アンネ・フランクの記憶ー小川洋子 2020年11月08日 | 読書 評価 小さい頃「アンネの日記」を読み作家を目指したという小川洋子さんのアンネの足跡を訪ねる旅。フランクフルトの生家、アムステルダムの隠れ家、アウシュヴィッツを巡り、アンネの親友・ヨーピーさん、アンネ一家の恩人・ミープさんとの静かな語らいが涙をそそる。 芥川賞の選考委員も務める小川洋子さん(もちろん芥川賞作家)の静かな語り口が心に浸みる。アンネの一生の追体験をさせてもらいました。また「アンネの日記」を開いてみようと思います。