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迷走する帝国(中)-塩野七生

2020年09月03日 | 読書

評価5

235年マクシミヌスが皇位について以降、30年間で皇帝が13人も変わるまさしく「迷走期」に突入したローマ。ライン、ドナウ防衛線では蛮族が続々と侵入し、パルティアに替わったササン朝ペルシアには皇帝を捕虜にされ、疫病、キリスト教徒対策にも悩まされる。

とりあえず、軍団に殺されては次々と就任した軍人皇帝の名を記す。

マクシミヌス・トラクス(在位235-238)
ゴルディアヌス父子
パピエヌス
バルビヌス
マクシミヌス
ゴルディアヌス3世(238-244)
フィリップス・アラブス(244-249)
デキウス(249-251)
トレボニアヌス
エミリアヌス
ヴァレリアヌス(253-260)
ガリエヌス(260-268)