まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

関東ふれあいのみち(千葉23)ひとりウォーク

2018年05月19日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
千葉23 滝のあるみちは、君津市香木原(かぎはら)バス停を起点に、清和県民の森内を中心に、豊英(とよふさ)下の台バス停までを歩く8.5kmのコースである。
 
香木原(かぎはら)バス停へは、JR久留里線上総亀山駅から予約制の君津市オンデマンドタクシーがあり、下の台バス停へは、JR内房線君津駅から日東バスと君津市コミュニティバスを乗り継いで移動できる。
バスの本数はある方なので、バスでの移動も楽しいかもしれない。
 
バスを乗り継いで現地まで行くというのもウォーキングの楽しみ方ではあるけれど、今回は清和県民の森まで愛車の古い軽四に無理をさせ、山道をのろのろ進み、そこをベースに香木原(かぎはら)バス停までを往復してきた。
 

国道410号線沿いの下の台バス停に立ち寄った。
 
 
バス停の反対側を入ったところに、豊英(とよふさ)ダムがある。
 
豊英(とよふさ)ダムは、小糸川を水源とする工業専用ダムで、君津製鐵所の拡充建設計画に伴い、工業用水確保の必要性から昭和44年に完成した。
 
君津市のHPでは、4台の無料駐車場があると記載されているが、現在は入口に車止めがされ駐車まで車で進むことはできない。
以前訪れたときは、車で入れたのに(/_;)。
 
ここに車を止めてコースを往復する目論見は、スタートから計画変更である(トホホ 笑)。
 
ふれあいのみちに沿って、清和県民の森を目指し、生活道を車でそろそろ進み、
 

途中、雰囲気あるつり橋(使用不可)を見学して、
 
 
ロッジ村手前の県民の森駐車場へ車を止めて歩き始めた。
無料貸し切り状態(笑)。
車上狙いが多いとの注意看板があったが、わが愛車からは、どうみても”お金持ち”には見えないし、実際ないので、その点安心(笑)。
 
 
ここから、今回のチェックポイントの豊英大滝まではわずかの距離だ。
 
 
少し山道に折れこみ、ジブリの森のような小道を進むと、豊英大滝が見えてきた。
雰囲気はあるけれど、大滝ってほどの迫力はないかも(*^^)v。
 
 
林道渕ケ沢奥米線を歩く。
 
新緑の中にのびた舗装された歩きやすい道路で気分爽快。
 
 
 
 
野に咲く花は、飾り気はないが、凛と咲いていた。
見てみて感の強いバラなどより、こういうのがいいなぁ。
 
「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」(滝野瓢水)
なんちゃって、で、思い出だけ写真に撮ってきた。
 

キャンプ場脇から林道を離れ、山の尾根道に入る。
ヤマビル、ヘビ、ケムシ、イノシシ、サルなどが普通にいる彼らの世界に立ち入りことになる。
 (できれば、この時期、山の中は(´・д・`)ヤダ)
 
 
 
アップダウンの連続で、途中自然道に近い岩肌の道もあり、滑落したら間違いなく大きな事故になり、世間様に迷惑をかける。
雨天や雨上がりなどのコンデションの悪いときは、とても歩けないコースだ。
 
 
 
山の尾根をいくつも越えて、再び林道渕ケ沢奥米線へ戻る。
 
 
コンデションの悪いときは、舗装された林道が無難。
 
スポーツサンダル&平地歩き派の軽装じいさんは、復路は迷わず林道を歩いてきた。
  
 
 
林道香木原線に入り、
 
 
てくてく歩いていたら、
 

目的地の香木原バス停が見えてきた。
 
ときどき房総の山でも滑落事故で命を失くしたというニュースが地元紙などに載るが、21 アジサイのみち、22 モミ・ツガのみち以降のコースはウォーキングというより、それなりの登山の装備と準備をしていくべきだと感じた。
 
コース名:千葉23 滝のあるみち
スタート 君津市 香木原バス停
ゴール  君津市 下の台バス停  8.5km
実際に歩いた日 2018年05月17日(木)
本日の歩数   25,127歩
 
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<今日は何の日>
今日は、ボクシング記念日です。
 
1952(昭和27)年の今日、白井義男(当時30歳)さんが、ボクシング世界フライ級タイトルマッチで、日本初のボクシングチャンピオンとなりました。
当時の日本人にたくさんの夢と希望を与えてくれました。
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人の方が囲われてるような

2018年05月17日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
関東ふれあいのみち(千葉23)滝のあるみちを歩いてきた。
 
コースは、君津市にある清和県民の森周辺である。
 
山深いエリアで、自然はとても豊か。
今年の早い夏に促されるように萌えた新緑がきれいだった。
 
歩いていると、宅地周りやほとんどの田んぼ、畑は電柵などで囲んである。
きっと、イノシシ、サルなどの被害が酷いのだろう。
 
林道で茅の若芽を食べているサルの一団もみかけた。車が通ったり、人が歩く道まで出てくるのだから、かなりいるのかもしれない。
 
昭和の初めころまでなら、イノシシなどの獣は狩って食べてしまったのだろうが、今は山の手入れをしたり、狩猟を生業にしている人はたぶん少ない。

みな、ベイエリアの工業地帯へ出て働き、サラリーで暮らしているのだろう。
だから、増えても捕る術がないし、仮に捕えてもその先の処理ができない。
 
電柵などは、人の生活面からみれば生活を守るためのものではあるけれど、自然界側からみると、柵に閉じ込められて人が暮らしているようにも見えた。
ずっと前に観た、映画「猿の惑星」の一シーンのようにも感じ、なんだか複雑な景色だった。
 
 
 
============
<今日は何の日>
今日は、日本高血圧学会と日本高血圧協会が制定した『高血圧の日』です。
 
いろいろな記念日があるもんですね。
 
自宅で毎朝晩血圧を測って記録してみるのも、自分の体調が見えて面白いですよ。
もう、4年近く続けています。
朝は高い傾向があるので、朝からあまり激しい運動はしなくなりました。
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関東ふれあいのみち(千葉20 22)ひとりウォーク(後編)

2018年04月04日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
安房小湊駅から隣の安房天津駅へ電車で移動。
 
駅前から、鴨川市コミュニティバス清澄ルート安房天津駅発9時17分のハイエースバスで清澄寺まで移動。
 
バスの待ち時間が小一時間あり、他の路線のバス待ちのおばちゃんたちと雑談。
こんな時間も結構楽しい。
 
さて、
 
 
清澄(せいちょう)寺バス停を下りて少し来た道を戻ると、関東ふれあいのみちモミ・ツガのみちの案内板があった。
 
 
さらに戻り、清澄寺の門のところから左にコースに入った。
 
 
ヤマビルが相当出るようで、ここにも注意喚起の看板が。

でも、ここまで対策せずに来てしまったら、ここで看板を見ても仕方ないよなぁと思いつつ、「今日は、出ませんように」と神仏に勝手なお願いをして、いざ出陣!
 

コースをしばらく進むと、車両封鎖の門が設置されていた。
この光景は大多喜のアジサイのみちでもあり、その時地元の人に教えられ、歩行は可と知っていたのでおもむろに隙間からスルー。
 
 
砂利で整備された林道が続き、房総丘陵を見渡せる景色もグー。

ヒル多発、健脚コースって、これ?と高をくくり始めたとき、まさかの坂が口を開けたのであった( ゚Д゚)。
 
 
『元清澄入口』
登山道の始まりである。
 
 
よく整備された登山道ではあったけれど、落ち葉は多く、雨が多くなり、気温が上がれば、これはヒルも多いわな、と納得。
 
 
左側崖で歩くだけの幅の鎖道も。
 

このときは、「なんか、雰囲気あるなぁ」なんて楽しんでいたのだが、この後、いく度となく続くアップダウン、更には垂直に近い鎖道など、健脚コースとうたわれた所以を思い知ることになるのである。
 

元清澄山344mの山頂に到着。
リュックの中で上ってきた白くんだけは、ご機嫌に万歳ポーズを決めている。
 
愛宕山(408m)、鹿野山(379m)、清澄山(377m)、富山(349m)、その次にここくらいか。平均高度42mで、日本最下位の千葉県としては、まずまず高い山と言える。
 
余談だが、交通死亡事故多発日本一平均高度最下位、これは今日現在(2018/04)も不動である。

交通死亡事故多発については、取り締まり以外に、道路のハード的な要因もあるに違いないけれど、「いやぁ、事故を起こす人は、他府県からの人が多いんです」なんていまだに言っている偉い人もいる。
高速道路網を整備すれば、他所から車で来る人が増えるのは当然の帰結であり、慣れない人でも戸惑うことのない道路や設備を作るのは、お上の使命だと思うんだけれど、食逃げのお役人が多いのかな。
 
子供や高齢者が安心して歩ける街を作ってもらいたい。
 
さて、話をもとに。
 
山頂には、大山を祀った石碑があった。
持参のおにぎりのお昼をとって小休止。
 
清澄寺の元は、この地にあったという。
 
調べてみると、771(宝亀2年)不思議法師が訪れて、広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った虚空蔵菩薩を祀る一寺を建立し、山岳信仰の霊場になった。
山頂近くに古い柏の木があり怪しく千光を発していたことから山号を千光山とし、柏の木の下に水の涸れた池があって、加持すると清泉がたちまちに沸いたことから寺号を清澄寺としたとの記載もあり、その真偽は別として、自分で歩いてみて、ここは千光山だと納得した。
 
尾根を繋ぐ道は、木々の根でしっかりグリップされている。
 
山は、木が守り、木はコケや虫に守られ、木は実や寄ってくる虫という形で獣に生計を与え、獣は死骸や糞尿という形で木や小動物、虫の生計を与える。
 
そういう感性に至ったとき、コケなどが千光を発して見えたというのは充分現実的と思う。
 
午後は、金山ダム方面へ下りる。
 

下山を始めてしばらくして、「ややっ」という鎖場に遭遇。

木の根で足場はあるものの、見た目3~4mで垂直に近い( ゚Д゚)。

このコースは、ウォーキングというより、登山コースだわ、と独り言。
 
 
さらに進むと、「みついし右 明治六年」と読める古い石の道標が残っていた。

そういえば、元清澄山頂上手前に、三石山と表示された分岐があった。
 
昔の人は、こんな山の尾根を歩いて、三石山までお参りに行ったのか。偉かったなぁというより、遠くても平らな道を歩いて行こうよ、という気持ちになった。
 
信仰という点では、苦労した分だけご利益もあったのかもしれないけれど。
 
 
下りの方が道も険しく、長い下坂(反対から登ればきつい登坂)が続き、膝が笑い出す。
 

13.5Kmというコースにしては、きついなぁと弱音が出始めた頃、金山ダムの赤い橋が見えてきた。
 
 
本コースのチェックポイントの休憩所。

この付近は、中世の東条氏が金山城を築いたところらしい。よく見ればなにか遺跡が残っているのかもしれいないが、気づくことはなかった。
 

金山ダムバス停に、14時10分に到着。

鴨川市コミュニティバス北ルート15時25分発のバスで鴨川駅に戻る計画だったが、1時間以上早く着いてしまった。

このバス停でぽつねんと1時間待つのもつらい。

鴨川駅まで歩いたら、途中、波の伊八の生家跡などもあり、時間は1時間ちょっとだった。
 
本コースは、前評判とおりの健脚コースだ。
 
今まで歩いてきた関東ふれあいのみちは、ほとんどがそれほど事前準備のいらないコースだと感じるが、このコースは、ヤマビル対策などで、歩く季節を選びそれなりの装備と歩く日のお天気(雨上がりや雨天は遭難する危険あり)、本人の体調、マップや磁石(ナビ)などをしっかりチェックした上で、できれば複数で歩くコースである。
300mの山でも遭難、命を失うということもありのコースだと思う。

携帯電話(ドコモ)の電波は、山頂付近でも入っていたので、緊急連絡用に携帯電話も必需品だろう。
 
万歩計を付けて、歩くことを意識して41か月。
スタート当初は、平地を一万歩も歩けば、足はむくみ、マメができて、青息吐息だった。

このコースを息切れすることなく歩き通せたことで、大きな自信になった。

関東ふれあいのみち千葉は、後数コース残すばかりとなったが、このコースが実質卒業検定になったように思い、今満足している。

コース名:千葉20 海と森をつなぐみち
スタート JR外房線行川アイランド駅
ゴール  鴨川市内浦山県民の森     9.4km

コース名:千葉22 モミ・ツガのみちの
スタート 鴨川市清澄寺バス停
ゴール  鴨川市金山ダムバス停     13.5km
 
実際に歩いた日 2018年04月02日(月)
本日の歩数   40,855歩
 
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<今日は何の日>
今日は、二十四節気の一つ、清明です。
 
草木が芽吹き何の草木か明らかになる日ということですが、ほんとうにそんな時節ですね。
眠っていたリンゴ、グミ、ブルーベリー、ランタナやデュランタ、モミジなどみな芽吹いて、それらしくなってきました。
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関東ふれあいのみち(千葉20 22)ひとりウォーク(前編)

2018年04月03日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
関東ふれあいの道(千葉20)海と森をつなぐみちは、関東ふれあいの道(千葉21)アジサイのみちひとりウォーク(2017年07月10日 | ぶらぶらウォーキングの日々)で、コースの後半を歩いているので、今回は残っていた前半と(千葉22)モミ・ツガのみちを歩いてきた。
 
今回歩いた(千葉20)海と森をつなぐみちの前半は、JR外房線行川アイランド駅を起点に、日蓮宗誕生寺を経て安房小湊駅までである。

行川アイランド駅を右に出て、前の国道を横切ると、おせん転がしという伝説の海岸にでるが、今回は次コースの路線バスの時間に間合わせるため立ち寄りは見送り。
 
 
トンネルの右の道路から、地元の人たちの生活道に入り、
 

最も海よりの道路を春の朝日を満喫しながら、誕生寺まで歩いた。
まだ、時刻は7時台で、海風も最高に気持ちよかった。
 
 
日蓮生誕の地にたつ誕生寺に裏山側から入り、本日の安全を祈願。
 
誕生寺仁王門が、(千葉20)海と森をつなぐみちのチェックポイントである。
朝早い時間だったので、参道のお店も開いておらず、参拝者もなく、自撮りには都合がよかった。
 
周辺には、足湯があったり、鯛の浦見学や魚市場での買い物など、観光スポットも多いが、ほぼ地元のため、あまり興味なし(笑)。
 
 
内浦湾の海浜で、私年代のジイサンマンたちが、仕事なのかボランティアなのか、海岸清掃をしたていた。
 
捨てる人がいれば、きれいに掃除をする人もいる。
迷惑も思い至らず捨てる年ごろもあれば、同じ人間でも、他人のゴミを拾って歩く年ごろもある。
たくさんの利益を得る人の対局には、損失を被っている人が必ずいる。
 
普通が維持されているということは、普通じゃなくて、その陰でたくさんの人の生きざまがある。

人が生きるって、バランスが大切だと、ウォーキングジイサンマンは清掃ジイサンマンを見て感じたのである。
 

安房小湊駅のJRポスターで、微妙なキャラを発見して、電車がくるまでしばし不思議がった。

マザー牧場があったり、酪農発祥の地も近いので牛かな?ブタ君?
いやいや房総の野山で増殖中のイノシシ、シカ、キョンをキャラクターにしたのかも。
 
帰ってきても気になったので、この記事を書きながら、さっき調べてみたら、JR東日本千葉支社のマスコットキャラクター「駅長犬」が、どうもこれらしい(笑)。
 
そう言われれば、うちのワンコ先生の笑顔もこんなだったか。
(後半に続く)
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<今日は何の日>
今日は、インゲン豆の日です。
 
インゲンは、この時期じゃないでしょ、と調べてみたら、1673(延宝元)年、インゲン豆を日本に伝えた隠元禅師が亡くなった日を記念日としたようです。
 
インゲン豆、年間三回も収穫できるので三度豆ともいわれますが、最初の種まきはもう少し先ですね。
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今日はよく歩いたなぁ

2018年04月02日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
暖かくなるとヤマビル、ヘビ、毛虫などが動き出すし、獣も元気なってくる。
ヤマビル、ヘビ、毛虫は嫌いだし、イノシシやシカは喰う以外はどうもお会いしたいとは思わない。だから軽装派の私は初夏以降は山歩きはしない。
 
ヤマビルの宝庫(笑)と告知の多い、関東ふれあいのみち千葉22モミ・ツガのみちを、もうここいらが限界かと歩いてきた。
 
4時半に起きだし、二枚重ねに履いた靴下に虫よけスプレーをガンガンかけて、めったに履かないウォーキングシューズを引っ張り出して、いざ出陣。
 
健脚コースとの前ぶり通り、どんだけ山を越えただろう。
アップダウンを、ほんと、良く歩いた&歩けるようになった。
 
久々に履いたウォーキングシューズ、まずまずいいものなんだけれど、足が蒸れて、小さなマメがいくつもできた。
 
長い距離を歩くときは、筋肉の疲労や心肺の不調より、足のむくみマメの痛みに悩まされ歩けなくなる。

今日歩いた四万歩(30Km)くらいであれば、いつものウォーキングサンダルならほとんど足に異常がでない。
 
ヤマビルがでたり、岩がごろごろしているところを歩くには適していないが、ワラジに近いウォーキングサンダルは自分のウォーキングにはなくてはならないグッズだとあらためて思ったひとりウォークになった。
 
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<今日は何の日>
1922(大正11)年の今日、「サンデー毎日」創刊。
 
私は、違う意味でのサンデー毎日ですが、ご本家はこんな前からあったんですね(*^。^*)。
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