まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ラジオの修理、イヤホン壊れた

2023年05月13日 | ラジオな日々

12日未明、NHK R1で『ラジオ深夜便』を聴いていたら、「ぷちっ」という音がして、放送がと切れてしまった。

自作工作のゲルマラジオだから、アンテナ線の接触不良だったり、ハンダが剥がれてしまったりと、トラブルはいつものこと。

手はかかるけれど、そんなトラブルと付き合いながらのラジオな日々、時間は、もう十二分に爺さんになってしまったけれど、子供の頃のわくわく感が戻ってきて楽しくもある。

今回は基盤をテスターで点検しても断線しているようでもなし、アンテナ、アース線を別のゲルマラジオにつなげると放送が聞こえる。

今朝は、本格的に点検。
接点を軽くつついてみたり、引っ張ってみたり・・・

で、「ぽろっ」とイヤホンのヘッドが取れた(・o・)



久々にハンダごてを引っ張り出し、買い置きしてあったイヤホンに付け替え。

復活した\(^o^)/

千円も出せばゲルマラジオより数段性能のよいラジオが買えるし、スマホやPCのラジコアプリでノイズなどない高品質の放送が気軽に聴ける時代。
一般には、それらを使うほうがいいに決まっている。

もちろん化石化進行中の自分も、それらを持っていないわけではない。

でも、ゲルマラジオに手をかけている時間、自分で作った、直したラジオを聴いている自分が結構気に入っていて楽しいのである。

家庭菜園で畑をほじくって、野菜を作るのと通じるかな。
野菜だって、買ったほうが品質もよく安いものがスーパーや直売所にたくさんならんでいる。(笑)
それでも、作付けの計画をして、畑をほじくっているとき。草を引きながら育つのを見守っている時間は、値段にはかえられないものがある。

いつも、『シャンテック電子』さんから通販で部品を分けてもらっている。

字田舎に住んているので、通販で買えるこんな業者さんは有り難く、自分にとっては貴重。
商売としては大変そうだけれど、ながく続けてほしいなぁ。

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イヤホンのコードは編めば使い勝手がいい

2023年04月26日 | ラジオな日々

いまどきのラジオは、スマホのradikoアプリを使って、無線のイヤホンですっきり聴くのが定番なのだろう。

それは認めつつも、いまだにNHK R1の『ラジオ深夜便』を自作のゲルマラジオで聴いている昭和の電波少年、男の古にとっては、ラジオは乾電池をいれて、線でつないだイヤホンを耳に突っ込んで聴くというスタイルが一番使い慣れているので使い勝手もいい。

こんな形で、ウォーキングしたり、家庭菜園をしたり。生活の中で、四六時中ラジオ放送が流れている。

昭和の頃の技術は、PCのLANにしても、マウスにしても、ラジオのイヤホンにしても、線でつながっているから、シンプルで分かりやすいのだけれど、この『線』、案外面倒くさいブツである。

絡む、引っ掛かる。
もう、ジャマ!ってやつである。

いつの頃からか、この線を編むようになり、自分的には自己満足度『高』

PC周りのマウスも、アミアミ。

今風のものはみな、スマートで利便性が高いけれど、機器の値段も高いし、数年でバッテリーなどが寿命となり、買い替えなんてことも。
日々の使用では、充電は頻繁にする必要があるし、電気は食うし、パケット代がかかる。
一言でいえば、便利な生活は、お金がかかるってことで、コスパは今ひとつ。

昭和の昔からのものは、使う上でひと工夫がいるものが多いけれど、分かりやすいし、寿命も長く、コスパは最高にいい。

今後もどんどん便利で使い勝手のいい機器がでてくるのだろうけれど、私的には、これからもラジオなどは、ポケットラジオに有線のイヤホンをつないで聴いていくんだろうなと思う。

たまに乗る田舎の電車でも、車内で文庫本をひろげて読んでいるのは「私だけ」の存在に。もはや化石化しつつあるのだけれど、今風のことを受け入れつつも、自分のラクなスタイル、お気に入りの形で過ごしていきたいと思っている。

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ひとり工作の時間で、使い込んだラジオケース作り

2022年11月23日 | ラジオな日々

Sony ICF R-353(2010年発売 生産終了)のポケットラジオは、当時たまたま聞いていたニッポン放送のラジオショッピングで1万円くらいで衝動買いした記憶がある。

使ってみるとこれがなかなかの優れもので、ラジオ局の周波数はプリセットされており、ボタンで一発選局、周波数がずれるなんてこともない。

イヤフォンで使用していると、単4電池1本で100時間はゆうに聞ける。

気がつけば、10年以上使い込んだ。

選局ボタンがはげてきたりはしているものの、本体はまだ現役で、ウォーキングや外作業時はいつもポケットの中にある。

が、ケースがボロボロになってきて、とうとう側面のビニールの部分が破れてしまった。


ケース無しで使うことも考えたのだけれど、いつも持ち歩くものだから、やっぱりケースは欲しい。

Sonyさん自体がラジオに力を入れなくなったことに加え、本機はすでに生産終了で、付属品などはネットにも見当たらず。

「しょぼくてもいいから、自分で作ってみるか」と思い立ち、合成革のハギレをしばらく探していたが、先日100均で見つけた小物入れを加工し、今朝からひとり工作の時間。

きちんとはかって、型紙におとして作ればいいのはわかっているけれど、「ま、ここは適当に」
大まかに寸法をはかり、ハサミとカッターで整形して瞬間接着剤でペタ!

スピーカーで聞くことはないから、スピーカー部分の穴あけ作業は省いた。

しょぼいけれど、自分のポケットの中で使うラジオの保護ケースだから、これでも十分である。

なにより、これを作ろうと思い立ってから、ネットやホームセンター、100均などでの素材探しの時間や実際にあれこれ考えて工作している時間が楽しかった。

接着剤は手持ちのもの、素材費は100均の小物入れ110円でできた。

このラジオを購入したころの自分であれば、「もう十分使ったから」とラジオごと廃棄して新しいものを買ったに違いない。

ラジオも今や、中国のDEGENやTECSUNがSonyの技術を凌ぎ、安くて良い製品をつくるようになった。

過去のSonyのラジオは希少品。
Sonyのラジオファンとしては、ちと、寂しい気もするけれど、このICF R-353も手入れをしながら、大切に使っていきたい。

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ゲルマラジオ・ロングワイヤーアンテナの点検&手直し

2022年10月09日 | ラジオな日々

ゲルマラジオ3号機は壁掛け型 2017年09月20日 | ラジオな日々』で自作したゲルマラジオは、時々手入れをしているものの、いまだ「深夜・早朝のお友達」で、NHK R1の『ラジオ深夜便』を聞いている。

『ラジオ深夜便』のタイムテーブルはすっかりお馴染みになったから、灯りをつけなくても、そのときイヤホンから流れてくる内容でおおよその時刻が分かるようになってしまった。

再び寝落ちの時もあり、眠れずに朝を迎えるときもあるのだけれど、静かな夜、早朝には十分な音量だし、無電源だから寝落ち時の「つけっぱなし」の心配もない。

ゲルマラジオの一番のお気に入り点は、構造が簡単で、自分で組み立てたということもあって、不調の場合も不具合点を見つけ修理できるというシンプルさ。

点検し手直ししてなおったときには、『ベニア板の小切れ』がとても愛おしくなる。

今回は9月下旬に突然放送が聞こえなくなった。

NHKさんが放送出力を落としたり、大陸系の強い電波の到着が多かったり、気象的に電波状態が悪いときなど、ときどき聞こえなくなることはあるものの、今回は何日も同じ状態が続いたので、ラジオ・ロングワイヤーアンテナの点検&手直しをおこなった。

まず、テスターでゲルマラジオ3号機の通電状態を確認。
問題なし。

念の為、他のゲルマラジオをアンテナ、アースに繋いでみたが、みな受信音なし。

アース線も両端をテスターで繋いで点検。
断線の様子はなく、通電状態を示すテスターの音も良好。

外に15mほどの被覆線を張ったロングワイヤーアンテナ、部屋に引き込んでいるリード線あたりに的を絞って、今朝から点検。

部屋に引き込んでいるリード線部分が通電はしているものの、今ひとつ状態が良くない。

そこで、先日100均で買ってきてあった細い被覆線を使って、ロングワイヤーアンテナの端とラジオの端子までを交換。

アンテナと引き込み線のつなぎ部分の錆つきやリード線が途中で断線しかかっていた部分があったのかもしれない。

昼間のこの時間でも十分に聞き取れる音量で、ゲルマラジオ3号機が復活した。

NHKさんはAM放送を将来も継続してくれるらしいけれど、民放ラジオ局ではFM波への切り替えの動きが始まっているようだ。

ゲルマラジオを趣味で楽しむにも、定期的な点検や手直しがいる。

趣味ならば、これも楽しいけれど、放送設備、巨大なアンテナの維持、老朽化による更新などを思うと、民放は、いずれはコスト面から中波、短波放送(AM)から撤退ということにもなるのかな、とちょっと複雑な思い。

<千葉県内の送信所を訪ねた以前の記事>
○ラジオ日経送信所 長柄町
長柄(ながら)送信所の下できいたラジオ日経RN2 2016年09月08日 | ラジオな日々
○ニッポン放送送信所 木更津市
送信所で聞いたゲルマラジオ 2021年04月07日 | ラジオな日々

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時差

2022年03月02日 | ラジオな日々

今朝も2時過ぎに目覚めてしまい、トイレのあとしばらく眠れなかった。

先にブックオフで大人買いした、佐伯泰英さんの『新酔いどれ小籐次 らくだ』を眺めながらしばらくする内にまた寝落ちし、4時50分頃からなる目覚ましラジオ(NHK R1 ラジオ深夜便)のエンディングで目覚めた。

毎朝聞くアンカーの語るこのエンディングに励まされている日々だけれど、今朝は特に心に響いた。

「昨夜この番組の始まる頃にウクライナで沈んだ太陽がもうじき私達の国を照らしてくれます・・・」

東京はウクライナより7時間進んでいるらしい。

ラジオ深夜便の始まる11時頃に、ウクライナのみなさんの不安と動揺な生活の上を照らしたお日様は、6時ころには、平和ボケの感もある我ら日本の東の空を茜色に染める。

同じお日様の下なのに、なぜこうも違うのか。

今朝はそう思った。

そもそもお日様がわれらが地球の周りを回って明かりをくれているわけではない。

お日様の破片みたいなわれら地球号がお日様という親の周りを公転して、一生懸自転して、そこに奇跡的にたくさんの生命が生まれ、たまたまたくさんの資源があった。

われら地球号は奇跡の星だと思う。

なんで、国とか領土とかに強く拘る必要があるんだろう。

欲張りをせず、ゆるく、なかよくやっていけばいいんじゃないのか。

日本では、いじめられる人が話題にのぼり保護されたりする社会だけれど、いじめる側の人にこそ問題が大有だと思う。

そんな人、もし子供であれば、家庭生活、親にも問題がある場合が多い。

還暦を過ぎた経験から言っても、いじめられる側の人は、自分のペース、自分の世界はあっても、そもそも他人を侵害するような人はあまりいない。
変わっていても、ほぼほぼ平和主義者である。

日本だけでなく世界でも、いじめられる側を助けるより、いじめる側の人、その親も含めて顕在化させ公的な力で早期に精神的なカウンセリングしたり、場合によっては施設等に隔離するような方向性も平和の手法かとも妄想した。

テレビでみるウクライナ問題は遠い世界の話だけれど、日本の北方領土は、ロシアである。

日本もウクライナも紙一重かと。

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