ご隠居が所属する千葉県行政書士会会長のN氏が春の叙勲で黄綬褒章を受章しました。
その祝賀会が先日アパホテル&リゾート東京ベイ幕張で開催されました。
もともとは西武鉄道のプリンスホテル幕張で開業しました。
経営が思わしくなく女性社長で有名なアパホテルに売却しました。
温泉を掘り、4階には露天風呂を設置、それまでビジネス客中心を家族中心のリゾートホテルの雰囲気を持たせました。
その結果大繁盛。
500床の新館も建設。1500床のホテルになりました。
企業はブランドも大事でしょうがやっぱり社長の手腕だなと思います。
さて叙勲の祝賀会は国会議員の挨拶から延々続きます。
一説によると勲章、大臣表彰まで入れると年間2万人ぐらいの人が受章されるみたいです。
遠方の人が宮中に参内する時は前日に来てホテルに宿泊。モーニンギグなどレンタルすればその費用。
故郷に帰ってホテルで祝賀会。そうそう式典のご案内の手紙にも菊のご紋章で封印。お土産にも菊のご紋章。当然無料では使用できないでしょう。
大勢の人を集めてのホテルでの食事、お土産、そこまでの交通費、お金が動きます。
ある意味政府はたいした元手もかけずに景気対策を打っているような気もします。
ご隠居が民間会社でサラリーマンをやっている時は上から下っ端まで勲章のくの字も話題に上りませんでした。
公務員とか各種の団体の役員では勲章が貰えそうとか、勲章をもらうまで役職にしがみついているなどとうわさを聞きます。
職場によって叙勲に温度差があるようです。
ご隠居は勲章をもらえるような立派なことやっていないので会費のもとを取ろうとひたすら飲んだり、食べたりして昼間から酔ってしまいました。
おまけ
9月10日坂井義則さんが死去しました。ご冥福をお祈りします。
思えば昭和39年10月10日晴れ渡った東京の秋の空
東京オリンピックが開催され坂井さんが聖火の最終走者として国立競技場の階段を駆け上り聖火台に火をともしました。
テレビはまだ白黒でしたが日本中が感動ししました。
そして日本が先進国に向かって快進撃を始めました。
若い日本の出来事も昔話となっていきます。