中山道、木曽路を歩いてみました。木曽11宿です。
木曽路へは8時ちょうどのあずさ2号で・・・・・
ではなくてスーパーあずさ5号で出発(新宿からでる下り特急は1,3,5号と奇数番号です)
塩尻駅 10時28分到着 10時49発の中津川駅行き2両編成の普通列車です。
日曜日のせいか座る席もないほどの混雑です。
11時17分やっと奈良井駅に到着です。ざっと半日かかってしまいました。
木曽路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖のみちであり
あるところは数十間に臨む木曽川の岸であり
あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。
(夜明け前 冒頭から)
奈良井駅を下車するとすぐに奈良井宿です。保存状態もすごくいいようです。
なによりいいのはそこに生活感があり賑わいがあります。単なる名所旧跡ではない感じがします。
お蕎麦屋さん、土産物屋さんそれに漆器の店。観光に依存していない普通の居宅もあります。
それでは街並みを楽しみましょう。
昔は参勤交代の大名行列が連なり通り過ぎた道。活気があったのでしょうね。
奈良井は平成23年NHK朝の連続ドラマ「おひさま」の撮影地です。
木曽はどこでも湧水があふれています。(水場)
都会人はこれを見るとミネラルウォーター流れていて十円玉がじゃらじゃらしている感じがします。
鎮神社 これから先は鳥居峠に向かいます。
お昼は五平餅とお蕎麦です。まだ歩くのでお得意のビールは飲みませんでした。
市の有形文化財の「中村邸」を見学しました。
江戸の終わりごろ漆の問屋として栄えていた建物です。
母屋は間口が狭く、奥行きが深い短冊状の敷地に、間口三間間二尺、奥行き九間半の二階建てです。一階より二階が少し前に出た「出梁造り」という中山道の宿場町に多い形です。
とパンフレットにかいてあります。
確かに細長い。
裏に回ると手入れの行き届いた草花と蔵もありました。
木曽の大橋(木曽の檜で出来ています)
奈良井駅で列車を待っていると
上り特急「しなの」名古屋行きが轟音とともに通過していきました。
車窓からの眺めも良く在来線の特急としてはご隠居の好きな一つです。
次は福島宿に向かいます。