ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

大井川鉄道の旅(2)

2013年08月27日 | 旅行

2日目は大井川鉄道井川線(南アルプスあぷとライン)に乗車して、さらに大井川を上流に進む旅です。

千頭駅井川線ホーム。 

 

ディーゼル機関車DD20がお待ちかね。

本線のほうでは新金谷行のSLが出発の準備で黒煙を上げています。

SLは今日もやる気十分です。

  


民家の間を縫うように出発です。

BSチャンネルの鉄道の旅でよくスイスの氷河特急が放送されます。

まああんなに豪華でなくても鉄道ファンとしては少しわくわくします。

最初の大井川の鉄橋です。

 

井川線は一部1000分の90(1km進んで90m登る)という、日本一の急勾配な場所があります。

ここではアプト式適用の電気機関車を増結します。アプト式鉄道も日本ではここだけです。

私の若い頃でも横川・軽井沢間のアプト式は廃止になっていました。が横川駅では上野から来る「特急あさま」も自力で登れず、後ろに電気機関車を2両増結して押し上げました。

その作業時間の合間にホームに降りて釜飯を買い求め、パクパク始める頃にはゆっくり列車は碓氷峠を登り始め、レジャー気分が高まりました。

アプトいちしろ駅

 

女性の車掌さんの手旗に誘導され無事連結完了。

入道雲、森のざわめき、機関車の油のにおい

ああ夏季旅行。

線路中央のアプト式ラックにも注目。

最後尾から機関車がぐいぐい押し上げてくれます。進行方向右側には大井川。

 

 突然巨大な長島ダムが見えてきました。

列車は更に山奥に

 

 

井川駅構内

 

 
静かな井川湖、雨が少ないためかなり水位が下がっているそうです。

中部電力がここにダムを建造するための資材を運ぶ手段として井川線ができました。

原子力に頼らずこんなに美しい副産物までできる自然の力で電気をまかなえないものでしょうか。

紅葉の頃のあぷとラインはいっそう素晴らしいとのことです。

今年の秋お出かけになってはいかがでしょうか。
本日の旅はここまでです。

そのまま折り返して静岡市内に行き、ワシントンホテルに宿泊して、今度は都会の風に当たります。

ここにはいい風が吹いている・・・・

 

懐かしの名曲を聴きたくなりました。 『風』 はしだのりひことシューベルツyoutube

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大井川鉄道の旅 | トップ | 大井川鉄道の旅(3) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事