(岩手大1勝、青森中央学院大1敗)
岩手大 020 000 000 2
学院大 001 000 000 1
岩手大:三浦-若山
岩手大:安打6、三振2、四死球4、盗塁1、犠打4、失策1
学院大:安打1、三振7、四死球6、盗塁1、犠打2、失策1
■岩手大メンバー表
1.川村悠④(2年花巻東)
2.大越⑤(2年宮古)
3.石井⑧(4年花巻東)
4.若山②(2年仙台育英)
5.城戸⑥(4年中京大中京)
6.川村健③(2年盛岡大附)
7.八木⑦(3年今治西)
8.小野寺DH(2年一関一)→R:浅野(4年苫小牧東)
9.深川⑨(3年八戸北)
■戦評
巨人・大森スカウトが見守る中始まった岩手大の2011年初戦。序盤3回まで6四死球と乱調気味だったエース三浦は尻上がりに調子を取り戻し、終わってみれば被安打1、7奪三振と貫禄の完投勝利。監督不在の中「岩手大学野球」に徹したチームに勢いを与える勝利となった。
立ち上がり苦しい投球の三浦を援護したい岩手大は、2回、四死球で出塁の5番城戸、6番川村健を7番八木が追い込まれながらも送り、1死二三塁の先制機を迎える。8番小野寺の当たりはレフト前へ、城戸が生還し1点先制。さらに、9番深川のショートゴロの間に追加点を上げ2-0と序盤でリードを奪った。
初回の満塁、2回の一二塁の好機を生かせなかった学院大は3回、2死二塁に笹森を置いて、6番井上のレフト前ヒットで1点差に詰め寄った。
序盤制球に苦しんだ岩手大のエース三浦は、4回以降エラーで走者を出したのみで、無安打に学院大を押さえ込んだ。岩手大攻撃陣は、走者を手堅くバントで送る作戦が成功(4回)していたが、今後はヒットエンドランなど相手を揺さぶるお得意の「岩手大スモールベースボール」に期待したい。
■岩手大写真館
・バックネット裏から見た三浦の投球
・盛り上がる岩手大ベンチ
・「代走、浅野」を告げベンチに戻る北山(4年花巻北)
・岩手日報に載った三浦