まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

難しい問題

2016年01月31日 | 日記

今朝、1月の収支を集計しながら、NHK日曜討論会を聴いていたら、『同一労働同一賃金』が話題になっていました。

お上が取り組もうとしているのは、正規‐非正規雇用間で、同じ仕事をしているのに、給料が大きく違うのは直さなきゃね、という問題のようです。

国会中継などを聞いていると、働き方は多様化しており、非正規で働きたいという人もいる、という発言が時々聞こえてきますが、家庭の事情等で、パートで働きたいという人はいても、進んで条件の悪い非正規雇用で働きたいという人をあたしは知りません。特に、若い人は、みな、将来を見据えられる、安定した雇用を望んでいます。

でも、『同一労働同一賃金』って、正規‐非正規雇用間だけでなく、かなり奥深い、難しい問題もあるのかも。

例えば、多くの会社は年功的な要素も残っています。そうなると、若い人と同じ仕事をしている中高年がいたらどうなるの?会社勤めをしていた時に、若手から、「あのオヤジ、給料ばかり高くて全然はたらかないよ」なんて不平が聞こえてきたのを思い出します。

清掃の仕事をしても、千葉の田舎では817円。茨城の田舎では747円。こんな地域間の不平もあるかもしれません。

難しい問題だと思うけれど、能力があっても非正規に甘んじている人たち、特に若い人たちのために、この大きな矛盾が、少しでも良い方向に向うといいですね。

 

コメント (1)
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