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怪笑小説ー東野圭吾

2018年02月19日 | 読書

評価3
当代きっての売れっ子作家東野圭吾の初読本。
ちょっと重い小説が続いたのでネットで「笑える小説」で検索したところ出て来た短編集。筒井康隆のトンデモナイ短編に慣れたわが輩にとっては可もなく不可もなくという感じ。ま~そんな中でも、人間の本性を暴くのが好きなわが輩にとっては「鬱積電車」「動物家族」が面白かった。解説によれば、実はこの手の短編は東野圭吾の作風からは外れているらしいのだが、今しばらくはミステリ以外の物を選んで読んでみようかと思っている。まんず、わが輩はへそ曲がりな、もんで(笑)。