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分水嶺ー笹本稜平

2019年07月28日 | 読書

評価3

父親の遺志を継ぎ山岳カメラマンとなった風間健介は厳冬の大雪山中で絶滅したと言われているエゾオオカミ探しに人生をかけている男・田沢保と出会う。田沢は殺人罪で懲役に服し、亡き父との親交も深い男だった。やがて健介と田沢はリゾート開発を阻止するために幻のオオカミ発見に奔走する。

相変わらずの人生訓めいた言葉が散りばめられ、くどい感が拭い切れないし、獣の魂の叫び声が聴こえる健介は超能力者か?って感じだが、ま~これが笹本作品なのでしょうがない(笑)。また、今回も「信じる」ことの大切さを教えてもらいました。