白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

時々見るYouTube

2018年09月24日 | 家族・自分
「新日本紀行のテーマ」
「スーパーボウルでのレディガガのアメリカ国家斉唱」
「天空の城ラピュタ」
「昼の憩のテーマ」
「森高千里の渡良瀬橋」

これで、年寄りは泣けて来るのです、くっくぅ~~~

老後の資金がありませんー垣谷美雨

2018年09月24日 | 読書

評価4

新聞広告を見て気になっていた本。普段はネットで中古本を購入しているのだが、手許に図書カードがあったので新品を手に取った。「how to物」かと思っていたが、なんの、なんの、家族物。

娘の結婚、舅の葬式に思わぬ出費がかさんだ主人公・篤子に、今度は夫婦揃ってのリストラが言い渡された。老後の蓄えがどんどん細り、これからの人生に希望を持てない日々が続く。でも、いろいろ困っているのが自分だけではないことがわかって来た篤子は、徐々に周囲の人間に素直に自分をさらけ出して行けるようになる。結論は「幸せかどうかは自分の考え次第ってこと」かな・・・?

後半に出て来る篤子の義母が面白い。なんと篤子と義母が年金詐欺の片棒を担いで10万円をちゃっかり懐に。いきなり推理小説に突入か!?と思ってしまった(笑)。そう言えば、垣谷美雨さん、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を取ってました。