月が店頭からなくなってしまった店も多いですが、来週くらいまでは置いてあるところもあるようです。
探すならデパ地下の京都の和菓子屋さんがいいと思います。

本来は旧暦の水無月なので、旧暦カレンダーではまだ6月30日になっていませんが、今は和菓子の季節も新暦で動いているようなので、食べたい方はお急ぎを!

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月額4800円で100種のワイン飲み放題のサブスク!@銀座

2019-07-02 18:40:21 | ワイン&酒
一定期間の会費を払うと、サービスが無料で受けられるシステムは以前からあります。
それが、最近よく聞くサブスク(サブスクリプション)」サービス。
サブスクは、今年の流行語大賞候補になりそうでしょうか?

すでに、クラフトビールコーヒーのサブスクを紹介してきましたが、
今度はワインのサブスクです。



東京・銀座にあるシェフのためのコワーキングスペース『re:Dine GINZA』(リダインギンザ)が、2019年7月2日より、ワインが飲み放題となる定額制の「ワイン会員」を募集する、というプレスリリースが届きました。

『re:Dine GINZA』では、ディナータイムにソムリエ厳選の100種類のワインがビュッフェ形式で楽しめるワインビュッフェを、1回2,800円で提供しています。
月額4,800円(税込)を払って会員になると、このワインビュッフェが毎日無料で楽しめる、というものです。

2回行けば元が取れますので、仕事先が近くの人、よく銀座で飲む人にはおトクですね

ワンフードオーダー制で、料理の代金は会費に含まれませんので、食事代がかかります。
ワイン以外のドリンクは別料金がかかります。
混雑時は2時間制になります。

どんなワインがあるかわかりません。
でも、それが逆に面白いかも? そう思える人なら、チャレンジしてみてはいかが?

なお、会員の連れは(全員)、ワイン飲み放題が2000円(税抜き)の特別価格だそうです。




『re:Dine GINZA』ワイン会員

■会員募集開始日:2019年7月2日(火)

■会員権販売価格:月額4,800円(税込)

■会員特典:
1)通常価格2,800円(税抜)のワインビュッフェが毎日無料
2)お連れ様全員も、2,000円(税抜)の特別価格でワインビュッフェ利用可

■利用可能時間:17:00〜23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)

※ワンフードオーダー制
※混雑時は2時間制
※店舗が貸し切り営業の際には利用不可(スケジュールは『re:Dine GINZA』HPで)

詳細&申し込み: http://blog.favy.co.jp/10225


re:Dine GINZA (リダインギンザ)
東京都中央区銀座4丁目3番1号 並木館9階
http://redineginza.favy.jp/



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